料金が安い貸金庫はどこ?失敗しない選び方

自分の大切なものを安心して預けられることで注目されている貸金庫。

その中でも、銀行の貸金庫セキュリティ面や信頼度が高く、貴重品を預けるのに人気があります。

そこで今回は、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、それぞれの貸金庫の料金を比較しました。

少しでも安く、コスパの良い貸金庫を探している方は、ぜひご覧ください。

料金比較一覧

三菱UFJ銀行みずほ銀行三井住友銀行
サイズの一例5.7×26.2×40cm6.5×24.5×54cm6.5×28×52.5cm
利用料金(年間)16,170円~(税込)21,780円~(税込)22,000円~(税込)

3つの銀行を比較してみると、最も安いのが三菱UFJ銀行です。

その分サイズも小さめではあります。多少の書類関係のみを預けたいという方には三菱UFJ銀行がおすすめです。

三菱UFJ銀行

深さ奥行重量制限年間使用料(消費税込)
5.7cm26.2cm40.0cm30kg16,170円
6.2cm27.7cm49.3cm30kg22,440円
8.7cm27.7cm49.3cm30kg29,700円
三菱UFJ銀行HPより
預けることができるもの一例(三菱UFJ銀行HPより)
  • 公社債券、株券その他の有価証券
  • 預金通帳・証書、契約証書、権利書その他の重要書類
  • 貴金属、宝石その他の貴重品
管理人
管理人

利用料が一番安いのはとっても嬉しいです。

みずほ銀行の料金

サイズと料金の一例

高さ奥行き年間使用料(消費税込)
6.5cm24.5cm54cm21,780円
みずほ銀行HPより
預けることができるもの一例(みずほ銀行HPより)
  • 契約証書、権利書、遺言状その他の重要書類
  • 貴金属、宝石などの貴重品
  • 手形、小切手、公社債券その他の有価証券
  • 預金通帳・証書、印鑑類
  • 上記に準ずると認められるもの
管理人
管理人

この他のサイズの相談は支店窓口でできますよ。

三井住友銀行の料金

高さ奥行き年間使用料(消費税込)
6.5cm28.0cm52.5cm22,000円
8.5cm28.5cm53.5cm29,700円
14.0cm28.0cm53.0cm46,200円
三井住友銀行HPより
預けることができるものの一例(三井住友銀行HPより)
  • <重要書類>
  • 預金通帳・預金証書
  • 契約証書・権利証
  • 有価証券・遺言書
  • 保険証書 等
  • <貴重品類>
  • 金、貴金属
  • 宝飾品
  • コレクション 等
  • <思い出の品>
  • ご家族のアルバム
  • 思い出の手紙
  • 過去の日記 等
管理人
管理人

コレクションやアルバムも預けられるんだね。

りそな銀行の料金

りそな銀行の場合、貸金庫のサイズや種類によって料金が違ってきます。

料金や貸し出し状況は直接支店窓口まで問い合わせが必要になります。

りそな銀行で預金口座を持っている方や、利便性が一番いいという方は、窓口まで問い合わせてみてくださいね。

ゆうちょ銀行の料金

ゆうちょ銀行では、残念ながら貸金庫のサービスは行っていません

ゆうちょ銀行であれば、全国的に親しみのある銀行ですので、利用者としては欲しいサービスではありますよね。

しかし、実際問題として、街のゆうちょ銀行の店舗は小規模な支店がほとんどです。

そのため、スペースの確保や、セキュリティ面での対策をとるのが難しいようです。

申し込みに必要なものは?

三菱UFJ銀行・みずほ銀行・三井住友銀行の場合
  • 通帳
  • 印鑑
  • 本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど)

損しない貸金庫の選び方

貸金庫を利用する際には、毎月の利用料金だけでなく、金庫のサイズ・場所などの利便性も重要な選択基準になります。ここでは、損をしないための貸金庫の選び方をいくつかのポイントに分けて紹介します。

サイズ

  • 選び方: 保管したい物の大きさを事前に確認し、サイズが合うものを選びましょう。大きすぎると料金が無駄に高くなるので、もったいないですよね。必要最小限のサイズを選ぶのが最も安く借りれる方法です。
  • ポイント: 事前に預けるもののサイズを測って、途中でサイズの変更が必要にならないかも併せて検討しましょう。

立地・アクセス

  • 選び方: 自宅や職場からのアクセスの良さを考慮することが大切です。頻繁に利用する予定の場合、アクセスの悪い場所は避けた方が無難です。
  • ポイント: 公共交通機関の利用のしやすさや、駐車場の有無もチェックしましょう。貸金庫を利用るための移動のコストも一緒に考えることが重要です。

