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この記事のターゲット
・札幌パークホテルへの宿泊を検討している
・札幌パークホテルのメリット・デメリットを知りたい
・札幌パークホテルはどうなのかを知りたい。
北海道札幌市への出張があったので、札幌パークホテルに宿をとって2連泊してみました。実際に、宿泊してみて感じた印象などをまとめていきます。
タップできる目次
札幌パークホテルへのアクセスは「中島公園駅」から徒歩1分
札幌パークホテルへのアクセスは南北線の中島公園駅の1番出口が近いです。
中島公園駅の1番出口をでたら、周囲をぐるっとみまわすだけで裏手に札幌パークホテルが見えます。中島公園駅は、札幌パークホテルの為に作られた駅と言っても言い過ぎでないくらい、すぐ近くにあります。
また、札幌パークホテルには車がすぐ入口前まで乗り付けられる広いロータリーがあります。
タクシーなどですぐ入口前まで乗り付けられますし、式典などが終わってからは、タクシーが待機しているので、乗るのも降りるのも困ることはありません。
また、黒塗りの高級車なども待機しており、格式の高いホテルだという第一印象をうけました。
エントランスには張り付き社員がいて荷物をアテンドしてくれる
二泊分の荷物が入ったスーツケースとビジネスバッグを持って、札幌パークホテルのエントランスの入り口に入ってみると、さっそくパークホテルの社員さんが、スーツケースを受け取って運んでくれました。
カウンターでは、名前と住所、電話番号の記入を求められます。
必要項目の記載が終わると、部屋番号がついた鍵を渡されます。そして、ボーイさんがスーツケースを運びつつ部屋までアテンドしてくれました。さらに、室内に入ると設備の説明などもしてもらいました。
これまで様々なビジネスホテルに宿泊してきましたが、ここまでしっかり部屋までサポートしてくれるホテルは、近年はなくとても新鮮な体験でした。
ちょっとワンランク上の気分を味わえる、いいフィーリングです。
設備は新しくはないが、管理・清掃は行き届いている
札幌パークホテル自体は、若干古さを感じる部分はあります。しかし、メンテンナス、清掃が行き届いているので、不快感はありません。
また、階ごとに大きな式典などを行えるフロア、1Fには会員制クラブ、美容室など、ホテル内だけでおおよその事は完結できるという充実した設備となっています。
寝具は掛け布団1枚。
札幌パークホテルの寝具は、丁度いい硬さのベッドと、薄い掛け布団一枚+タオルケットです。
室内には、空調があるので寒さを感じませんが、夜中に空調がききすぎて、室内がとても暑かったので、空調をOFFにしました。
すると、翌朝は寒さで目が覚めました。
空調レベルは段階によって選択することができますが、私は常にLOW(最も弱い)を選択していましたが、部屋がとても暑くなってしまったので、欲を言えば、エアコンのように、もっと繊細な温度管理ができるのが理想でした。
5階の部屋からの眺めはこんな感じです。
今回はパークホテルの5階に宿泊しましたが、窓から見える景色です。
一応、視界の全てではなくカメラレンズを上に向けて撮影しています。
5階くらいの高さだとカメラレンズを下に向けると、視界の3分の1くらいには屋根が入ってきますし、実際の目線はこのイメージが近いと思います。
絶景とまではいきませんが、それなりに外の風景は楽しめると思いますし、もっと上階になれば、視界に屋根が入ってこないのでいい景色になっていくと思います。
また、窓から下を見下ろすと隣接した公園や道路が見えますので、人の流れを楽しむこともできます。
電気の付け方、消し方はだいぶ困ったポイント
札幌パークホテルの気になった点の1つ目は電気のつけづらさです。
室内の電気、空調はすべてベッドの枕元にある、パネルで行います。
今回は2連泊しましたが、今回はスムーズに意図した電気をつけれず、何度もON/OFFしながら、スイッチに対応した電気を探しながら点灯させる感じでした。
壁にも電気のスイッチもありますが、わりと分かりづらかったです。
お風呂は足を伸ばせるユニットバス
お風呂はトイレと一体型のユニットバスです。
シャンプー、リンス、ボディソープは完備されています。
背もたれがあるので、寝転ぶような形で足を伸ばして入ることができるのは、とても良い点でした。
また、シャンプー、リンス、ボディソープは完備されています。どれも高級感のあるいい匂いがして、使用感もとても良かったです。
なお、洗顔料はハンドソープと一緒です。
アメニティは、歯ブラシ、クシ、ひげ剃りが用意されていました。
入浴後に、顔に塗る保湿クリームなどがあるホテルもあるので、札幌パークホテルにも保湿クリームがあればもっと嬉しかったです。
ドライヤーもパナソニックのドライヤーが用意されています。
なお、いつもホテルの使い捨て歯ブラシは固くて嫌なので、Myハブラシと、電動ひげそりも持ち込んでいたので、アメニティは使っていませんので品質はわかりませんが、基本イメージ通りの感じだと思います。
パジャマはいまいち?
