ゴーイングの番組内「神技300回スペシャル」で亀梨さんが、松井選手に直接インタビューをしていました。
ヤンキースでも、デビュー戦やワールドシリーズなどの大事な場面でもホームランを打ってきた松井選手でしたが、どんな回答があったのでしょうか。
松井さんと亀梨さんが、ホームベース上に置かれた椅子に座り、向かい合って対談をしているなかでその質問がありました。
松井選手が語る、人生最高の会心のホームランについて!
亀梨さん「松井さんの会心の一打、一番印象に残っているホームランというものを伺っても宜しいですか?」
松井さん「いつだったかなぁ、どれかなぁ。広島球場じゃないですかね。紀藤さんから打ったね。96年。まだね、4年目だったかな。」
亀梨さん「会心の当たりでしたか?」
松井さん「会心の当たりでしたね!ライナーでそのまま場外に飛んで行ったんですよね。」
松井さん「一塁に走るでしょ?そのまま、ボールを追いかけるようにして走っていくんですけど、ずっと(自分が打ったボールが)見えているんですよ。走りながら。これ(ボールが一体)どこまで・・、「わぁーぁっ!」みたいな、「あーいった、いった!」みたいな。」
自分の打球を見て冷静な表情で一塁に走りながらも、自分自身の打球に驚いていることがインタビュー内からもわかります。松井選手が語る1996年の広島市民球場でのホームランは、150M越えの超特大の場外ホームランでした。
[ad#co-1]1996年8月27日の広島市民球場での対カープ戦です。
当時の映像が流されました。1996年8月27日、広島市民球場で松井さんが22歳の時の試合です。
紀藤投手が投げた141Km/hのインサイドの少し沈む球をジャストミート、「バチン!」というインパクト音とともに夜空にものすごい勢いでボールが舞い上がりました。
その当時の試合を実況していたアナウンサー、解説:山本浩二さんのコメントも松井選手の会心のホームランに驚いていました。
当時の解説:山本浩二「こ、れ、はねぇー、驚きましたね!インサイドの切れない(ファウルにならない)打ち方ですね。」
その後、このホームランについて当時解説を務めていた山本浩二さんにインタビューする映像が流されましたが、20年以上前の松井選手のホームランをしっかり覚えていました。
山本さん「覚えていますよ、もう驚きしかないね。右足の親指の付け根からピッチャーに向かってステップしているんですよね。体が開かない、ファウルにならなくて、本当にいい打ち方。」
そして、打った後の動作にも極意があったそうです。
山本さん「右膝がくの字になっているんです。ガーっとむかっていっているから、打球が飛ぶんです」
打った後に体重移動により右膝が曲がることで、ボールにパワーが伝えやすくなるのだそうです。
松井選手のようなホームランを打つコツについては
松井さん「その辺(の感覚)は振って覚えるしかない。」
という答えをしていました。
松井さん自身も、この打席でホームランしたボールについては「インサイドの意外と難しい球」という表現をしているように、誰でもホームランにできる甘いボールではありせんでした。
プロ入り後は、毎日長嶋監督とともに二人三脚で努力を重ねた松井選手の技術が詰まったホームランだという事ができそうです。簡単なコツなどなく努力をしてつかみ取る感覚だという事を伝えてくれています。
実際の映像がYoutubeにありましたので、こちらもご覧ください。
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