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迷っている人
こんな疑問に答えていきます。
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ユニクロペイとは
ユニクロペイとは、ユニクロアプリに銀行口座かクレジットカードを登録する決済方式です。
ユニクロペイは、iPhoneに残高チャージする方式ではなく、決済した金額がそのままクレジットカード請求もしくは銀行口座から、引き落とされます。
記事執筆時点で登録できる銀行は、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそなグループの銀行に限定されています。
ユニクロアプリの会員証タブから利用可能です。
ユニクロペイというアプリは存在せず、ユニクロアプリの会員証タブから利用することができます。
ユニクロペイは2段階認証セキュリティ体制が敷かれていますので、正しく設定をおこなえば、不正利用の可能性は低いです。
iPhoneでユニクロペイを使うメリット
素早くお会計ができる(会員証提示・支払いが一体化)
ユニクロペイを利用する最大のメリットは、お会計を素早くに行うことができる点です。
これまで、電子決済でユニクロで買い物をする場合には、ユニクロ会員証提示した後に、支払いはアプリを切り替える必要がありました。
しかし、ユニクロペイの場合は、会員証提示と支払いを、アプリを切り替えることなく、行うことができます。
ユニクロを頻繁に利用することができるのは大きなメリットです。
お財布をだす手間が省ける
「ユニクロペイ」を登録しておくと、設定した銀行口座・クレジットカードにて決済が完了します。
例えば、お財布を忘れてもユニクロペイで決済が可能です。
残高チャージが必要なスマホ決済が苦手な人でも、ユニクロペイは銀行口座かクレジットカードさえ登録しておけば、気軽に利用することができます。
チャージしなくてもいい
ユニクロペイは、チャージする必要がありません。
通常、電子決済の場合は残高をチャージして使う方式が浸透していますが、ユニクロペイは残高方式ではなく、決済した金額が指定の銀行口座・クレジットカードから指定日に引き落とされます。
ユニクロペイ支払いのみのキャンペーンが行われる可能性がある
こちらは、推定ですがユニクロペイを普及させるために、ユニクロペイ支払いのみのキャンペーンが行われる可能性があります。
ユニクロには3000万人超の会員がいますので、ユニクロ側では、支払いも自社アプリに一元化することでより詳細な顧客データが集めることができます。
ユニクロペイが普及することによって、ユニクロ側にも大きなメリットがありますので、キャンペーンを行う意義もあります。
ユーザーにとっては、よりニーズにマッチした高品質な商品が開発される一助となるかもしれません。
iPhoneでユニクロペイのデメリット
使えるお店がユニクロのみ
※ユニクロ公式ホームぺージより
ユニクロペイは、良くも悪くもユニクロ専門の決済方法です。
全国のユニクロで使えるのはメリットであるとホームページに記載されていましたが、実際のところ、行きつけのユニクロ店舗は決まっているという人も多いと思います。
全国のユニクロで使える!というのがどの程度のメリットになるかは未知数です。
なお、記事執筆時点では対応していませんが将来的には、ユニクロオンラインでもユニクロペイが使用できるように検討が進められているようです。
電子マネーと比較して優位性が薄い
ユニクロペイはチャージ式ではありませんので、単純比較はできませんが、PayPayやd払い、Line Payなどでは、支払額に応じてポイント還元があったり、キャンペーンが用意されているなど現金と比較してのお得さを売りにしています。
しかし、ユニクロペイの場合は、結局のところキャッシュカードをださない銀行引き落とし、クレジットカードをださないクレジット決済のようなものです。
わざわざ、ユニクロペイで支払いを迂回するメリットがどこまであるかは疑問です。
もし、ユニクロペイのリリースに伴って、その他電子決済の利用を排除した場合は、ユニクロペイの利用拡大は促進できますが、決済の利便性が下がってしまいます。
クレジットカード・銀行口座を登録する手間がかかる
ユニクロで頻繁に買い物をする場合は別ですが、年に数回しかユニクロに行かない場合は、普通に支払いをしたほうが面倒くさくなくていいという印象もあります。
いくらセキュリティがしっかりしていても、やはりクレジットカードや銀行口座をアプリに登録するには抵抗がある人が多いと思います。
また、クレジットカードをもっておらず、指定金融機関の口座を保有していない場合、ユニクロペイ自体を使うこと自体が難しい場合も考えられます。
まとめ
結論を言うと、いまのところユニクロペイを使うメリットは見当たりません。
コンビニのように毎日も頻繁にユニクロを利用するユーザーにとって、会計が素早くできるのはメリットだとは思いますが、一年に数回程度しかユニクロを利用しないユーザーにとっては、わざわざユニクロペイアプリに登録する手間よりも、現金やクレジットで支払ってしまったほうが安心です。
また、ユニクロではその他のスマホ決済も利用ができるので、ユニクロ側でどのような差別化をするかも注目です。
- 最大のメリット:会員証の提示・支払いが一度でできる。会計がスマートでスムーズに行えます。チャージ式ではないため、残高を忘れてしまう心配はない。
- 最大のデメリット:ユニクロペイには登録の手間がかかるため、年に数回しか利用しないライトユーザーにとっては通常通り現金やクレジットカードで支払った方が安心感がある。
- ユニクロペイは独立したアプリではなく、ユニクロアプリの中にある会員証タブから利用することができる。