札幌パークホテルの設備されているパジャマは、重いですし、ズボンではなく膝上までのスカートのような丈でした。
たまにホテルなどで備品のパジャマなどで、部屋外に出ている光景もありますが、札幌パークホテルのパジャマで部屋外に出るのは恥ずかしいと思います。
室内でも、動きやすい服装を好む人はジャージなどを持っていくのもおすすめです。個人的には、次回同じ機会があれば室内で動きやすいジャージなどを持っていく可能性があると思います。
トイレは、ウォッシュレットはついていますが、暖房便座ではありません。
宿泊したのは秋口だったので座ったときには、冷たいなぁーと感じました。
また、換気扇のスイッチがいまいちどこにあるかわからず、換気性もあまりよくはない印象です。
ただ、便座に座ったときには流水音が自動で流れるので、いい取り組みだと思いました。
無料Wi-Fi完備は、高ポイント!
札幌パークホテルには、無料のWi-Fiも完備されています。
朝食は広い中庭に面した、ガラス張りの明るい空間で
朝食時に食べながら見える中庭
私は、朝食付きのプランしたので朝食券を渡してもらいました。
食堂は1Fにあり、入り口にはスタッフがいます。スタッフに食券を渡すと、席まで案内してくれます。こちらでよろしいでしょうか?と聞いてきますので、良かったらハイ、嫌だったら窓側がいいです、など意思を伝えてもいいと思います。
また、その日のオリジナル料理をテーブルまで運んでもいいかもあわせて確認してもらいました。料理名は洋風の長い名称ですが、2日ともオリジナルの美味しい料理でしたので、
お願いしてもいいと思います。
窓が近い席は、中庭を眼前に見ながら食事をすることができます。
初日は、あまり混んでいない時間帯だったので、窓側の席で中庭を見ながら食事をすることができましたが、二日目は混んでいる時間帯だったので、窓に近い席は埋まっていて通路側の席となりました。
ただ、壁がガラス張りなので、基本的には外の緑を見ながら食事をすることができます。
ビュッフェスタイルで好きなものをピックアップ
札幌パークホテルの朝食は、お料理コーナーから自分が好きなたべものをピックアップして選ぶ、ビュッフェスタイルです。
白米もパンも用意されていますので、和食好き・洋食好き、どちらでも好みに合わせてピックアップすることができます。
パンも、普通のトースト、クロワッサン、かぼちゃパン、レーズンパン、フレンチトーストなど種類も豊富です。
飲み物も、牛乳、飲むヨーグルト、各種ビネガードリンク、多種類の野菜ジュース、コーヒーなど、バラエティに富んでいました。
また、とても良かった点が、オムレツ、スクランブルエッグ、ソーセージなどの、温かいほうが美味しいおかず類に関しては、保温器つきのフタの中に入ってたことです。
蓋付き保温器のおかげで、おかずが温かいまま食べることができますし、衛生面でもフタがあったほうが安心です。
また常に多人数のホテルスタッフがフロアにいますので、しっかり食事する場所がコントロールされているという印象も受けました。
テーブルのカードをレストラン係の人に渡すと食事完了の合図
食事中には、写真の右上に見えているカードをテーブルに置いたままにして、食事が終わったら右上のカードを係の人に渡すと食事完了の合図となります。
なお、食器はセルフで戻す必要はなく、テーブルに置いたままで大丈夫でした。
北海道ならではの地産品も多め
ビュッフェスタイルで好きな食べ物を選べるので、色々見ましたが、良かったのがこだわりの美瑛牛乳、北海道フルーツのぶどうジャム、さくらんぼジャムなど、北海道の地産品も積極的に展開されている点です。
写真の左上にうつっているのが、北海道ならではのスープカレーです。
スープカレーは常にIHクッキングヒーターの上においてありますので、熱々の状態でよそうことができます。
味は、濃厚なカレールーがそのままスープになった感じで、想像以上におかずになりえるという感じです。
テキパキとした気持ちのいい接客応対は最大の魅力!
