努力は必ずしも報われなかった! 努力は嘘をつく事も、人を裏切る事もある。

有名な名言「努力はかならず報われる」とありますが・・。

誰もが一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。「努力は人を裏切らない!」という有名な言葉。学校の先生もよく言っていたように思います。

目標に向かって必死に頑張る姿は、とても美しく、魅力的にも感じます。

ただ、誰が言った言葉なのかは分かりませんが、実際は「努力は人を裏切らない!」は、嘘だということがわかってきています。

ただ、「努力は裏切るから努力しないほうがいい」という怠けた記事ではなく、「努力が自分を裏切らせないようにするアプローチ」についてフォーカスしたいと思います。

努力が実を結ぶ人とそうでない人は何が違うんだろう。

 

ちょっと難しいテーマね。

 

 

「努力」の意味について考える。

「頑張ること」が評価される社会ですが、時として結果がでない時にはどんなに努力していても、自分の望むものが得られなかったり、周囲からの評価が上がらなかったりします。

「努力することが評価されるのは小学生まで」、つまり結果がでなければ意味がないというシビアな格言もあります。

まず、努力という言葉の意味を知ることから書き出したいと思いますがネットは辞書で意味を調べると「目標の実現のため、心身を労してつとめること。ほねをおること。」という意味です。

学校や仕事、人生においての目指すべき成績・成果をあげるため、頑張るという事です。

闇雲に動くのが努力ではなく、正しいベクトルをもった努力が大切

努力にはベクトルが大切です。

直線で100mまっすぐ進んだところにゴールがあると分かれば、右折したり、左折したり、回り込んだりする必要はありません。しかし、ゴールが見えない時代、そのまま進めばいいのに、目標地点を見誤り、迷走することもしばしばあります。

ベクトルとは方向です。

具体例をあげると、テストで良い成績をあげようとしているときに、テスト範囲を誤って認識してしまい、テストに出ない部分を学習をしていたとします。

これは、努力の成果物である「良い点数をとる」という目的を達成することはできず、「努力のベクトル」が間違っていたと言えます。

努力は、感情論ではなく「結果」で評価するべき。

上記のテストの例では、「せっかく頑張ったのだから、いいじゃないか!どこかで必ず役に立つよ!」という優しい声がかかる事もありますが、テスト勉強の最終目的は「テストで良い点数を取ること」です。

たくさん勉強したという事のみが、テスト紙面上で評価されることはありません。

スポーツにおいても、マラソン大会の練習で、必死に短距離走のダッシュを繰り返していても、大会でいい成績を残すことができません。

テストの例でも、マラソン大会の例でも、必死に時間をかけて、汗水ながして頑張って努力しましたが、本番では良い成績を残せる訳はありません。肝心の「努力のベクトル」が違っているからです。

テストを受けるためには、テスト範囲の学習が欠かせませんし、マラソン大会なら持久力が必要なので、短距離ではなく長距離の練習をすべきなのです。

上記の例では、すぐに努力の方向(ベクトル)が違っていることが判別ができますが、実際の仕事や人生においては、自分の努力がしっかり「正しい方向」に向いているかの判断、冷静な視点が大切になってきます。

仕事での努力が評価されないのはなぜ?

ビジネスシーンにおいて自分の評価は昇進・昇給に直結しますので、いい生活をするためにも努力は欠かせない要素です。

ただ、飲み会の席では「こんなに頑張っているのに出世できない!」「上司に評価してもらえない!」と嘆くサラリーマンの方も多いと思います。

どんなに時間を使って、必死に努力しても、それを判断するのは周囲という視点が大切です。

ビジネスにおいては、チームで行うことが多い為、組織の方針や目標を達成するため、所属する個人が何をするのかという事がポイントになります。

どんなに自分がやっているつもりでも、チームの方針と違っていたり、顧客や会社が求めていることと違う部分で必死に時間を浪費しても評価には結び付きません。

個人の感情にとらわれすぎず、会社が何を求めているのかという視点を持ち、冷静に考えて仕事に努力してこそ、周囲からも「あの人は頑張っているね!」という声がでてこそ、正しい努力を言えます。

仕事で、いまいち評価されていないと感じる場合は、直属の上司や親しい同僚に、「もっと良くするためにはどうしたらいか?」を確認してみるのもいいかもしれません。

努力すべき場所・すべきでない場所・自分にあった正しい場所

努力をするにも、ベクトルと同様に「努力する場所」もとても重要です。

学者になりたいという子供がスポーツの練習をしていても、それは努力の場所が違うという事になります。

また、定年間際にセカンドキャリアとして「ジャニーズに入りたい」と言って、ダンスや歌の練習を必死にしても、実際問題その努力が実を結ぶ確率はほぼないでしょう。

限られた時間を浪費して、必死に汗水を流して努力するのですから、そのゴールが実現可能かどうかを判断する冷静な分析は、絶対に欠かせない要素となります。

正しい場所で、正しいベクトルで、努力をするのがとても重要です。

ベクトルと場所があっていてこそ、最後にくるのが「努力量」

上の項で、ベクトルと場所の重要性を書きましたが、そこに問題がなければ、あとは必死にやるのみです。

東大生を数多く輩出している予備校講師の林先生も

「努力に大切なのは、正しい場所・正しい方向・十分な量」

と断言しています。裏を返せば、その3つが揃わなければせっかくの努力も成果を産まないと言い切ってもいいでしょう。「努力しているのに・・」とか「頑張っているのに・・」など、努力が実を結ばないと感じている方は、努力する場所や努力する方向が本当にあっているのか、一度冷静に分析してみましょう。

有名タレントも「努力は必ず報われる」には苦言

明石家さんまが、ラジオ番組で共演者のアイドルの座右の銘に苦言を呈しています。

共演者の森戸知沙希が座右の銘としている「努力は必ず報われる」に対して、「これは、やめた方がええぞ」と発言していました。

「これは(ビート)たけしさんと一緒の番組(に出たときに)、たけしさんも『 “努力すれば報われるかも” にしておいた方がいい』って。努力して、挫折する人はいっぱいいるから」

有名人も言っていますが、努力という言葉に信頼を置きすぎるのは、よくありません。ただ、努力をしなければ夢は叶わないのもまた真実と言えます。

「努力は人を裏切らない」という名言は「言葉のアップデート」が必要だ

努力は人を裏切らないという名言は、アップデートが必要な時期にさしかかっていると考えます。

「正しい場所・正しい方向・十分な量なされた努力は人を裏切らない」

と、少し長めのワードに変換してみましょう!

努力という言葉に含まれる意味が多すぎて、なかなか具体像が掴みづらい言葉ですが、上記のように言葉を添えるだけで、少しその実像が見えてくるのではないでしょうか。