実際にeFax(インターネットファックス)契約して使ってみた!【メリット・デメリットとは】

この記事のターゲット
・インターネットFAXを検討している
・E-Faxに興味がある
・E-Faxがどんなものか知りたい

ビジネスなどで、ファックス導入を検討している場合に、選択肢のひとつとして出てくるのがインターネットファックスのeFaxです。

eFaxとは、パソコンやスマホの画面上でファクスの送受信ができるインターネットファクスのサービス名称です。

eFaxは、世界中で55,000人以上のユーザーを抱えるインターネットファックスでは、最も有名なサービスです。

eFaxを契約するとFax専用の番号が付与されますので、付与された番号を使ってスマホやパソコンで、Faxの送受信ができます。

eFaxの契約はカンタン

E-Faxを一番初めにスタートするには、とてもカンタンです。まずは、使用したい番号をインターネット上で決定します。

好きな市外局番から、3つほどのFAX番号が表示されますので、もっとも気に入った番号を選択します。

番号を決めた後には、住所、名前、メールアドレスなどを入力して、2分もあれば入力完了できます。

しかし、eFaxのポイントしては、利用開始のカンタンさに反比例して、退会するのは、必ず電話が必要です。

インターネットサービスであれば、インターネットで契約も解約も、完結させられるようにしておくべきだとは思いますが、残念ながら、インターネット経由での解約は一切不可です。

とりあえず、30日間だけ試したいという方も中にはいると思いますが、その際には必ず電話で解約申請を忘れないようにしましょう。

公式eFax オフィシャルサイト

eFaxは更新手続きをしなくても自動更新される

E-Faxには、30日間の無料トライアルが用意されています。
そこで注意するべきポイントですが、

• 放置した場合、自動的に契約更新(有料化)になってしまう

という点です。

私としても、契約時には小さな文字の説明文をよく読んでいませんでしたので、トライアル期間が終わると“自動的にサービスが終了する”と思い込んで放置していました。

その結果、本契約に突入し有料化されてしまいました。

世の中のインターネットサービスは、トライアル期間が終了とすると、自動的にサービス終了というものも存在します。

ただ、eFaxに関しては退会するという意思表示を、電話で行わない限り、自動的に有料化へ突入します。

インターネットで簡単に登録できてしまうので、余計に解約を忘れがちになってしまいます。

トライアルしてみた結果、不要だと判断した場合は、はやめの解約手続きを忘れないようにしましょう。

現在は無料トライアルは終了しています。

支払い設定をしていない場合、eFax請求書はメールにのってPDFでやってくる

試用期間中には、eFaxは支払い方法の細かな設定は必要ありません。

eFaxを登録する際には、口座振替にして、口座番号は入力してなくても良かったため、支払い設定はしていませんでした。

つまり、口座引落もクレジットカードも登録していないから、自動的に本契約に切り替わったり、金額の請求は来ないのだろうと思っていました。

しかし、ある日登録したメールアドレス宛にeFaxからメールが届ていました。


そこには、指定期日(10日後)までに1650円を振り込んでくれという内容のPDFの請求書が届いていました。

とりあえず無料トライアルの気持ちだったので、解約申請を忘れていた私の過失でもあります。

振込先は三菱UFJ銀行で、振込手数料はこちらの負担で振り込んでくれということでした。PDFで制作した請求書が添付されてEメールで届くなんて、予想だにしていませんでした。

