iPad Air(第4世代)はどこが違う?Proと比較してみた。

2020年9月16日に4世代目となる新しいiPadAirが発表されました。

これまでのiPadと何が違うのか特徴をまとめました。

iPadはラインアップが多すぎなので、わかりやすくまとめていきます。

新しいiPad Air = 価格・性能も真ん中。

現状の通常サイズのiPadのラインアップは下記の通り。

  • iPad(無印)
  • iPad Air
  • iPad Pro

表示順の通り、iPadAirのポジションは値段・性能ともに、ちょうど真ん中です。

松竹梅でいうと「竹」といったところでしょうか。

無印のiPadよりは性能は良いが、Proには負けるという感じです。

それでは、具体的にどの辺が「竹」なのかまとめていきます。

iPad Air(第4世代)の良い点

iPad Airの魅力は下記の三点です。

  • A14Bionicチップ搭載で動作が速い
  • 62800円とコスパもよさげ(Proより安い)
  • 最新の純正アクセササリに完全対応

一言でいうと「コスパが良いモデル」という事になります。

具体的にまとめていきます。

2020年版の最新プロセッサー搭載

iPadAirには、2020年製のAppleの最新のプロセッサーである「A14Bionicチップ」が搭載されています。

性能は上位モデルのProに負けると書きましたが、現時点ではiPadProよりもプロセッサーの性能はいいかもしれません。

そして、最新チップ搭載にも関わらずお値段も魅力です。

価格もProより1万以上安い

価格もProより1万以上安い

iPadAirは62800円(税込)から、最新版にも関わらずiPadPro84800円(税込)よりも1万円以上お安くなっています。

最新の純正アクセサリにも対応

最新の純正アクセサリにも対応

iPadAirは純正アクセサリMagicKeyBoard、新型のAppleペンシルなどにも完全対応しています。

ぶっちゃけ、アクセサリはかなり高いですが、親和性は抜群です。

Proを買う予算があれば、Airを買いつつ、浮いたお金でアクセサリを揃えるという選択肢もありそうですね。

いま、買うとしたらiPadAirいいかも。

では、スペック的に申し分ないように思えますが、どの辺がProと比べて劣るのでしょうか。

iPadAirの松になれない点

あまり目立たない細かいところでiPadProモデルとの差別化がされています。

Appleは、本当に機能の削り方がうまいですね、

具体的には、下記の3点です。

  • 最大ストレージが256GB
  • カメラ/ディスプレイ機能が少ない
  • スピーカーが2つ

最も困ると想定されるのが内部ストレージが最大256GBという点でしょうか。

iPadというと、iBooksやPDF資料など、本体にたくさんのデータを入れて持ち運びたいユーザーが多い印象です。

また、キーボードやペンシルを使ってガンガン動画などを編集したい人にとっても、ストレージが必要となるので256GBだとやや物足りないかも。

ただし、外部ストレージをうまく使うなど256GBで間に合わせるテクニックを持っている人は全く問題ないかもしれませんね。

ちなみに、データをほとんど保存しない人は64GBで十分です。

カメラ機能がProより少ない

カメラ機能でも差があります。

カメラ機能の大きな違いですが、超広角カメラ・ポートレートモードの有無です。

つまり、iPadAirでは超広角撮影ができません。

僕は、iPhoneでの超広角レンズは写真が歪むので要らないと思っていますが、求める人にとっては、大きなポイントですね。

また、奥をぼかしたようなプロっぽい撮影ができるポートレートモードも、iPadAirでは使えません。

iPadをカメラ替わり使う気はない人にとっては、超広角カメラがなかろうが、ポートレートモードがなかろうが、まったくポイントにはなりません。

ディスプレイ機能がProより少ない

あとは、超マニアックですがプロモーションテクノロジーという機能の有無でも差があります。

一言でいうと、画面が気持ち分「滑らか」になるっていう事です。

その昔、プロモーションテクノロジー搭載・非搭載の比較をしたことがあったのですが、よくわかりませんでした。

Apple Pencilの描画の際に、反応がいいとか、よりするする操作できるという事ですが、ぶっちゃけあまり分からないし、変わらないかも。

スピーカー数がProより少ない

あとは、Proは本体に4スピーカー搭載で「音に包まれる」的な訴求をしています。

その点、iPadAirは2スピーカーです。

音に包まれたくない人や、普通に音楽聞ければいいという人にとっては十分ですね。

こだわりがなければiPadAirで必要十分!!

さて、ここまでiPadProを持ち上げてきました。

しかし、実際のところiPadProの特徴を冷静にみて「これ必須!!」という機能がいくつあったでしょうか??

僕の感想は、カメラ機能(超広角レンズ・ポートレートモード)はなくてもいいかな的な印象です。

また、iPadに音質は求めていませんし、プロモーションテクノロジーでなくても全然OKです。

結論、下記のような方はiPad Airがおすすめということです。

カメラ → 普通に綺麗ならOK
スピーカー → 普通に聞ければOK
ディスプレイ → 普通に操作できればOK

そうです、僕の事ですね。

まとめ

最後にまとめます。

選び方としてはProでなければならない理由があるかどうかです。

iPad選びって簡単ですね。

  • iPadAirは松竹梅の「竹」
  • iPadProの機能が必須でない場合、AirでOK!!
  • 最新のA14チップ搭載は超魅力!!