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GalaxyFoldについて
サムスン電子ジャパン株式会社 プロダクト課の課長のオオコシ カズヒロさんがラジオに出演して、サムスンの新機種Galaxy Foldの魅力について語っていました。
GalaxyFoldの価格について斜め上の切り返し。
GalaxyFoldの価格が245,520円となっています。
言うまでもなく“高すぎ”というのが世間の普通の感想です。
番組MCの「ちょっとお値段が高いですよね?」という問いかけに対してのサムスン担当者の返答が、「スマホとタブレットを2台買うのとそんなに変わりません」という、切り返しをしていました。
他のライバルスマホとは比較せずに、スマホとタブレットをあわせた価格と比較させる視点はかなり斬新だと思いました。
番組MCの石川温さんが、「(2台分と比較するにしても)相当いいタブレットですね」と食い下がると、「(スマホ代とタブレット代の二台分ではなく)通信料が一台分で済むというメリットもある」と返答していました。
サムスンとしては、徹底的にスマホ+タブレッドの二台分料金とGalaxyFoldの価格を比較させるスタンスということがわかりました。
ただ、GalaxySシリーズや、GalaxyNoteと比較するとユーザーを選ぶ機種になってしまうという発言もしていたので、高いという自覚はもちろんあるようです。
ラジオ番組でのGalaxyFoldの価格についての問答はここで終了していました。
しかし、Wi-Fi専用のタブレットにしてスマホのテザリングで使えば、一台分の通信費で済みますよね?と、番組を聞いていて思っていました。
ちなみに、日本においてGalaxyFoldが購入できる販売キャリアはau専用で、48回の分割払いにしても5115円×48回払いです。
余談ですが、サムスン社員さんのGalaxyFoldを、「フォールド」と呼んでいました。
そもそもなんで折り畳みにしたの?という質問には。
サムスンの担当者さんの回答を要約すると「年々スマホの大画面化が進んでいて、片手で収まるサイズの限界点に達していると感じていたので、これ以上ディスプレイを大きくするなら畳みましょう」
という発想があったようです。折り畳み時は4.6インチ、開いたときは7.3インチということです。
試作機のバグが本当に改善されているのかも注視!!
ちなみに、折り畳みスマホのGalaxyFoldは発売前にテスト機が配布されて、一部ユーザーのみで動作実証テストが行われた結果、致命的な欠陥が見つかり、発売は延期となっていました。
指摘されていたのはこの二点。
1、 保護フィルムをはがしたら、ディスプレイがはがれた。
試供機を与えられたテストユーザーにとっては、いざ使い始めようと思って、保護フィルムを剥いだら、いきなり故障したということでした。
しかし、試供機のユーザーが保護フィルムだと思って、剥がしたのは、保護フィルムではなくディスプレイ層だったのでした。
改良点としては、保護フィルムと間違われないようにディスプレイ層をしっかり端っこのほうまで広くしたという事でした。
そもそも、ディスプレイがはがれるってどういう状況なのかいまいち想像がつきません。
2、ヒンジ部分の隙間から異物がはいり故障の可能性があった。
試供機の段階ではヒンジ部分に空間があって、隙間から異物がはいって、ディスプレイが破損することがあったそうです。
ヒンジ部分の空間を狭くすることによって、対策を完了させたということでした。
おすすめの具体的な使い方
GalaxyFoldは、閉じた状態は4.6インチで、そのまま開くと、スムーズに7.3インチの大きい画面に移行するようです。
折りたたんだ状態でも、開いた状態でも、メインカメラでの撮影も可能となっており、全体として6個のカメラがついています。
マルチタスク
GalaxyFoldのメモリは、RAM12GB、CPUも世界最高峰のSnapDragon855を搭載しています。
また、保存容量512GBです。
処理能力は世界最高峰で、重たい業務もサクサクこなしてくれるパワフルなエンジンを搭載しています。抜群の処理能力と大画面を活かすことで、アプリを3つ以上も平気で処理をおこなうことができます。
入手困難らしい。
ハイスペック折りたたみスマホとして世界中で発売されているGalaxyFoldですが、世界的にも入手が困難な状況だということです。
番組MCの石川さんもアメリカ出張時にGalaxyFold購入をトライしてみたそうですが、滞在している地域の店舗では、すべて在庫切れだったそうです。
在庫がないというと人気があると思いがちですが、25万の折り畳みスマホがそこまで需要があるとは思えません。正直なところ、単に製造数が少なすぎるだけじゃないかとも感じています。
日本国内でも、取扱店が関東を中心に20店舗程度しかないというのもその証拠だと思います。
GalaxyFoldの番組内での感想
番組スタジオ内では、端末に未来感があるとか、GalaxyFoldがあれば飲み会で自慢ができるといったトークが展開されていました。
折り畳みも20万回までは耐久テストに耐えているようです。
また、折り畳みディスプレイは完全に開き切らなくても使える点や、開いた際にも線がつかずきれいなディスプレイになる、折りたたんだ時には横幅が63ミリと持ちやすい点も評価されていました。
更に、同梱品としてGalaxy Buds、アラミドファイバーケースなども同梱されているのも良い点に挙げられていました。
まとめ
折り畳みスマホは、多少興味がありますが、まだまだ買わないと思います。
品質が保証されているならまだしも、最近でたばかりの新しい技術の機種、しかもサムスン製なのですこし怖い気がしています。
ただ、スマホ業界としては貴重な一歩であることに違いはないでしょう、将来的には、すべてのスマホは折りたたまれていくのでしょうね。
サムスン担当者の方も、「将来的には、折り畳みスマホも選択肢のひとつにはなりうるのでは?」といっていましたがその点は同感でした。
ひとまず、購入レビューなどが続々でてくると思うので、購入者の貴重な感想を楽しみに待ちたいと思います。