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スマートフォンがどんなに普及しても、やはり手帳は根強い人気があります。
自分の字で、しっかりと予定を書き込み、デジタル環境がなくても、気軽にチェックできるというのはデジタルにはない強みです。
また、年月がたっても本棚に置いておくと、その年になにをしたかというのがすぐにチェックできる、振り返ることができるのも魅力です。
手帳のなかで人気があるのが「ほぼ日手帳です」。糸井重里さんが主宰している、ほぼ日刊イトイ新聞から派生した年間70万部も売れている大人気の手帳です。
ほぼ日手帳は、1日1頁(ページ)が基本となっており大きなスペースをたっぷり使って、自由に記入できるというのが魅力です。しかし、私は「Discover社」の1日1頁(ページ)の手帳に購入することにしました。大人気の「ほぼ日手帳」を選択しなかったのか、その理由を書いていきます。
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ほぼ日手帳は「下部スペース」が使えない
Img src:amzon
ほぼ日手帳は、コピーライターの糸井さんが発行しているだけあって、1日1頁の下の部分に短い言葉が添えられています。
忙しい毎日のなかで、ちょっと視点を変えて、脱力できるような、気のきいたメッセージが添えられています。
すごく忙しい一日だと、「書くスペースが足りないので、メッセージがなくてもいいので、そこに書かせてくれませんか?」という感覚になる事がありました。
また、手帳は予定などを見直すために何度も開きますので、そのメッセージの強烈さが半端じゃないんです。
私は集中力がない性質の為、集中して仕事をしているときにメッセージが目に入ると、気持ちがメッセージに入ってしまって現実と非現実がわからなくなったりします。
しかも、良いメッセージだなと思うほどメッセージ内の非現実の世界に没入してしまうこともありました。
また、お偉い方との対談の言葉なども添えられていることもありますが、自分が住んでいる世界とは全く違った言葉に思えることもありました。
魅力的なメッセージではありますが、本来一分一秒を惜しんで仕事をしているときには、ないほうが効率があがると考えるようになりました。
「ほぼ日手帳」はカバーなしでもお値段がお高め。
ほぼ日手帳は、普通の手帳と比較してお値段が高くなっています。その分、製品の品質に手がかかっている分だという事は分かります。
例えば、Discover手帳にはケースがついて3024円ですが、ほぼ日手帳はケースなしで3700円となっています。
ケースなしのほぼ日手帳は、一冊の単行本のような形状になっているので、そのまま持ち歩くのはちょっとカッコ悪いので、ケースをつける必要があります。
ほぼ日手帳にどんなケースをつけようかとネットで検索してみたところ、安くても3000円程度からでした。
しかし、3000円くらいのケースの場合は、購入者レビューと評価が芳しくないものも多く、ある程度気にいったレベルの手帳カバーとなると10000円前後もすることがわかりました。
すると、お気に入りのカバーをつけて、ほぼ日手帳を使おうとすると14,000円の出費となってしまいます。
同じデイリー手帳でかたや3000円、かたや14000円という事になると、ちょっと価格が開きすぎていますね。
カバーにこだわらなければいいのでしょうが、やはりビジネスの場で使うものなので、それなりの品質は保っておきたいというのが本音です。
それに対して、Discover手帳は純正で最初からついているケースの為、多少色味などが気になったとしても「こういう商品です!」と、最初から割り切って使う事ができます。
ほぼ日手帳は時間軸がタテ仕様、Discover手帳の時間軸はヨコ仕様。
Img src:amzon(ほぼ日手帳の時間軸)
上記画像のように「ほぼ日手帳」は、紙の左側にタテ軸に時間軸が表示されています。
Img src:amzon(Discover手帳の時間軸)
対して、「Discover手帳は紙の上部にヨコ軸で時間軸が記載されています。
些細なことに思えますが、実は意外と重要なポイントでした。
ディスカバー手帳の場合、上部だけはフリースペースと分離して使う、別ブロックで使えるという意識が明確になります。
日本人の場合は左から右に書くのが一般的です。
ほぼ日手帳は、マス目があるだけで後はフリースペースなので、タテ書きをすることもできますが、仕様上は左から右になっているように感じます。
それに対してDiscover手帳は、紙の上部33%の時系列はタテ書きのスペースとして使う事ができます。
スケジュールは縦書き、メモなどは横書きとして活用できますので、情報のブロッキング(区画わけ)ができて、手帳の中でスケジュールとタスクが混ざらないんです。
たくさん書き込んで使用する1日1頁の手帳において情報が、しっかり整理できるというのは、とても大切なポイントだと思います。
以上、3つの理由からほぼ日手帳ではなくDiscover手帳を選択した主な理由です。
しかし、あるページの存在が理由で、購入する直前ギリギリまでどちらにするか悩みました。
それはDiscover手帳にはなく、ほぼ日手帳には搭載されている、あるページが理由でした。