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海外の結婚式において、“スマートフォン撮影禁止”のデバイスフリー結婚式が流行しつつあるようです。
最近はスマートフォンの普及により、どこにいってもカメラを向けて記録している光景をよく見ますが、なぜスマホ撮影禁止の結婚式がトレンドになりつつあるのでしょうか。
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海外のデバイスフリーの結婚式の意義とは
デバイスフリー結婚式の第一の目的は、“その瞬間を集中して楽しんでほしいから“というところにあるようです。撮影に夢中になると、その瞬間に記録者側に回ってしまいます。
海外でのデバイスフリー結婚式の撮影や記録に関しては、プロのカメラマンもいて、ビデオも回っている為、みんなで撮らなくてもいいよということのようです。
出席者は撮影係ではなく、単純にオーディエンスとして結婚式を楽しんでほしいという気持ちを込めてスマホを禁止にするようです。
新郎新婦からも出席者の顔がよく見える。
スマホでビデオ撮影などを行った場合は、撮影している人の顔がスマホで隠れる形になります。
新郎新婦からすると、出席者の表情が見たいのに、スマホ撮影をしていることによって表情が見えづらくなってしまうのです。
祝福する側も、祝福される側もフェイス・トゥ・フェイスでその場を楽しむという事は、スマホ撮影よりもかけがえのない瞬間と言えるかもしれません。
後から再生しても臨場感は再現できない。
スマホで撮影した写真・動画は手ブレしている場合も多く、画質も地デジのテレビには到底及びません。
スマホ撮影した動画は、画質・音質も直接見た光景よりは遥かに劣っていて、当時の会場の臨場感には到底及びません。
また、スマホでなんとなく撮った写真は手ブレしている場合なども多く、撮影に夢中にならずに単純にその瞬間を愉しんだほうが遥かに有意義な時間と言えるでしょう。
スマホはあくまで簡易的な撮影であること、後からあまり見ないだろうという思われる光景に関しては、極力撮影しないようにするというのもポイントかもしれません。
テレビ中継にも“デバイスフリー”はプラス
個人的にはスポーツ会場もデバイスフリーにしてもらえないかと感じることがあります。
野球中継、大相撲中継などでも、カメラに正対した観客がフラッシュをたきっぱなしにして、まばゆい光線を発している人がいます。
大事な場面などで、真正面からフラッシュは発している人がいると、だいぶ気になってしまいます。
せめて、テレビカメラに映るカメラの真正面の特等席は、デバイスフリーにしてほしいと感じています。
デバイスフリーのメリット・デメリット
大事な瞬間をスマホで撮影して記録を残したいというのは誰でも共通のことだと思います。記録しておくことで後から、その場を振り返る事ができるのは大きな魅力です。
ただ、後からあまり見ないのにも関わらず、撮影を行ってしまうと振り返りではなく、記録すること自体が目的になってしまいます。
スマホ撮影者ではなくその瞬間を一番楽しむ人になる
SNSと呼ばれるフェイスブック・インスタなどシェアする為に撮影しているのでしょうが、実際いいねをいくらもらっても人生は豊かになりません。
その瞬間を一番楽しむという意識こそ大切なことです。
もし、ポケットからスマホを取り出して撮影する場合は、後から記録した動画をしっかり見るかどうか、その瞬間を撮影する目的はなんなのかを明確にしてから撮影する事がおすすめです。