iCloudのストレージ容量を減らす方法(課金を防ぐ)

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

この記事では、iCloudのストレージ容量を減らす方法をご紹介していきます。

iPhoneに「iCloudストレージがいっぱいです」と表示された場合、すぐ課金するのではなく、不要なデータを削除することで対応することができます。

今回は、不要なデータだけを削除して、iCloudのストレージ容量を減らす方法について、詳しく解説していきます。

iCloud容量を使っているアプリを確認する

まず最初に、iCloudストレージをたくさん使っている原因をチェックしましょう。

iCloudストレージ容量を一番使っているアプリは、下記の手順で確認ができます。

  1. 設定をタップします。
  2. 「ユーザー名」をタップします。
    iCloud容量を使っているアプリを確認する1
  3. 「iCloud」をタップします。
    iCloud容量を使っているアプリを確認する2
  4. 「アカウントのストレージを管理」をタップします。*「使用済みストレージ容量」と表示されていることもあります。
    iCloud容量を使っているアプリを確認する3 width=
  5. iCloud容量を使っているアプリ名が確認できました。
    iCloud容量を使っているアプリを確認する4

iCloudの使用済み容量の一覧を確認して、特にiCloudに保管しておく必要がないアプリデータがありませんでしたか?

もし、不要なデータが見つかったら、下記の手順で削除して、使用済み容量を減らしていきましょう。

iCloud容量を減らす方法

  1. 不要なiCloud容量を減らす手順1設定をタップします。
  2. 「ユーザー名」をタップします。
  3. 「iCloud」をタップします。
  4. 「アカウントのストレージ管理」をタップします。
  5. iCloudで保管不要なアプリをタップします。今回は、iCloud内に保管されているボイスメモは不要だったので、削除対象とします。
    不要なiCloud容量を減らす手順2
  6. 「データを削除」をタップします。
    不要なiCloud容量を減らす手順3
  7. 本当に不要なデータか確認されるので、問題なければ削除をタップします。
    不要なiCloud容量を減らす手順4

以上の手順で、iCloud内に保管しておく必要がないデータはすべて削除しましょう。

注意点としては、同じiCloudを使っているすべての端末から、削除したデータがなくなります。本当に不要なデータのみを、消すようにしましょう。

これで、削除したアプリの不要なデータ分の容量を減らすことができました

iCloudバックアップ内容を調整して容量を減らす

次に、容量が大きくなりがちなバックアップデータの範囲を調整します。

まず、パソコンなどでバックアップを取れそうであれば、iCloudにバックアップファイルを保管する必要はありません。

パソコンでバックアップを取って、iCloudのバックアップ自体をオフにしましょう。

  1. パソコンにバックアップをとります。
    iCloudバックアップ内容を調整して容量を減らす1
  2. iPhoneの設定アイコンをタップします。
  3. 「ユーザー名」をタップします。
  4. 「iCloud」をタップします。
  5. 「iCloudバックアップ」をオフにします。
    iCloudバックアップ内容を調整して容量を減らす2
  6. パソコンにバックアップデータがあるので、iCloudのバックアップは削除します。
    iCloudバックアップ内容を調整して容量を減らす3

この作業で大きくiCloud容量を減らすことができます。

パソコンがない人は

もし、パソコンがない場合、iCloudに保存するバックアップを調整をすることで、使用済みの容量を減らすことができます。

iCloudに保管しておく必要がない、不要なアプリのバックアップデータをOFFにしましょう。

  1. 設定をタップします。
  2. 「ユーザー名」をタップします。
  3. 「iCloud」をタップします。
  4. 「アカウントのストレージを管理」をタップします。
  5. 「iCloudバックアップ」タップします。
  6. デバイス名をタップします。
  7. バックアップしなくてもいいアプリをオフにします。

以上の手順で、バックアップ容量も調整できました。

次の段階で必要なのが、最もiCloud使用済みストレージを使っている写真ビデオへの対処方法です。

写真・動画は消さずにiCloud容量を減らす

統計データでは、写真・ビデオがもっともiCloud容量を消費することがわかっています。

さっそく、対処していきます。

15GBまで無料で保存できる、無料アプリのGoogleフォトをインストールします。

検索エンジンのGoogleが提供している、写真ストレージサービスです。

Googleフォトは、累計12万人以上が利用して、平均評価4.5という、極めて優秀な神アプリです。

たった15GBと思う方もいるかもしれませんが、Googleフォトは、肉眼では気づかないレベルで、画質を落とさず、データ容量を圧縮して保管ができるので、無料で膨大な写真数の保管が可能です。

左がオリジナル・右が節約画質です。

しっかり並べてみると、左のオリジナルがやや鮮やかな印象ですが、単品ずつ見ると、違いはほとんど分かりません。

また、Googleが開発しているだけあって、写真検索機能・人別表示・場所別表示など、ソート機能も充実しているのも特徴です。

無料のGoogleフォトのバックアップは、以下の手順で進めてください。

  1. AppStoreをタップしてGoogle PhotosアイコンGoogle Photosをインストールしましょう。
  2. Google PhotosアイコンGoogleフォトアプリを起動して、ログインします。アカウントを持っていない場合は新規登録しましょう。
  3. 写真のバックアップ許可などの画面が出ますので、許可をタップします。
  4. Googleフォトの「右上のアカウント名」>「Googleフォトの設定」をタップします。
  5. 「バックアップ」をタップします。
  6. バックアップの画質をタップして「節約画質」を選択します。
  7. Wi-Fi環境下でGoogle Photosを開くと、バックアップが自動スタートします。
  8. バックアップが完了すると、Google Photosアプリで写真を確認することができます。画質などに問題がないかを確認しましょう。
  9. 写真・動画がGoogle Photosですべて確認できたらiCloudの写真をオフにします。