セキュリティ

  • 選び方: 24時間監視や最新の認証システムが導入されているかどうかを確認しましょう。これは、最も重要なポイントですね。また、災害時の対策がどのようになっているかも重要なポイントです。
  • ポイント: 銀行の評判やセキュリティに関する口コミも参考にすると良いでしょう。安く借りることも大切ですが、安全性を最優先に考え、信頼できる銀行を選びましょう。

これらのポイントを踏まえた上で、各銀行のサービス内容を比較し、自分のニーズに最も合った貸金庫を選ぶことが重要です。貸金庫は単に「物を預ける場所」ではなく、安心とセキュリティを購入するサービスと捉えると、選び方の視点も変わってきます。

貸金庫盗難のリスクあり!

銀行の貸金庫は、一般的な貸金庫業者よりも非常に高いセキュリティ対策が施されています。

しかし、完全リスクがゼロという訳ではないので、盗難の可能性がないわけではありません。

以下に、貸金庫を利用する際に考えられる盗難のリスクと、それを最小限に抑えるための方法を解説します。

盗難のリスク

  1. 内部からのリスク: 銀行や貸金庫業者の内部にいる不正を働く職員によるリスクです。セキュリティシステムや物理的な鍵が堅牢であっても、内部からの不正アクセスは防ぎにくい部分があります。
  2. 外部からのリスク: 専門的な知識を持つ犯罪者による強盗や、高度な技術を使った不正侵入など外部からのリスクです。これらは非常に稀ですが、過去には大掛かりな貸金庫破りの事件も発生しています。
  3. 災害によるリスク: 自然災害や火災などによって貸金庫自体が損傷し、保管されている貴重品が盗難や紛失につながる可能性もあります。これは、直接的な「盗難」とは異なりますが、結果として貴重品を失うリスクになります。

いくら銀行の貸金庫と言っても盗難のリスクは全くゼロではありません。

信頼できる銀行なのか、評判はどうなのかも料金の安さと一緒に検討してみる必要があるでしょう。

リスクを最小限に抑える方法

貸金庫は非常に安全な保管方法の一つですが、万一のリスクを考慮し、自己管理も怠らないよう心掛けることが重要です。

  1. 信頼できる金融機関を選ぶ: 長い歴史と実績を持つ銀行や、セキュリティ対策が徹底している銀行を選びましょう。事前に貸金庫の状況をチェックできると尚良いですね。
  2. 鍵と暗証番号の管理: 鍵やカード、暗証番号は厳重に管理し、他人に教えたり、誕生日など予測しやすい番号を設定したりしないようにしましょう。
  3. 定期的な確認: 貸金庫に預けたものは定期的に確認しましょう。必要な場合は、内容物のリストアップや写真撮影を行うことで、何かあった時の証拠にもなります。

貸金庫を借りるにはコスパは非常に大切ですが、最終的には安全性や信頼性を自分の目で確かめて、納得した上で借りることが一番重要ですね。

貸金庫盗難事例は?

過去には銀行の貸金庫の盗難事件がありました。

朝日新聞デジタルより引用

現役の市議が貸金庫から窃盗…鍵を盗んで取るなんて悪質ですね。怖いです。

銀行の貸金庫はいつでも使えるの?土日は?

「平日は忙しくてなかなか時間が取れない」そんな時に「土日に使えるのかな?」と疑問に思う方も多いでしょう。

結論から言うと、貸金庫サービスを提供している銀行の多くは、平日の営業時間内に利用できるようになっています。

これは、貸金庫の利用時に銀行員の立ち会いが必要な場合が多いためです。

全自動貸金庫は土日も使える

京都銀行HPより引用

具体的には、「全自動貸金庫」がその一例です。

全自動貸金庫は、専用のカードや暗証番号を使って、個人が自由に貸金庫を開閉できるシステムです。

具体的には、専用の個室に入り、操作をすると貸金庫ボックスが自動搬送されるしくみです。

このタイプの貸金庫では、土日でも、銀行の営業時間に関わらず、設置している場所のセキュリティが保たれている時間帯であればアクセス可能な場合が多いです。

これにより、平日は時間がない方も安心して利用できます。

また、銀行によっては、土日のみならず365日利用可能な全自動貸金庫を設置しているところもあります。

銀行や支店により異なる

ただし、これらのサービスは全ての銀行や支店で提供されているわけではなく、設置されている場所や利用できる時間帯は銀行ごとに異なりますので、利用を検討している場合は事前に確認が必要です。