今回、2連泊した札幌パークホテルで最も感じた点は、社員教育がしっかり行き届いているという点です。
スタッフの方と、すれ違うと必ず笑顔で挨拶してくれますし、なにか話すときも、必ず目をみてしっかりとテキパキ応対してくれます。
エレベーターに乗る際にも、5階だとわかっている場合は、先にドアを開けて5階を押してから、エレベーターに誘導してもらうことができました。
タクシー運転手にも一発で伝わる「パークホテルまで」
2日連続で夜に打ち合わせも兼ねて、夜に食事会などがありました。終電が終わっていたので、両日ともにタクシーを利用しましたが、どのタクシーでも「パークホテルまで」という言葉ですぐに通じました。
また、上述した車で乗り付けられるロータリーがありますので、入り口間近まで乗り付けられるのもメリットです。
よくわからない新興ホテルだと、何度か聞き直されたり、住所でお願いしますと言われることもありますが、パークホテルという単語は札幌のタクシー運転手では、すんなり通じる単語ですし、「ああ、パークホテルに泊まっているんですか!」という感じで、少しハイクラスな対応してもらえる感じでした。
ルームサービスも充実
札幌パークホテルには様々なテナントが入っているだけあって、館内サービスも充実しています。
お値段は、けっしてリーズナブルではありませんが、必要に応じて利用してみてもいいと思います。
冷蔵庫の水は有料なので注意
冷蔵庫に550mlのペットボトルの水が4本入っています。
一番最初に、入ったときにはボーイさんに「冷蔵庫の水は有料(320円)です」と教えてもらいました。
550mlの水を320円で水を買うなんてありえないと思いましたが、お酒を飲んだ風呂上がりに部屋に水が一切なく、わざわざ就寝前に出かける気にもならず、仕方なく1本だけ購入することになってしまいました。
これから、パークホテルへの宿泊を検討シている方がいるとすれば、水はコンビニなどで買って持ち込んだほうがいいと思います。
コンセントがすくなすぎる
札幌パークホテルの改善の2つ目は、コンセントの少なさです。
私が数えた限り2つしかコンセントがありませんでした。また、その2つのコンセントもテーブルにビルドインされたタイプのコンセントです。
スマホ・パソコンなどの、電子機器などは、かならず充電が必要なのですが、ビルドインコンセントのせいか出力が弱く、スマホの充電がたまるのかなりの時間を要し、少しストレスを感じました。
壁のコンセントは空気清浄機がつながっていたのですが、壁コンセントでスマホ充電をトライしてみたところ、同じような充電のたまり方をしましたので、急ぎの場合は、ビルドインコンセントではなく、壁のコンセントを活用することをおすすめします。
まとめ
札幌パークホテルの良い点
・中島公園駅から徒歩1分のアクセス性
・スタッフの応対力(←素晴らしいレベル)
・ご飯が美味しい
・タクシー運転手もすぐわかる認知度
・清掃・メンテナンスが行き届いている
・ユニットバスに寝転ぶようにしてくつろげる
札幌パークホテルの改善点(些細なものも含む)
・アメニティに保湿クリームがない
・室温の細かな調整ができない
・便座が冷たい
・水が高すぎる
・コンセントが少なすぎる(出力が弱い)