夢を叶えるという言葉は漠然としていて掴みづらいですが、まずは夢を思い浮かべることから始めてみましょう。
夢を数字に置き換えてみる
夢が思い浮かんだら、自分の願望や夢を“数字に置き換える”という作業をしてみましょう。
例えば、ある高校生がテレビ番組で見た屋久島の縄文杉を見に行きたいという夢を持ったとします。屋久島の縄文杉を見に行くためには、飛行機の手配をして、宿の手配が必要になります。
そのためには、予算がいくら必要で、貯めるためには、毎月いくら貯金すればいいのかということが明確になります。
高校生なので、バイトをしてお金を貯めることになりますが、そのためには時給いくらのところで月に何時間働いて、いくら貯金すればいいのかということも、すべて数値化し、予定通りに行動していけば、来年の夏に屋久島の縄文杉をみたいという夢は現実のものとなります。
しかし、なにも数値化せずに漠然と屋久島の縄文杉を見に行きたいと思っているだけでは、夢は叶いません。
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今回の高校生の場合、屋久島の縄文杉を見に行きたいという目標があるからこそ、バイトを探して、必要な時間を稼いで、夢を叶えるために努力をしはじめました。
多少バイトで辛いことがあっても、屋久島の縄文杉を絶対見るんだという目標を叶えるためには、へこたれないでしょう。
もし、高校生が屋久島の縄文杉を見に行くという目標を持たなかった場合は、ただ家でゲームをして過ごしていたかもしれません。
どちらが有意義な時間で、貴重な経験になるかははっきりしていますね。
夢を因数分解していく
まず、自分の夢を叶えるためには、目標を具体化しなければいけません。
例えば、お金持ちになりたい!と、漠然と思っていただけでは、動きようがありません。
どうやってお金を得るべきか、いまお金を得るために自分ができること、やるべきことを因数分解していくことが大切です。
ただ、ここで重要なのはできっこないと決めつけ無いことです。頭の中で思うがまま夢を描くことから全てははじまります。
人生は思っている事と概ね比例する
その昔、カンブリア宮殿というテレビ番組にソフトバンクの孫さんが出演したときに、見学に来ていた就活中の学生に言っていた言葉が印象的でした。
「人生はその人が持っている夢に概ね比例する」
つまり、普通でいいからと思っていれば、普通となるし、果てしない夢を持っている場合は、一歩ずつでも目標に向かっていけば叶う可能性を秘めているという言葉です。
例えば、孫さんの夢が1億円貯めて隠居生活をしたいというものだった場合、すでに隠居生活をはじめていて、ここまで大きな活躍はしていなかったでしょう。
孫さんは売上を豆腐のように「1ちょう(兆)2ちょう(兆)」と数えるという夢を持っていたというので、実際それが現実になったと言えるでしょう。
夢が決まったらやるためのタスクを書き出す
夢が決まったら、叶えるために必要なことをひたすら数値化して紙に書き出していきましょう。どんなに小さな事でも、やるべきことを書き出していきます。
タスクを100個書き出したら、あとはひたすら行動あるのみです。やることって意外とシンプルなのです。
結論、目標がその日を支配する!
高校野球で春夏連覇を果たした松坂大輔投手の座右の銘としてよく書籍などで話していたのが「目標がその日を支配する」という言葉です。
その目標が松坂大輔投手にとっては、甲子園で優勝するということだったので、松坂投手は目標に向かって辛い練習をこなせたと言えます。
松坂投手が甲子園ではなく、県大会優勝を目標にしていた場合は、猛暑の甲子園で投げきるだけの体力をつける練習はしなかったでしょう。
思考は現実のものになる!
人から馬鹿にされるような夢でも、本気で叶えたいなら、因数分解して、数値を踏まえて書き出してみましょう。
そして、それを叶えるために必要なタスクをこなすことで確実に夢に近づいていきます。
叶いっこないと諦めていた場合は絶対に叶いませんが、できるかもしれないと思っている限り可能性はゼロではありません。
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