以上の手順でiCloudの容量を購入せずにバックアップをすることができます。

ちなみに、Amazonプライム会員であれば、容量無制限で保存できるAmazonフォトもおすすめです。

EC最大手のAmazonが運用している、Googleフォトとそっくりなサービスです。5万人以上が使用して、平均評価4.7というこちらも優秀なアプリです。

すでに、Amazonプライム会員の人は、使わない手はありません。

また、膨大な写真を保有していて、iCloudの上限2TBを越えそうな場合も選択肢に入ってくるかと思います。

Amazonフォトも、AppStoreでインストールできます。

使い方もGoogleフォトとほとんど同じ、起動したらAmazonアカウントを入力して写真のバックアップをしましょう。

バックアップが完了したら、アプリにアクセスして、すべての写真が表示されているかしっかり確認します。

バックアップ抜けがないか、ブラウザからiCloud.comの写真フォルダに直接アクセスして、確認するようにしてください。

すべての写真のバックアップが問題ないことが確認できたら、iCloudの写真をオフにして削除することで、iCloudの写真容量を減らすことができます。

最終的に、このような形になりました。

写真も、大切なデータも、すべてバックアップできた上に、iCloud容量をしっかり減らすことに成功してしています。

iCloud写真の仕組み・注意点

iPhoneの写真・動画を削除する時の注意点をご紹介します。

じつは、iCloudとiPhoneの写真は、すべて連動しています。

例えば、iCloudに写真があるから、iPhoneには要らないということで、削除した場合、両方のデータ上から消失してしまいます。

結論、iPhoneとiCloudの写真データが繋がっています。

  • iCloud側の写真を消せば、iPhoneの写真も消えます。
  • iPhone側の写真を消せば、iCloudの写真も消えます。

iCloudとiPhoneの写真・動画に関しては、バックアップというよりは、一心同体のコピーフォルダという感覚が近いかと思います。

従って、片方を削除すれば、もう片方の写真や動画が一緒になくなります。

対称的に、Googleフォト・Amazonフォトは、独立して写真が存在しています。

Googleフォト・Amazonフォトへの、アップロードが完了したら、iPhone側の写真は削除してもアップロードした写真が消えることはありません。

iCloudをオフにしない方がいい理由

iCloudの作業容量を調整してきましたが、iCloudそのものはオフにしないほうがいいと思います。

iCloudをオフにしない方がいい理由

その理由は、連絡先(電話帳)です。

電話帳データは、ほぼ文字だけのデータですので、iCloud容量を大きく使うこともありません。

iCloudの同期設定でも、連絡先だけはオフにしないようにするのがおすすめです。

また、メモ・リマインダーなども、使用量は微々たるものですので、iCloud容量を減らす作業の対象にはしないほうがいいでしょう。

iCloudのストレージ容量を減らすメリット

iCloudのストレージ容量を減らすメリット

まず最初に、iCloudストレージがどのアプリによって使われているかをチェックしましょう。

下記の手順で確認ができます。

  • 課金を防げる
  • 便利さが取り戻せる
  • 不快な課金メッセージが消える

課金額は130円という少額からスタートしますが、使う期間が長くなるほどデータは増え続けていきます。

特に、iCloudは写真を圧縮せずにオリジナル画質で保管するスタイルです。

残念ながら、データ容量が消費されるスピードはとても早いです。

最終的に、最も高額なプランにせざるを得なくなります。

iCloudのストレージ容量を減らすメリット2

さらに、iCloudの課金をスタートすると、iPhoneを使うのをやめるまで、ずっと払い続ける継続課金です。

積み重なっていくと、大きな出費になることは避けられません。

だからこそ、iCloudストレージを減らすことで、賢く使っていくことが大切です。

関連:iCloudの容量は購入すべき? →結論、購入不要です。

まとめ

  • 写真・動画 → Google PhotosアイコンGooglePhotosでバックアップ
  • テキスト類 → iCloudアイコンiCloudでバックアップ

容量の重たい動画・写真はGoogleフォト・Amazonフォト等の外部ストレージに逃がします。

バックアップは、なるべくパソコンを使うようにします。パソコンがない場合、iCloudで不要なアプリのバックアップはオフにします。

容量の軽いテキストファイル(連絡先/電話帳・メモ・リマインダー)だけiCloudを使います。

以上の方法で、iCloudの使用容量を大きく減らすことが出来ます。

関連記事
新しいiCloud利用規約「同意する・同意しない」どっちにすべき?

2 COMMENTS

なっち

この記事の通りにやったら、iCloudの容量が減らすことができました。

データごとに個別に削除できるなんて、知らなかったので、感謝!!

ちなみに、iCloud容量を減らす時に特に注意する事ってなんですか??

返信する
管理人

>なっちさん

お役にたてたようで、嬉しいです。

iCloud容量を減らすときの注意点は、他のデバイスへの影響です。

ログインしているすべての端末から、削除したデータがなくなりますので、お気をつけください。

返信する

管理人 へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です