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トヨタのプリウスの事故のニュースが目立つのと、iPhoneの画面割れが目立つのは同じ原理。

2019年度のトヨタの株主総会の質疑応答において、トヨタ株主から高齢者の事故のニュースにプリウスがよく登場するが大丈夫かとの指摘に対して、副社長が遺憾・改善の意を明らかにしつつ「年配のお客様を中心に、大変多くのお客にご愛顧されている」とコメントしています。

つまり、直接的な表現にはなっていませんが、プリウスの事故が特別多いという訳ではなく、走っている台数が多いので、事故する率も高いという確率論を伝えています。

iPhoneの画面割れも同じか。

仮に、アップルの株主総会でも同じ質問が出たとします。「画面が割れているiPhoneをよく見かけるが強度は大丈夫か?」すると、アップルの責任者はこう答えると思います。

iPhoneのディスプレイは最も強いガラスで作られています、そして「大変多くのお客様にご愛顧されている」と。

不思議な人間の心理

一度、目にしたもののインパクトは強烈です。そこには、確率ではなく”その事実だけが印象”として強く残ります。

世の中には、事故を起こさずに安全に運転をしているプリウスのほうが遥かに多いにもかかわらず、連日のニュースで繰り返し事故を伝えるたびにプリウスが映ることで、プリウスは大丈夫なのかという錯覚がうまれ、株主総会での質問につながっていくのです。

総運転時間に対しての事故率は低いプリウス

たまの休日にしか車の運転をしないサンデードライバーといいますが、毎日仕事で運転をしている職業ドライバーでは、走っている絶対時間がまったく異なるため、必然的に事故の確率も高くなると言えます。

どんなに運転に自信があっても、対向車がつっこんできたり、巻き込まれたり、過失がなくとも事故は起こるからです。つまり、使用時間が長いほどに、様々なリスクの確率もあがるといえるでしょう。

プリウスに関しては、ドライバーで言うところの職業ドライバーに該当する車種であり、走っている率がとても高いのです。そして、メディアが取り上げる大きな事故の該当車輌になってしまったことで車種自体の質問につながっていったのです。

対して、あまりに印象に残らない車種がドライバーで言うところのサンデードライバーに該当します。走っている率が少ないので、事故率も少なく、目立ちにくいというわけです。

印象だけの偏見になっていないか

株主総会では、カルロス・ゴーン被告についても取り上げられ「トヨタも二の舞になるのではないか?」という趣旨の質問もあがりました。

しかし、「ガバナンスがしっかりしているので独裁的な権力は無い」というような解答がされています。

日産がやっているなら、トヨタでもあり得るのではないかと考えるのは自然の流れだと思います。

まとめ

プリウスは安全。