暑い夏の日のこと。散歩をしていたのですが、ひどい暑さの為、歩くのに疲れてしまい、一時的に暑さをしのげればどこでも良いと思い、お世辞にも外観が綺麗とはいえない喫茶店に入店しました。
外観からは、建物の内部までは見る事はできませんし、この外観ならば店内もあまり清掃されていないのだろうなと、ある程度覚悟を決めてお店に入ったのです。しかし、現実はピカピカに清掃が行き届いており、レイアウトも今風のとてもオシャレな喫茶店だったのです。
さらに、コーヒーの味も美味しく、こんなに良いお店があったんだと驚き感動した経験があります。
プラスのギャップがあったからこそ、感動が生まれた!
見た目=汚い、店内=清潔というギャップは、ここの喫茶店の営業戦略なのかもしれませんし、特に意図せずそうなっているだけかもしれませんが、とてもおもしろい店だと感じました。
この外観・中身問題は、喫茶店だけに限らず、あらゆるものに当てはまるのではないでしょうか。
今回私が喫茶店に入る前は、外観が汚いので期待値が低かった訳です。
しかし、汚い外観と反比例して店内はとても綺麗だということで、感動が生まれました!
理想は、外観も趣味に合う、店内もオシャレ、コーヒーも最高に美味しい!というのが一番なのですが、すべてを兼ね備えたお店に出えることはなかなか稀ですし、お店探しはうまくはいきません。
外観が汚くて期待値ゼロでも、味が最高だとギャップがうける
その昔、外観が汚いけれど味はうまい店を紹介するという番組が放送されていました。
出演者が外観をみて「こんなに外観が汚いのに、料理が美味しい訳がない!」と言いつつ、お店に入るのですが、出てきた料理を食べて「うまい!」と唸るような番組構成になっていました。
ここで、重要なポイントは外観が汚いことでそもそもとして料理への期待値が低いからこそ、インパクトが生まれて、印象に強く残るという点です。
外観が綺麗、味がまずい、はマイナスのギャップになってしまう。
ここで注意したいのは、外観が綺麗、味がまずいでは、絶対によくないということです。
喫茶店だけじゃなく“ギャップ”でも同じことが言える。
ある学者の方が「家の入り口だけ綺麗に飾っても、中身がガラクタの家は繁栄しない」と言っていましたが、まさに様々な事にあてはまると感心したのを覚えています。
他人の目ばかり気にして外観だけを取り繕うことはできても、他人の目には触れない、自分が暮らしていく家の内部こそ、家族が繁栄していくことにとっては本当に大切だということが言えます。
転じて、喫茶店の場合でも外観だけでなく、しっかり中のサービスや料理の味などを追求していかない限り、リピーターは訪れず、発展繁栄はないわけです。
外観と中身、どちらも磨いていくことが大切。
肝心なのは、表面上の見た目よりも、自分自身の生活自体を充実させていくことが大切だと思うのです。
つまり、外見ではなく中身を充実させることが、自分が一番幸せになる近道かもしれません。
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