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家ではまったくお酒を口にしませんし、まったく飲みたいとも思わないのですが、半年に1回程度、仲の良い人に誘われた宴会だけには参加するようにしています。
日頃からお酒を飲んでいる人にとっては、飲酒前後のコンディション変化はわかりずらいと思いますが、本当のたまに飲んだからこそわかった飲酒による具体的な体調の変化を書いておこうと思います。
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たった1度の飲酒で1.5kgも体重が増えた!
飲み会帰りに体重計に乗って驚きました。私は毎日欠かさず体重計にのっているのですが、基本的に、食べる量・飲みものの量なども一定なので、ここ10年位は大きな体重変化はありません。
しかし、今回飲み会に参加して帰ってきたところ体重が1.5kgもアップしていました。1.5kgアップというと、必要に迫られて無理をして食べすぎた時でも見ることのない、なかなかの水準です。
「お酒飲みはお腹がでる」とよく言われますが、たった1日の宴会だけで、1.5kgも増量して、自分の体でその効果をおおいに実感したわけです。
理由は簡単ですが、飲んでいるとお口が寂しくなるので、どんどんテーブルのものを食べますし、やはりおつまみはちょっとしょっぱく作られています。しかも、揚げ物などの脂っこいものが多いです。
さらに、飲酒により満腹感が麻痺しているせいか、空腹感とは関係なく、どんどん口に運んでしまい、必要カロリーは摂取済みのはずなのに、満腹感もありません。
朝ごはん、昼ごはん、夜ごはんなどは量が決まっていますので、食べ終わったら歯磨きして終了!という形ですが、飲み会はダラダラ続くので、暇なので食べる、なんとなく食べる、という事が当たり前のの環境です、飲み会に参加する以上は、体重増は仕方ないことなのかもしれません。
臓器に負担がかかり疲労感がうまれる。美容にも健康にも仕事にも悪影響。
摂取したアルコールを分解するために肝臓がフル稼働しなければいけません。
日頃は、肝臓はご飯の栄養素を身体に届けるための仕事があるのですが、アルコールを摂取するとプラスアルファで解毒の業務がはいってしまうのです。
人間でも、仕事をたくさん預けられたときは忙しくて疲労・ストレスがたまり、業務もおろそかになりがちですが、肝臓も同じです。
「ただでさえ忙しいのにアルコール解毒する仕事までよこさないでよ!」と肝臓に怒られてしまうのです。
臓器も休める時間が少なくなってしまい疲労がたまってしまいます。肝臓がしっかりと仕事ができなくなると、以下のようなことが起こります。
肝臓が疲れることで起こること
・髪がパサパサになる。
・ふくらはぎがだるくなる。
・疲労感を感じる。
以上のように、健康面・美容面においてもマイナス面しかありません。肌ツヤがなくなり、髪がパサパサになると、老けたマイナスの印象となってしまいます。思っているよりも肝臓の健康はとても大切な役割を果たしています。
仮に、深酒してすぐ寝た場合でも、身体こそ布団の上で休まっていますが、臓器はアルコール分解の仕事があるので休めません。
就寝中もずっとアルコール分解作業が続きますので、朝起きた時にもなかなか身体も気分もスッキリしなくなっています。
臓器のコンディションは体調に直結しますので、寝ている間に臓器が疲れさせることは避けるべきなのです。
会社や学校などでも「あの人は敵に回すな」という人がいるものですが、体の臓器の場合は、肝臓に嫌われないように生活することが人生にとって快活に生きるためのコツかもしれません。
お酒=毒素、二日酔いになることも。
また、アルコールは、分解過程でアセトアルデヒドという毒素が発生します。アセトアルデヒドが体内に多くなってしまうと、二日酔いの原因となり具合の悪さに直結します。
アルコール=アセトアルデヒドと考えてもいいので、結果論にはなりますがわざわざ毒素を身体に入れているという事になります。具合が悪くなると、やりたいこともできませんし、仕事の効率だってあがらず、人生に何もプラスにはなりません。
いっときの楽しい気分の為に、わざわざ毒素を体内に取り込む作業に何の喜びがあるのでしょうか。天秤にかけると、やはり翌日も活発に動けたほうが生産的な人生だと思えます。
親睦を深められるのは唯一のメリット。
お酒を飲んで唯一いいなと思ったのは、やはり親睦を深められるという点のみではないでしょうか。
基本的に人間は頭の中で色々感情しながら、理性的に生きています。動物と違って、様々な状況を判断して「空気を読みながら」動くことができます。
しかし、飲酒をすると理性を司る脳のストッパーが弱まってしまいます。つまり、理性の制御力が弱まる事で気持ちが近くなり打ち解けやすくなるという事も言えます。仲間同士で本音で話をするという事においては、飲酒のメリットはあるかもしれません。
ただ、理性の制御力が弱まるというのはいいことばかりではなく、飲酒による事件などもよく発生しています。なにごとも中庸が大切で、飲み過ぎはよくないという事が言えるでしょう。
まとめ
飲酒は身体にとってマイナスでしかない。肝臓を大切にして、お肌も髪も身体も快活に生きましょう。