土日に貸金庫を利用したい場合は、まずは自分が利用したいと考えている銀行の公式ウェブサイトをチェックするのが一番です。

また、直接最寄りの支店に電話で問い合わせるのも一つの方法です。

全自動貸金庫の場合、予約や利用方法についても事前に確認しておくとスムーズに利用できます。

土日に貸金庫を利用できることは、多忙な現代人にとって大きなメリットです。

事前にコストや利便性を確認し、安全に大切な物を保管できるよう、貸金庫の選択と利用計画は慎重に行いましょう。

民間では24時間365日使える貸金庫もある

また都市部にはなりますが、事前予約をすれば24時間365日出し入れが可能な民間の貸金庫もあります。

しかし、料金は月額9,900円~と高額です。

こちらは主に美術品やギャラリーをしている方の利用が多いようです。

もちろん、一般の方の利用も可能。何を入れても大丈夫です。

貴重品の貸金庫サービス | TERRADA SAFE BOX | 寺田倉庫

貸金庫で保管してはいけないもの

貸金庫って、大事なものを安心して保管できる便利な場所ですよね。

貸金庫サービスを提供している銀行のルール的にはOKでも、実は「これは入れちゃダメ!」っていう物もあるんです。

特に、遺言書や保険証券みたいな、大切な書類を貸金庫に入れてしまうと、予想外のピンチに陥ることがあります。

その理由は、もし貸金庫の持ち主が亡くなった場合、銀行はその貸金庫をロックするためです。

そうなると、遺言書を早く見たい家族も、手を出せなくなってしまう…。

そんな状況になると、遺言書があるのにそれを使えない、なんてことにもなりかねません。

さらに、貸金庫に入れてはいけないものとして、現金や違法物、危険物、食べ物や生き物、変質してしまうものもダメです。

現金を入れると利息もつかないし、何かあった時に困ることもあるから、あまりおすすめできません。

食べ物や生き物は、当然ですが腐ったり困ったことになるのでNG。

そして、大きなものや他人の情報は、そもそも入らなかったり、問題になることがあるから避けた方が無難です。

遺言書の保管方法は?

「じゃあ、遺言書はどうすればいいの?」って思いますよね。そんな時は、公正証書遺言を作ったり、法務局で遺言書を保管してもらうサービスを利用するのが一番安全で確実です。これなら、必要な時にちゃんと遺言書を取り出せます。

貸金庫は確かに安全で便利ですが、何を入れるかにはちょっとしたコツがあるんですね。

大事なもの、特に将来困らないために今すぐ必要ないものを保管するにはピッタリですが、いざという時にすぐに取り出したいものは、他の方法を考えた方が良さそうです。

貸金庫はコスパ悪い?もったいない?

貸金庫を使うか、自分で金庫を買うか、って案外悩むところですよね。

最近、特に気になるのが「貸金庫ってちょっともったいないかも?」という声。

貸金庫の利用料、意外とバカにならないんです。毎月の料金が積もりに積もると、結構な出費に。

それに、いざという時にサッと取りに行けない不便さや、スペースの狭さも気になるポイント。大きなサイズの貸金庫だと、また料金が跳ね上がるし、結局は「自分でしっかりした金庫を買った方がいいのかな?」と考えちゃいますよね。

でも、家に金庫を置くって、万一の時のリスクも心配になります。どうせ買うなら、安全性が高いものがいい。

そこで注目なのが「防盗金庫」です。これがあれば、家庭でも安心して大切なものを保管できます。

防火金庫って何?

ALSOK公式HPより引用

防盗機能付きで、バールでこじ開けられない強度を持つもの、火災時にも中の物を守る耐火機能がついてるもの、さらには現金補償も付いてる商品もあるんです。

確かに、重さの問題で家の床が心配…ということもありますが、床への負担を軽減する対策も相談できるんですよ。

防盗金庫には、ダイヤルキータイプや、もっと高度なセキュリティが求められるなら、テンキーや静脈認証式のものもあります。なんだかんだ言っても、自分の大事なものは自分で守りたいですよね。

貸金庫か金庫か、どちらにするか悩んでいる方、もったいないと思ってる方、ぜひ一度、防盗金庫を検討してみてはどうでしょう。

金庫の選び方から設置のアドバイスまで、気軽に相談できるところもありますから、自分に合った安心を見つけてくださいね。

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