【MNPの基本】スマホの番号乗換が流行っている理由をかんたん解説!

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こんにちは、携帯ショップ歴18年、最優秀販売スタッフ賞を何度も獲得している管理人です。突然ですが、携帯電話を安くするためにMNP(モバイルナンバーポータビリティ)が良いって聞いたことありませんか??

実は、この制度を活用すると、携帯電話の番号を変えずにキャリアを変えることができます。例えば、ドコモを使っていた人が携帯番号を変えずにauにできる、auを使っている人が番号そのままでUQモバイルにできるといった具合です。

最近では、ドコモ・au・ソフトバンクといった携帯会社の以外にも、楽天モバイルやUQモバイル、ラインモバイルといったように格安SIMと呼ばれるキャリアも台頭してきています。

なぜMNPをする必要があるのか?

iPhoneXRとXsはディスプレイ素材が違う

ところで、なぜ使い慣れたキャリアをわざわざ変える必要があるのでしょうか、そこには単純明快な理由があります。

 MNPすると携帯料金が安くなる

 MNPすると携帯料金が安くなる

MNPをする人たちの、最も多い理由は「月々のコストダウン」に尽きます。各キャリアごとに、魅力的なプランを用意していますので、自分の使用方法にあったキャリアにすることで、上手にカウンセリングをすれば4割以上携帯料金を抑えることもできます

 同じ料金でも使えるギガ数が増える

乗り換えにあたって次に多い理由が「使えるギガ数が増える」「使いたい特典がある」というものです。

この場合重視されるのは支払い金額に対するコスパです。例えば、同じ1万円支払いに対してA社では10ギガ、B社では100ギガ使えるとなった場合、どちらが魅力的でしょうか。 

当然、B社の100ギガプランの方が魅力的に決まっています。つまり、MNPをすることによって同じ支払料金なのに使えるギガ数がはるかに増える場合があるのです。

 キャッシュバックなどの特典で得をするから

キャッシュバックなどの特典で得をするから

MNPをすることによって注目したいのがキャッシュバックです。キャッシュバックとしては、かかった費用の埋め合わせをしてくれるという意味合いがありますが、実際はかかった実費よりもかなり多めに出る場合がほとんどです。

おおよそのMNP費用としては、2年契約解除料9500円(税別)、MNP転出手数料3000円(税別)、新規キャリア事務手数料3000円(税別)で、おおよそ1万6000円程度です。

例えば、MNP特典では5万円がもらえた場合、5万-1万6000円で3万4000円は丸儲けという感じです。

この仕事をしていると、携帯キャッシュバックで生計をたてている転売屋さんという人にも出くわします。彼らは、MNP弾という実際には使用していない携帯番号を用意しており、MNPによって発生するキャッシュバックによってご飯を食べています。

最近では、昔に比べて様々な規制が厳しくなりましたので、キャッシュバック目的の契約と認定された場合は契約は通りづらくなってはいますが、それくらい旨味のあるのがMNPということです。

例えばこんな感じです

なぜMNPが流行っているのか?

 長期契約割引の魅力がない

長期契約割引の魅力がない

一度携帯キャリアを契約すると長期割引というものが受けられるようになります。しかし、最近では、この長期割がカタチだけになっておりオトクさがまったく感じられません。

以前は、契約年数に応じた基本料金割引というものがありましたが、現在では2年契約を結ぶと、契約期間に関係なく割引率は一律となっています。

基本料金に差がつけられない分、ポイントを多めに貰えます、とか、2年契約の更新月に3000ポイントプレゼントしますなど、あくまで利用料金自体を安くするわけではなくポイント還元という手法がとられています。

ユーザーとしては、ポイント還元よりも支払額を安くしてほしいと望んでいるわけです。そして、ポイント還元率がいくら大きいとしても、支払った金額に対して付与されるのがポイントなので、支払額が大きくならないとポイントの旨味は感じられません。

 扱っている機種が全キャリアほぼ同じ(キャリアごとの特別機がない)

一昔前では、iPhoneはソフトバンクでしか使えないという時期もありましたが、最近では、ドコモ・au・ソフトバンクなどのキャリアごとの機種の差別化はほぼなくなりました。

iPhoneでも、Androidでも、だいたい同じような機種が展開されています。基本的に、現在のスマホの基本プログラム(OS)は、iOSかAndroidかの2択です。

Androidは、GalaxyやXperia、Aquosなどメーカーによってネーミングはつけられていますが、もとをたどればすべてAndroidOSが搭載されています。

 自分の使っている機種をそのまま使える

通常の場合は、携帯端末はシムロックというものがかかっています。これは、ドコモ機種ならドコモの契約でしか使えませんというロックなのですが、最近ではこのロック解除をできるようにすることが義務化されています。

つまり、ドコモ機種でもauで使えたり、ソフトバンクで使えたりします。※シムの大きさ互換性はチェックの必要があります。

つまり、MNPで移行したいキャリアに望む機種がない場合や、機種を変更したくない場合は、端末を据え置き使用して、中身のSIMカードだけキャリアを変えるということも可能です。

端末の据え置き使用をした場合は、中身のデータなどもすべてそのまま利用できますので、今までどおりの番号で、今までどおりの端末で、新しいキャリアで利用することができます。

MNPのデメリット

かかった実費分はキャッシュバックで還元され、月々の料金も安くできるMNPですが、デメリットはなんでしょうか?

 キャリアメールが引き継げない

MNPでは、キャリアが変わりますのでキャリアメールは引き継げません。

キャリアメールとは、いわゆる~@docomo.ne.jp、~@ezweb.ne.jp、~@softbank.ne.jpといった携帯キャリアの名前が末尾についてメールのことです。

しかし、最近の連絡手段はLINEを使う方がほとんどなので、あまり影響はないといえばないかもしれません。

ちなみに、MNPによってキャリアや機種が変更になってもLINEアカウントは引き継げます。

また、OSが変わらなければ(iOS→iOS、Android→Android)トーク履歴までもしっかり引き継ぐことができます。

 初月の料金が重複する が、キャッシュバックはあり

MNPは、手続きが完了した時点で既存キャリアは自動解約となり、新しい契約先に番号が移行されます。

つまり、ひと月分の既存キャリアの料金、新しい契約先の料金が重複して請求されることとなります。しかし、新しい契約先ではほぼすべてのキャリアで日割り計算が採用されています。

月初にMNPを行った場合は、たった数日しか使っていないのに1ヶ月分の料金を請求される場合がありますので、できれば月末の手続きのほうが望ましいと言えます。そして、もし重複したとしてもその分のキャッシュバック還元が用意されている場合が多いのでしっかり確認しましょう。

 気持ちの面で面倒くさい

実は、この気持ちの障害がもっとも大きい人が多いです。

ただ、かかったとしても僅か1日です。携帯基本料は毎月のことなので、多少面倒でもたった1日で毎月の料金がやすくなるのであれば有益な時間といえるのではないでしょうか。

まとめ

毎月の携帯料金を賢く使うためにMNPを活用してみるのもおすすめです。

まずは、現在の料金をチェックして気になる部分があれば料金見直しや、他社の携帯ショップにいって見積もりをお願いしてみるのもおすすめです。

 

 

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