ホントは怖い、エナジードリンクの日常的な摂取の問題点!







【まずは知っておきたい「エナジードリンク」とは!】

皆さんはご存知ですか?世間一般で言われている「エナジードリンク」と「栄養ドリンク」の違い。ここをまず押さえておかなければ、今からお話しする内容もピント外れになってしまいます。

そもそも「エナジードリンク」は「炭酸飲料」になり「清涼飲料水」になります。

コーラやサイダーと言った飲料と同じ分類になります。厚生労働省の分類でいうと「食品(清涼飲料水)」とされています。

逆に「栄養ドリンク」は「医薬部外品」というカテゴリーに属し、肉体疲労時の栄養補給などを目的で販売されている飲料のことを指します。この違いはドリンクに含まれる各種成分の種類や含有量により規定されています。

また、見た目でも「エナジードリンク」は概ね190mL~250mLと比較的容量が大きいですが、栄養ドリンクは100mL前後と少なく設定されています。「炭酸飲料」と「医薬部外品」の違いをよく理解しておいてください。

【エナジードリンクの基本的な有用成分は?】

エナジードリンクの基本的な成分は、以下の5種類になります。

炭酸・糖類・カフェイン・アミノ酸・ビタミン類
この他、日本では生薬成分等も配合されたりしています。

以上の構成成分を製造・販売会社により様々な配合比で異なる製品を多く製造しています。中には「アルギニン」「アスパラギン酸」「イノシトール」といった成分が配合され、エナジードリンクのラベルにもその成分が表記されている場合があります。

こう書かれると何だか身体に良い影響を与えそうな感じがします。果たしてそうなのでしょうか?

【エナジードリンクを日常的に摂取して良いのか悪いのか!?】

さて、エナジードリンクの区分、構成成分について上で触れましたが、そうしたエナジードリンクを毎日摂取して良いのか、悪いのかと言う問題が生じてきます。

まずは、エナジードリンク摂取上の問題点としては。糖分摂取量が大きな問題となります。

糖分が身体に取り込まれると極端に血糖値が乱高下してしまう為、気分が安定しません。摂取時には、一時的な爽快感こそ得られますが、それも時限爆弾と同様、急速にあがった血糖値は、急速な低下を招きます。

また、カフェイン成分が入っているようなエナジードリンクは第内時計を狂わせてしまい、眠れなくなってしまう場合もあるので注意しなければなりません。また、「栄養ドリンク剤」に含まれるタウリンが日本においてエナジードリンクには認められていません。

「栄養ドリンク剤」ではタウリンの含有量の多寡で、その効果、例えば肉体疲労回復、滋養強壮効果などをうたい文句にしますが、エナジードリンクではそうした効果はほぼ無いと言って良いでしょう。したがって、エナジードリンクを摂取することで、肉体疲労回復や滋養強壮を計ることは難しいということです。

【エナジードリンクにおける錯覚】

エナジードリンクに含まれる成分でも「ビタミン類」と書かれたものがありますが、この「類」が錯覚をもたらす曲者(クセモノ)です。

「ビタミン類」と書かれているのだから、ビタミンが入っていると錯覚するかもしれません。

しかし、ここで言う「ビタミン類」とはビタミンと似た重要な働きを身体の中で起こしますが、ここで配合されているものは全て人間の体内で自然に合成される成分なのです。

身体が自然と欲した場合は、これら成分は体内で合成されることからいわゆる「欠乏症」には至らないのが常識になっています。

その為、人間にとって必要とされる「ビタミン」と区分して「ビタミン類」と言われています。

ちなみに栄養ドリンクについても言えますが、こと「ビタミン」に関しては「桶(おけ)の理論」と言うのがあります。ビタミンはA,B,C・・・と数多くの種類がありますが、人体に必要とされる分量は各々決まっています。

ちょうど各種のビタミンを適切なバランスで摂取することが重要で、偏った種類だけを摂取しても無駄に体外に排出されるだけになります。

つまり、桶は寄木で作られていますが、その寄木の高さが異なる桶を想像した時、最も低い寄木の高さまでしか水が入らないということに例えられます。

そうした理由から、ビタミンCが足りないからとその成分ばかり摂取しても無駄に体外に排出されてしまうだけになることの例えでよく使われます。

【エナジードリンクは常飲を控えることがベスト】

最後に、私の友人についてお話しします。

彼は、毎日来る日も来る日も早朝、起き抜けにエナジードリンクを摂取していました。

商品名は伏せますが、決まった商品を1週間に1度大量に仕入れ、冷蔵庫の中の飲料類はそれで埋め尽くされていると言って良いでしょう。

友人にとっては、それで1日の栄養補給を行っているつもりで、固形食はほんの少ししか摂りません。案の定、昨冬風邪をこじらせて「肺炎」→「入院」になってしまったということで、日頃のエナジードリンクは効を奏しなかったということだったのでしょう。

糖分の過剰摂取による気分の乱高下を防ぎ、カフェインなどによる体内時計の乱れを防ぐ為にも、極力摂取を控えるのが適切です。