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皆さんは、月々のスマホ代を安くしたい!と思ったことはありませんか?
そこで、有力な選択肢となるのが格安SIMの使用です。
ただ、格安SIMにするにはちょっと不安があるとか、メリット・デメリットを知りたい、情報が不足している!と言う方向けに、最新の格安SIMのことをわかりやすく解説していきます。
この動画をみて、格安SIMの正しい知識をえて、みなさんのスマホ代・毎月の料金が安くするきっかけになれば嬉しいです。
タップできる目次
格安SIMとは
まずは結論からいうと、格安SIMが安い理由は、大手キャリアから通信電波を借りて運営をしているためです。
電波をレンタルしているため、電波塔の保守管理や設備投資もすべて必要ありません。
また、格安SIMを提供している会社は、実店舗ショップを持たないことも多いので、スタッフの人件費も最小限、お店の家賃固定費なども発生しません。
運営にかかる経費を大幅に節約できるため、料金に転嫁する必要がなく、リーズナブルな価格でお得なプランを実現しています。
格安SIMができた理由をしれば納得
それでは、なぜ格安SIMというものこれだけ注目されているのか解説していきます。
当初、携帯電話を使用する場合、docomo・au・ソフトバンクという3大キャリアのを中心に選ぶ必要がありました。
通常の場合、料金は新規事業者など激しい競争で下げられていきます。
しかし、3キャリア内でしか競争が生まれない場合、それぞれある程度歩調を合わせることで、高い利益率を確保することが出来ます。
各社ともに経営状況も安定してたたため、極端にぐいぐい値段を下げる必要がなかったのです。
ビジネスがうまく回っている中で、わざわざ値下げを断行する必要が全くありませんよね。
そのため、ユーザー側ではスマホ料金が高い・スマホ料金を安くしたいけど、選択肢がないという状況が続いていました。
格安SIM業者は
しかし、世界で最も料金が高いと言われる、日本の携帯料金をさげたいというのは、政府の重要な課題でした。
そこで、より多くの業者が気軽に新規参入して、競争を促すためたに、各キャリアに「電波を貸しだす」というルールをつくりはじまったのが、格安SIMです。
格安SIMの大きな転機:Simロック解除
格安SIMが大きく注目されるようになった転機が、2021年8月から実施されたSIMロック解除の義務化です。
実は、私たちが契約している電話番号や契約情報は、スマートフォン本体ではなく、SIMカードに付属しています。
スマートフォンに、契約したキャリアの小さなカードを読み込ませることによって、電話ができたり、通信ができるようになります。
これまでは、スマートフォンには購入したキャリアのSIMカードしか使えないよう、SIMロック解除という制限がかけられるのが一般的でした。
例えば、docomoショップで購入したら、docomoのSIMカードしか使えない、
auで購入したら、auのSIMカードしか使えない、
ソフトバンクで購入したら、ソフトバンクのカードしか使えない。
といった具合です。
しかし、スマホ本体についている、SIMロック事態を禁止することで、購入した端末にどこのキャリアのカードでも自由に読み込ませることができるようになりました。
その結果、私たちユーザーは、スマホ本体・データはそのままで、中身のカードだけを差し替えて使うことができるようになりました。
さらに、番号持ち運び制度(MNP)により、電話番号もそのままで使うことできるのです。
今までと全く同じ電話番号、慣れ親しんだスマホに格安SIMを使用することで、月々の支払いが2分の1から、3分の1になったという声も多く存在しています。
格安SIMのメリット
使用する電波は大手キャリアのものだから安定している
格安SIMだから、電波がつながらないんじゃないか、とか思う方も多いと思います。
ただ冒頭でもお伝えした通り、格安SIMが大手キャリアから電波を借りてビジネスをしています。
結果、カバーエリア・通信品質は、ほぼ大手キャリアと同じものです。
つまり、ドコモ系の格安SIM会社であれば、docomoの電波をそのまま使えるという事になります。
安いからと言って、携帯が繋がらないということはありません。
スマホ本体・データはそのまま使える
格安SIMを使用する場合、スマホ本体や中身のデータは引き継ぐ事ができます。
これまで使ってきたスマホそのままで、料金だけが安くなったら、とても嬉しい事ですよね。
格安SIMだとわからない
格安SIMを使用するうえで、ちょっと気になるという声として多いのが、「格安SIMを使っていると思われたなくない」というものです。
しかし、最近のスマートフォンはどれも同じ形をしています。
また、SIMカードの契約情報を見る判別する方法もありません。
従って、格安SIMカードを使用しているか、ということは他人からはわかりません。
格安SIMだということを相手が気づく術はほとんどありません。
格安SIMのデメリット
しかし、格安SIMは抜群の安さが魅力ですが、やはりデメリットも存在します。
三つのデメリットがありますので、ご紹介していきます。
混雑時に通信速度が遅くなる可能性がある
一つ目が、混雑時の通信速度の低下です。
格安SIMは、冒頭でもお伝えした通り、通信回線を大手キャリアからレンタルしている立場です。
通信回線は道路に例えると、わかりやすいですが、
大手キャリアから見ると、道が混雑している時に最優先で利用させたいのは、自分たちの顧客です。
当然、通信回線を貸している格安SIM会社分は、後回しになってしまう可能性があります。
そのため、モバイル通信回線で動画をたくさん見るとか、動きの速いゲームをするなど、通信速度を求めたい人にとっては、満足いく通信速度にはならない可能性があります。