つまり、解約したい場合には、解約するという意思表示の電話が必須です。

なお、振込手数料をかけずに代金を支払う方法ですが、eFaxのセンターに電話をかけて、支払いをクレジットカードにしたいと伝えると、手数料無しでクレジットカードに請求を回してくれます。

eFaxのメリット・デメリット

eFaxのメリットとしては、

・初期コストは無料/30日間の無料試用期間がある。
・FAX機材が必要ない。
・インク・トナー・紙も必要ない。
・電話契約もいらない。

という点が挙げられます。

Fax回線をひく場合、FAX機を購入、電話契約をする、紙をセットして初めてFaxを使い始められるようになります。

コストを見ると、Fax機は1万円前後、FAXを利用するための電話契約も月々1500円、工事が必要なら工事費も発生します。

既に、固定電話を引いてある場合には、もっと安く済みますが、わりと、初期費用のハードルが高いのがFax回線です。

インターネットeFaxは初期費用無料で月々1500円(税別)で、なにも機材を揃える必要はありません。

スマホやパソコンなどの、インターネット環境さえあればFaxの送受信が可能となるので、カンタンに始めることができます。

また、送受信作業もインターネットを通して、比較的カンタンに行うことができます。

取り急ぎ、コストをかけずにFAXを使いたいという場合にはもってこいのサービスだと思います。

Faxが送受信があったときは、登録メールアドレスにも通知がある

eFaxで契約した番号での、FAXの送受信があった場合には、登録したメールアドレス宛にもメールが届きます。

受信完了、送信成功、送信失敗などもすべてメールで通知されます。

大事な書類がしっかりeFaxで送信できたかも、メールで知ることができますので安心して利用することができます。

わざわざ、eFaxのマイページにログインしなくても、送受信が確認できるのは大きなメリットです。

eFaxのデメリット

初期コストが低いのが、eFaxのメリットですが、対してデメリットは、サーバーがアメリカにあるという点です。

サーバーというのは、eFaxのインターネットFAXの送受信をつかさどる中枢のセンターのことです。

それでは、サーバーがアメリカにあることのデメリットですが、国番号が必須だということ、送信に時間がかかるという2点です。

1, 国番号が必須

ファックス送信時には、相手先の番号を入力しますが、eFaxでFaxを送信する場合には、81という日本を示す国番号を入力する必要があります。

また、相手先にFAXが届いた際にも、相手の送信元欄にも81の国番号から、始まる番号が記載されることになります。

通常のFAXを使っている方はご存知だと思いますが、FAX機器を使用している場合には、国番号は不要です。なぜならば、送信側も受信側も日本国内にいることが前提となっているからです。

しかし、eFAXの場合はサーバーがアメリカにある関係で、強制的に国番号が付与されてしまうのです。

・いつもと違う番号が信頼を損ねてしまう

ビジネスをやっている場合には、信頼はなによりも大切ですが、FAX番号の先頭に81がついていると、違和感を感じる人は多いと思います。

実際に、eFaxから届いたFAXが下記のとおりです。

 

eFaxの実際の送信文書

どこの番号だ、知らない番号から送られてきた、書類の内容は大丈夫なのか、などちょっとした違和感から、ビジネスの信頼性を損ねる場合もあります。

スムーズに相手に受け取ってもらいたい場合には、国番号がないほうがいい場合もあると思いますが、全然気にならないという人もいますので、使用状況に応じて検討してみましょう。

・送受信に時間がかかる

送信サーバーがアメリカにあることの、2つ目のデメリットは、送受信に時間がかかるという点です。

時間がかかるくらい待てばいいじゃないか、と思う方もいるかもしれません。

しかし、eFaxの送信料金は時間が目安になっています。カウント方法は「通信時間60秒=1枚」です。

つまり、1枚送信するのに180秒かかったら自動的に3枚分の料金が発生することになります。

eFaxは、送受信ともに150枚までは無料(基本料にコミコミ)

なお、月額1650円(税込)の中に、送受信ともに150枚分の無料利用分がついています。

150枚を超えると1枚=通信時間60秒ごとに、10円の料金が発生することになります。

月に150枚以上の送受信をする場合には、高くついてしまう場合もありますので、注意が必要です。

eFaxの解約方法は電話が必須!

eFAXは、電話でしか解約ができません。

申込みはウェブから2分で手軽にできるのですが、解約は電話のみです。

【eFAX解約してみた】eFAXを解約するための電話番号、解約時の会話の流れとは。

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