象印電気ポッドCV-VT40のパッキンを交換してみた結果、不具合は変わらなかった!?

我が家には愛用している電気ポッドCV-VT40があるのですが、先日の記事にも書いたように沸騰が止まらないという不具合が発生するようになりました。

結局、新しい電気ポッドは購入済みで、CV-VT40ががなくても生活には支障はないのですが、もしかしたら部品交換だけで直るかしれないという情報を見つけました。

今回トライしてみたのはポッドの上蓋のパッキン交換です。なお、はんだ付けや基盤の回路といった情報もありましたが、そこまではやりたくなかったので、簡単にできるパッキン交換にかけてみました。

電気ポッドのパッキンはネットで購入する

象印電気ポッドのパッキンは、ネットショッピングで購入しました。注文してから2~3日で届きました。

電気ポッドの上蓋のネジをはずす

電気ポッドの上蓋のネジをはずす

電気ポッドの上蓋をはずすと、ネジが見えますので、ネジを外していきます。

すると、パッキンだけはずれますので、新しいパッキンにつけかえてネジを締め直すといういたってシンプルな作業です。

電源再投入すると、新たな不具合が見つかる

パッキンを新品交換したので沸騰が止まらないという事象が直るかテストしてみました。

すると、少し時間はたちましたが沸騰はおさまったのですが、時間経過とともにポッド内部のお湯の温度がどんどん下がっていくのです。

ポッドの保温設定は90℃にしているのですが、100℃になってから2時間もたたないうちに85℃にまで温度が下がっていました。

象印の電気ポッドは80℃以下になると、再沸騰が開始されます。つまり、2時間~3時間で内部温度が下がり再沸騰、100℃になって沸騰が止まらないので、コンセントを抜いて保温。そして、2時間~3時間で内部温度が下がり止まらない再沸騰という流れを繰り返すことになります。

結果、保温性能にも異常があると気づく

パッキン交換をして挙動を細かく気にしていた結果、再沸騰するのが異常だと思っていたのですが、実際もっと深刻だったのは保温性能だったようです。

電気ポッドなので指定温度でキープしてくれるのが普通なのですが、今回の不具合に関しては、90℃保温という設定をしていても、簡単に90℃を下回ってきます。

内部の温度が下がった結果、再沸騰という悪循環でした。保温性能がおかしいのは、パッキンの問題ではなかったようです。

温度表示の不具合の可能性もある。

今回感じたのは、電気ポッドは魔法瓶式の内部構造になっているタイプなので、そんなに簡単に内部の温度が下がるのかといった疑問です。

魔法瓶式のポッドにお湯を入れていた場合は、電気が通っていなくてもそれなりの時間は温度キープできそうなものです。

しかし、簡単に2時間で15℃以上も水温がさがるのであれば、計測器に異常があるのではと思った部分もあります。

まとめ、パッキン交換で直る不具合ではありませんでした。

私の場合は、パッキン交換には意味がありませんでした。もし同じようにポッドの不具合で悩んでいる方がいれば、簡易的な症状であればパッキン交換でなおるかもしれませんが、再沸騰を繰り返す、沸騰が止まらない等の場合は、基盤がおかしい可能性が高いので、無駄な出費にならないよう注意しましょう。

象印の電気ポットの沸騰が止まらない!寿命は3年説は本当だったのか。

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