ちなみに、Wi-Fi接続してのネットのスピード、契約キャリアの回線速度は関係ありません。
スマホで通信をするのは、Wi-Fi環境がメインという方には大したデメリットにはならないかもしれまませ。
また、格安SIM会社でも大手と比較して通信速度が落ちない会社もありますので、後ほど紹介していきます。
サポート体制が手薄
格安SIMの会社は、一般的に店舗を持たずに低価格を実現しているケースが多いです。
従って、なにかあったら、ショップに聞きにいきたい、対面サポートを重要視したいという場合、不満を感じてしまう可能性があります。
格安SIMを使用する場合、ネットから申し込みとなる場合も多いです。
困ったらネット検索などをして自力で解決できる・申し込みなども自分でできる方などの契約が望ましいです。
キャリアメールが使えない・LINE検索に対応していない
格安SIMを選択した場合、大手キャリアアドレスだけは引き継ぐことができません。
- @docomo.ne.jp
- @au.com
- @softbank.ne.jp
しかし、最近はLINEなどでのやり取りが一般的ですので、大きな影響はないかもしれません。
従って、キャリアアドレスをメインで使用している場合には、事前に新しいアドレスに切り替えておいたほうがいいかもしれません。
やってはいけない、格安SIMの選び方
格安スマホはたくさんありますが、注意しなければいけないのは、スマホ本体との相性です。
ただ単に、安さだけで選ぶと大変なことになりますので、十分にご注意ください。
スマホ本体には、周波数帯というものがあります。
スマホ本体の周波数帯と格安SIMの周波数帯がズレていると、電波を拾えない・エリアが狭いといった事が起こります。
そこで大切なのが、現在保有しているスマホをどこのキャリアから購入したのかという点です。
可能な限り、現在使用しているキャリア系の格安SIM会社を選択することがおすすめです。
なお、シムフリーのiPhoneをamazonやAppleストアなどで購入したという場合、周波数帯はあまり気にする必要がありません。
この場合、購入したiPhoneが使える周波数帯をチェックしてから、格安SIMかを選択しましょう。
現在保有しているスマホとの相性にあわせて選ぶことが大切
格安SIMを選ぶ際には、保有しているスマートフォンはどこから買ったのか?どこから電波を借りているかを慎重に見定める必要があります。
一般的に三つにわかれます
- ドコモ系の格安SIM
- au系の格安SIM
- ソフトバンク系の格安SIM
自分自身が保有している端末をどこのキャリアから購入したのか、現在使用しているキャリアをベースに考えてみましょう。
そうすることで、現在のエリア・通信速度など、あまり変えずに、使うことができます。
おすすめの格安SIMキャリア
最後に、たくさんあるけど格安SIMがあって、どの格安SIMを選べばいいかわからないという方向けに、現在使用しているキャリアごとの格安SIMをご紹介します。
現在のソフトバンクユーザー
現在、ソフトバンクユーザーの場合に最もおすすめなのは、ワイモバイル
実は、ワイモバイルは格安SIMでありながら、回線をレンタルしているという立場ではありません。ソフトバンクの回線を、そっくりそのまま使う事が出来ます。
格安SIM特有の、本家に道を譲る特製・混雑時の速度低下がないというのが大きなメリットです。
つまり、ソフトバンク系のユーザーにとっては、端末もエリアも変わらず、料金だけが安くなるという、恩恵があります。
au系:UQモバイル
現在、auユーザーの場合に最もおすすめなのは、UQモバイル
UQモバイルもワイモバイルと同様に、格安SIMでありながら、au回線をレンタルしているという立場ではありません。auと全く同じ回線を、そっくりそのまま使う事が出来ます。
こちらも格安SIM特有の、レンタル元に道を譲る特製・混雑時の速度低下がないというのが大きなメリットです。
また、auユーザーにとっては、UQモバイルにした場合、端末の互換性の心配もなく、エリアも変わらないため、料金だけが安くなるという、恩恵があります。
ドコモ系:OCMモバイル
docomo系ユーザーにおすすめなのが、OCNモバイルです。
また、月額550円からという格安な料金が特徴です。
さらに、OCNモバイルの特徴は、ドコモが公式にサポートしている点です。
通信品質も4期連続品質評価を獲得しています。
楽天ってどうなの
最後に、新規参入した楽天モバイル
結論から言うと、現時点で万人におすすめすことはできません。
その理由は、カバーエリアの狭さです。楽天モバイルが保有している周波数帯は1.7Ghz帯。
この帯域は、電波塔ひとつあたりのカバーエリアが狭いの特徴です。直進性が強いため、ビルなどの障害物があった場合、跳ね返ってしまうというデメリットがあります。
docomo・au・ソフトバンクが保有している、プラチナバンドと呼ばれる、800Mhz前後の帯域は、ひとつの電波塔のカバーエリアが広く、障害物があっても回り込んで、電波が届くという特徴があります。
楽天モバイルも、カバーとしてauエリアが使えますが、ギガ制限があるなど条件つきとなっています。
以上のことから、プラチナバンドを開始されて、エリアや通信状況が安定してから、検討することをおすすめします。
しかしながら、例えば、主要な生活圏がすべて楽天モバイルエリアに入っている場合は無制限で使用できるのは大きな魅力でもあります。
例えば、家にWi-Fi環境がなく、エリアもまったく問題ない、楽天経済圏を活用して携帯代を楽天ポイントで支払いたい等、メリット・デメリットを総合的に判断して、メリットが大きい場合はおすすめです。