記事内に広告を含みます
タップできる目次
概要
2019年10月にワイモバイルからXperia8が発売されます。
最大の特徴は、54000円というXperiaシリーズの中でもお求めやすい価格設定と、縦長のディスプレイです。
ワイモバイル公式サイトでは、縦が長いから画面を上と下で分割して別アプリを立ち上げることができるという事がセールスポイントになっています。
しかし、もっと大きいタブレット端末でも、マルチタスクで活用する事はあまり多くないので、縦長ディスプレイが、どの程度実用的かは未知数です。
ちなみに、同じ21:9の縦長ディプレイを搭載したハイエンドモデルのXperia1の評価としては、
・Youtube見ながら、ウェブができる。
・映画を見るときには、横長で迫力がある。
・一度に表示できる情報量が多くてGooD!
など、おおむね高評価のようです。
しかし、Xperia1は新世代の有機ELパネルを搭載し3840×1644の4Kディスプレイであるのに対して、Xperia8は通常のLCD液晶でFULL HD+ 2520×1080のため、同じ土俵では比較しない方がいいかもしれません。
メモリ
本体に保存できるインターナルストレージ(内蔵メモリ)は64GBです。処理能力を表す、RAMは4GBを搭載しています。
また、Android端末らしくMicroSDカードも最大512GBまで搭載可能です。
SDカードが使えれば、機種変更時のデータ移行時にとても重宝しますので、ここは大きなメリットです。
CPU(処理能力)
CPUは、Qualcomm® Snapdragon™630が搭載されています。
Snapdrogonの6シリーズは、ミドルスペック機種の定番となっています。
参考までに同じCPUを搭載しているAndroidOne X2,Aquos sense plus,ZenFone5Q,MotoG6Plusあたりが、Snapdragon630を搭載しています。
ちなみに処理能力を示すベンチマークでは、ハイエンド機と比較すると、3分の1 ~ 4分の1程度です。
普通にウェブブラウジング、メール送受信、ライン程度あれば問題ありません。
しかし、バリバリとゲームをやったり、動画編集をしたりと、高度な使い方をしたい場合にはパワー不足を感じるかもしれません。
カメラ
メインカメラ1200万画素+800万画素(デュアルカメラ)、インカメラ800万画素です
4K動画も撮影可能ですが、最大のデメリットは手ブレ補正がついていない点です。
XPeria8で写真・動画撮影時には、なるべく本体を動かさないように気をつけながら撮影する必要がありそうです。
テレビ(ワンセグ・フルセグ)
Xperia8には、ワンセグ・フルセグが搭載されていませんので、地上波テレビは見られません。
テレビを見たい場合、インターネットテレビのAbemaTVなどがいいかもしれません。
おサイフケータイ
おサイフケータイは搭載されています。また、かざすだけで使えるNFCも搭載しています。
EdyやSuicaなども問題なく利用ができます。
赤外線/Bluetoothは
赤外線は搭載されていません。
Bluetoothは搭載されています。
ガラケーなどから、Xperia8への機種変更した場合には、SDメモリカードでの電話帳転送がおすすめです。
色(カラー)について
全4色(ブラック、ホワイト、オレンジ、ブルー)展開です。
背面にはSONYというロゴが入っています。
なお、デザインも昔からの定番のスマートフォンというデザインで、特別優れているという印象はうけません。
また、ブラック、ホワイト、オレンジ、ブルーも特別な配色ではなく、定番色というイメージです。
防水性能について
防水・防塵機能が搭載されています。
ワイモバイル公式サイトによると防水等級はIPX6/IPX8、防塵等級はIP6Xです。
公式サイトなのにIPX6/IPX8、と2つ併記されている理由がよくわかりません。
ちなみに、防水性能の最大値はIPX8で「水面下での使用が可能」ということを示しています。
また、IPX6は、あらゆる方向から水をかけても動作に支障がないとという数値です。
IPX6~IPX8だとすると、とりあえず水に対しては心配がないという解釈でいいと思います。
ただ、IPX6という数値も表記されている以上、水面下での使用はしないのが賢明です。いくら、耐水性能が優秀であっても、水没時にメーカーは一切保証してくれません。
防塵性能
IP6Xという完全防塵を示す数値となっています。
充電端子
充電器は、USB-TYPEC端子を使用できます。
本体の箱には、充電器は同梱されていませんので、Type-Cの充電器がない場合は一緒に購入を忘れないようにしましょう。
なお、Type-C以外の端子では充電ができませんので、注意が必要です。
本体の割れにくさ
フロントパネル・バックパネルともに、高硬度ガラス(Corning® Gorilla® Glass6)が使用されています。
フレームは、メタルと樹脂で仕上げられており、統一感のあるボディが特徴です。
ハイレゾ対応
ハイレゾ音源再生可能端末です。
ハイレゾ音源を再生したい場合には、ハイレゾ対応ヘッドホンが必要です。
また、圧縮音声をハイレゾ音質で、高音質再生してくれるDSEEHX機能を搭載していますが、DSEEHXの設定をON、有線ヘッドホン接続時のみ有効です。
電池もち
連続待受時間は下記のとおりです。
充電時間は約140分です
本体サイズ
Xprria8の本体は、W69×H158×D8.1mm、170gです。
Xprria8は買うべきか・待つべきか
ハイエンド機である、Xperia1のあらゆる部分をスペックダウンさせてコストをおさえた機種がXpria8です。
高度な処理能力は必要なく、ディスプレイも有機ELパネルにこだわりがなかったり、とりあえずスマホとして使えれば十分というユーザーにとっては、魅力的な一台だと思います。
iPhoneとXperia8を比較すると
iPhoneとXperia8を比較すると、処理能力はiPhone6s(Apple A9チップ)とほぼ同等の処理性能となっています。
iPhone7やiPhone8から、Xperia8に変更した場合には処理にもたつきを感じる可能性があります。
また、iPhone6sにも手ブレ補正がついていますが、Xperia8にはカメラの手ブレ補正もありませんので、写真撮影時には注意が必要です。
もっと深く知りたい場合
ワイモバイルのサイトで公式情報をチェックできます。
画像引用:https://www.ymobile.jp/lineup/xperia8/