【解決】エアドロップ（AirDrop）ができない！送れない！受け取れない！

エアドロップは、写真や動画を共有する時にとても役立つツールです。

例え、連絡先を知らない相手であっても、多人数相手でも、エアドロップであればスムーズに転送ができるため、重宝します。

ただ、意外に多いのが「自分だけうまくエアドロップができない」という、ちょっとしたトラブルです。

この記事では、エアドロップがスムーズにできない時に、まっさきに確認すべきポイントにをまとめていきます。

エアドロップ（AirDrop）とは？

エアドロップは、iPhoneやiPadをはじめ、Macなど、Apple製デバイス同士で、自由にファイルを送受信できる機能のことです。

略して、エアドロと呼ばれることもあります。

エアドロップで送受信できるのは、写真だけではなく、動画ファイル、テキストファイルなど多岐に渡ります。

エアドロップのメリットとしては、ギガを消費しない、送受信スピードが速い、多少遠くにいる人とも通信できるなども、大きな特徴です。

ちなみに、SNSなどの連絡先を知っている人が近くにいる場合であっても、AirDropのほうがスピーディにやりとりできるため、近距離の人とファイル共有したい場合の初手は、エアドロップになることも多いです。

エアドロップ（AirDrop）の使い方

まず、エアドロップの基本的な使い方をご紹介します。

画面下部にある共有ボタンから、エアドロップを選択することで送信することができます。

エアドロップの送りかた

1. 送信したいコンテンツを開いた状態で、画面下部の共有ボタンをタップします。
2. 共有方法が提示されますので、AirDropのアイコンをタップします。
3. エアドロップの送信先の選択画面になりますので、送りたい相手をタップします。
4. 相手のプロフィールアイコンを、進捗ゲージが一周したら送信完了です。

エアドロップの受け取りかた

エアドロップを受け取る前に、設定の確認が必要です。

1. 設定アイコンをタップします
2. 一般をタップします。
3. AirDropをタップします。
4. 連絡先のみ・すべての人どちらかに変更します。
5. 相手側からエアドロップ通知が届いたら、許可をタップします。

エアドロップで受信したファイルは、受信完了と同時に、デバイスに自動保存されて画面上に展開されます。

写真・動画はアルバムに、ドキュメントデータはファイルアプリなど、適切な場所に自動保管されます。

エアドロップ（AirDrop）できない時のチェック項目リスト

エアドロップができない場合、下記の項目を確認してみましょう。エアドロップができない場合、送信側・受信側ともに、設定基準を満たしている必要があります。

対処1：Wi-Fi、Bluetooth接続をONにする

エアドロップを使用するには、Wi-Fi、BluetoothのどちらもONになっている必要があります。

エアドロップは、この二つの機能をベースにして成立しているので、まっさきにチェックしておきたいところです。

下記の手順で、Wi-Fi、Bluetoothの設定状況を確認してみましょう。

1. 設定アイコンをタップします
2. Wi-FiをONにします。
3. BluetoothをONにします。

以上の手順で、Wi-Fi/BluetoothどちらもONにできたら、エアドロップができるようになったかを確認してみましょう。

まだ、エアドロップがうまく出来ない時は、対処2に進んでください。

対処2：おやすみモード・機内モードをOFFにする

エアドロップは、おやすみモード・機内モードなどがONになっていると利用できません。

基本的に、おやすみモード・機内モードは、スマホの機能を制御する意味合いがあり、エアドロップに必要な機能を制限してしまいます。

一旦、オフにして制限を解除することで、エアドロップを実施できるようになる可能性があります。

1. 設定アイコンをタップします
2. おやすみモードをOFFにします。
3. 機内モードをOFFにします。

おやすみモード・機内モードをオフにして、機能を解放して、エアドロップが出来るようになったか確認してみましょう！

この方法でも、エアドロップが出来ない時は、対処3にすすんでください。

対処3：テザリング（インターネット共有）をOFFにする

エアドロップは、Bluetoothがフリーの状態でなければ使用できません。

インターネット共有機能がONになっている場合、Bluetoothの通信回線がテザリング側で、使われているので、エアドロップすることはできません。

一旦、テザリングの使用を中止して、インターネット共有をオフにしてから、エアドロップがうまくいくか試してみましょう。

下記の手順で、インターネット共有をオフにしてください。

1. 設定アイコンをタップします
2. インターネット共有をOFFにします。

インターネット共有をオフにできたら、エアドロップが出来るようになったか試してみましょう。

それでも、エアドロップできない場合、次の対処方法に進んでください。

対処4：iCloudにログインする

iCloudログインしていない場合、エアドロップできない可能性があります。

「いやいや、iCloudとエアドロップ関係ないでしょ！」という声もあるかと思いますが、これは、エアドロップの範囲を連絡先のみにしている場合、iCloud電話帳が参照されています。

従って、iCloudにログインしていない場合、エアドロップが連絡先を参照できず、正常に送信相手を検知できなくなっている可能性があります。

下記の手順で、iCloudにログインして電話帳をONにしてから、エアドロップをしてみてください。

1. 設定をタップします。
2. AppleIDでログインをタップします。
3. AppleID/パスワードを入力してログインします。

この方法でも、エアドロップが出来ない時は、対処6にすすんでください。

対処5：iCloud利用規約に同意する

Appleの利用規約に同意していないため、制限がかかっており、エアドロップできなくなっている可能性があります。

以下の手順で作業してみてください。

1. 設定をタップします。
2. Appleの利用規約に同意していくださいという表示があればタップします。

iCLoud利用規約に同意することのメリット・デメリットなどが気になる方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

新しいiCloud利用規約「同意する・同意しない」どっちにすべき？

既に同意済みでiCloud利用規約がない場合、また同意したにも関わらず、エアドロップが出来ない場合、次の手順に進んでください。

対処6：ソフトウェアアップデートをする

エアドロップできない場合、ソフトウェアが古いため、機能が正常に動作しなくなっている可能性があります。

iPhoneのソフトウェアを、アップデートして最新版にすることで、エアドロップできるようになる可能性があります。

下記の手順でiOSアップデートをしてみてください。

1. 設定をタップします。
2. 一般をタップします。/li>
3. ソフトウェアアップデートをタップします。

なお、アップデートには多くの時間がかかります。

もし、急いでいる場合は、エアドロップではなく、LINEやメールなど、別の送受信方法を選択したほうが、早い可能性が高いです。

状況に応じて、臨機応変に対処していきましょう。

対処7：設定をリセットする

エアドロップできない場合、Bluetooth関連設定をリセットすることでエアドロップができるようになる可能性があります。

下記の手順でエアドロップ関連の設定をリセットをしてみてください。

対処8：別のファイルで試してみる

もし、エアドロップできない場合、送信するファイルに異常があったり、破損しており、送受信できなくなっている可能性があります。

一旦、別のファイルを選択して送受信できるかどうか試してみてください。

対処9：送受信側ともに「すべての人」に変えてみる

エアドロップできない場合、送受信の限定を解除することでエアドロップができるようになる可能性があります。

一旦、送信側・受信側ともに、送受信範囲をすべての人に変更してみましょう。

対処10：他の人・別デバイスとエアドロップしてみる

エアドロップができない場合、どこに原因があるかを知るために、別デバイスや他の人とエアドロップしてみましょう。

相手を変えてエアドロップがうまくできた場合、エアドロップできないのは相手側のデバイスが原因だとわかります。

また、余裕がある場合、相手側にもこの記事の解決策に問題点がないかなども、参照してみましょう。