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ある日、突然iPhoneの画面に「iCloud利用規約に同意しますか?」という設定表示が求められることがあります。
普段は、表示されないiCloudの設定画面であるため、詐欺やフィッシングの可能性があるのではないかと心配されています。
今回は、新しいiCloud利用規約は同意しても大丈夫かどうかについて詳しく解説していきます。
タップできる目次
結論:新しいiCloud利用規約は同意してOK!
まずは、結論から言うと、新しいiCloud利用規約は同意しても問題ありません。
iPhoneを使用する以上、iCloudがないと万が一の時にバックアップもとれませんし、不便な点が生じるため、この利用規約には同意しておきましょう。
この“新しいiCloud利用規約”は、例えるなら、iPhoneを製造しているApple社が提示している最低限の使用ルールを守って利用くださいという、ルール提示のようなものです。
同意したからと言って普通に使用している分には、支障がでるものではありません。
お金はかかるの?
新しいiCloud利用規約に同意したからと言って、追加で料金がかかることはありません。
これまでiCloudの有料プランに入っていた人は、何も変わらずこれまで通りの金額で請求が続きますし、何も支払いがなかった人は、新しく課金が開始することもありません
フィッシングや詐欺・スパムの可能性は?
「新しいiCloud利用規約」の画面に関する詐欺やフィッシングはなにも報告されていませんので、正真正銘Appleから送信されている本物の設定画面です。
iPhoneは強力なセキュリティで守られていますので、iPhone内部まで入り込んで、新しいiCloud利用規約を表示させる作業は、現実的に不可能です。
従って、Appleから送信されているものと結論づけることができます。
なぜ、新しい利用規約が表示されるのか?
新しいiCloud利用規約が表示される理由ですが、iOS15の発表に伴い、iCloudにも新たな機能が加わったことが理由です。
iCloud有料プランの名称もこれまでのiCloudストレージプランから、iCloud+(プラス)に変わっています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
「iCloud+に追加料金なしでアップグレードされました」 正しい対処方法とは
セキュリティに関する機能や家族でより便利に共有できるようになるなど、これまでになかった機能が追加されましたので、当然、新しい機能に関する規約も必要になったことで、表示されているものです。
同意することで個人情報・写真などが流出しない?
新しいiCloud利用規約に同意することで、Apple以外の第三者に個人情報や写真が流出することはありません。
また、いままで送信されていなかったデータが、iCloudへ一気に送信されるということも一切ありません。
ちなみに、個人情報に関しては、今回の利用規約有無は関係なく、すでにiPhoneを使用している時点で、AppleIDをつくったりしている時点で、各種個人情報は多少なりともAppleに共有されています。
また、写真に関してもiCloudフォトがONになっている為、写真情報もiCloudに送信保管済みです。
しかしながら、Appleから第三者に情報が流出した事例は、世界的に見ても、いままで一度もありませんでしたし、iPhoneにも個人情報をいっさい入れずに使用するというのは、現実的にも不可能です。
個人情報が送信されているというと、少し気持ちが悪い気もしますが、多少の折り合いをつけないと、iPhoneを使用することができません。
世界中のiPhoneユーザーが同じように写真や個人情報を、送信していると思って、多少は妥協をしながらしようしていきましょう。
今はしない・同意しないを選択したら?
ちなみに、新しいiCloudの利用規約ですが「同意しない」「今はしない」を選択した場合には、iCloudが利用できなくなってしまいます。
Apple側として、利用ルールに同意しないユーザーは、なんらかの危険やリスクが生じる為、安心して使用させることができないという判断となります。
ちなみに、間違えて同意しない・今はしないを選択してしまった場合には、設定アイコンをタップすると、「新しいiCloud規約」という文言を確認することができます。
タップすることで、改めて同意作業をすることができます。
学校や会社等に、一定の規則がある様に、iPhoneやiCloudにも利用規則がありますので、ただしくルールを守ってつかっていきましょう。
まとめ
- 新しいiCloud利用規約は同意しても問題ありません。
- 同意することで追加でお金が発生することはありません。
- 同意しない場合、iCloudを使うことができません。