[手帳の恩恵] スマホ時代だからこそ手帳を持っておきましょう。

スマホでスケジュール管理機能があるから、手帳は買わなくなったという方も多いのではないかと思います。

しかし、年末前になると書店の入り口は手帳一式。
手帳はいまでも根強い人気を誇っています。では、なぜ手帳を持つ意味があるのか、手帳の持つ魅力についてまとめてみました。

スマホがあるから手帳は要らないってホントかな?

手帳はTPO問わず どこでも利用できる

大事な打ち合わせや、仕事での取引先との会議、目上の人と話す時、手帳を開いてペンを持っていれば、大事な部分を忘れないようにメモをしようとしているんだ、という事が簡単にわかります。

スマホの場合、手元で操作していると、いかに真面目なつもりでも不要な誤解を招く可能性があります。話している人からすれば、アプリで真面目にメモをしていても相手にスマホ画面は見えません。

目の前の相手に無用な不快感を与えることなく、場所を問わずに利用できるのが「手帳」の強みです。

自分が話しているときに相手がスマホ操作をしていたら、ちょっと不安になりますよね。

手帳に書いた筆跡にも、その時の情景が入っている

大切な手紙 と 退屈なときの落書き の筆跡が違うように、文字にはその時々の感情がしっかりと投影されています。

その文字を書いている時にどんな状況だったのか、文字や筆跡、ページの雰囲気を見ると、だいたい思い出すことができます。

「手帳買ったけど、ほとんど書いてないんだ。」という友人がいましたが、極端にいうと、その書いていない事さえも、記録となります。

忙しくて書く余裕がなかった、と後から知る事ができるのです。また、殴り書きしてあったら、時間がなかった。綺麗に書いてあったら余裕があったんだ。など、その時の光景を手に取るように一冊の手帳から知ることができます。

字の雰囲気や手帳のページの雰囲気から、細かなニュアンスまで残せて思い出す事ができるのも手帳の魅力です。

データを一気に紛失・破損するリスクが低い

スマホになんでも保管している友人が、スマホをなくしたことがあります(どこかに置き忘れて、行った場所をすべて探しまわりましたが、どこにもありませんでした)

彼は絶望していました。

スケジュールも、メモも、仕事の大事なパスワードも、すべてスマホに入れていたからです。私は、かける言葉が見つかりませんでした。彼が、あらゆる手を尽くして、元のデータを導き出すのに、相当な時間を使ったのはいうまでもありません。

それと比較すると手帳は、スマホほど頻繁に出し入れしません。

また、悪い人がいたとして、どこかに置き忘れた手帳を売り飛ばされそうになっても、誰かが使った中古の手帳は買い取ってくれるところもなく、お金にはならないので、スマホと比較すると無くした時に見つかる可能性が高く、盗難などのリスクは低いと言えます。

高いトコロからコンクリートに落としても、間違って踏みつけても、画面が壊れたり、割れたりしない手帳は、総合的な観点から見て、データを紛失するリスクが極めて低い合理的な管理方法と言えるのではないでしょうか。

スマホには機種変更がある

どんなに気に入ったスマホでも、いつかは必ず古くなり新しいスマホに変えることになります。

その時に、思い通りにすべてのデータを新しいスマホにいれるのは、割と手間がかかります。データ移行に失敗すれば入らない可能性だってあります。移行の手間が面倒なので、データ移行をあきらめてしまう事もあるでしょう。移行をあきらめた時点で、その時までスマホにつけていた日記やメモは、ゼロになります。

手帳は、使い終わってもデータ移行や引き継ぎはいりません。期間が終わったら新しい年度の手帳を買い、過去のものは記録としてそのまま本棚屋デスクに入り、気が向いた時に開かれる事になるでしょう。

書く作業により脳の活性化ができる

最近はパソコンやスマホで文字を入力する機会が多く、手書きで何かを書く機会というのは減少しつつあります。手帳をつけていると、漢字の変換キーもありませんので、漢字はすべて頭思い出して書くことになりますし、いろいろ思い浮かべて書き進めることになります。

思っていることを、自分の手を使って、自分の字で書くというのは、試行整理をする時間にもなり、とても有効なツールとなるでしょう。

気軽に人生のフィードバックができる

人間は、経験を積むほど賢くなっていきます。しかし、万能ではなく判断に迷うことだってあるでしょう。大事な判断をする時には、過去の経験が、判断の役に立つこともあります。

そんな時に、本棚に入った数冊の手帳を開くと、過去の情景をありありと呼び起こすことができ、この時はこう、あの時はと、共に生きていた手帳から貴重な教訓をもらえることでしょう。

また、自分の手帳を、本棚やデスクに立てかけておくと薄い本一冊分のスペースで、その手帳を持った1年の歴史を見ることができます。毎年買い替えるたびに、その年の手帳が生きた歴史として、本棚に蓄積されてきます。

年輪のように重なっていく手帳をみて、時には手に取り開き、しっかり頑張って生きてきたんだなと人生を振り返る時間も、悪くはないですね。

コメント

  1. 通りすがり より:

    やっぱり手書きは風情があっていいですよね。