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iPhoneを使いこなす上で欠かせないのは、iTunesですよね。
iPhoneのデータのバックアップを取ったり、音楽のファイルを取り込んだり、と様々な場面でiTunesを活用する機会が多いです。
ですが、使っていく中でトラブルが起きることもあります。
例えば、iTunesとiPhoneを同期させようと思っていたら、「不明なエラーが発生しました(14)」という表示が出た経験をお持ちの方はいらっしゃるのではないでしょうか?
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「不明なエラーが発生しました(14)」の原因とは
この「14」という数字のエラーメッセージは、主にUSB接続の不具合を表しています。
従って、このエラー14が発生した場合、まずはパソコンとiPhoneを接続しているUSBケーブルをチェックしてみましょう。
純正品ではないUSBケーブルを接続した時に、エラー14のメッセージが表示されることがあります。
これは、iOSをアップデートしていくうちに、非純正品のケーブルが対応しなくなったことでエラーが発生してしまうためです。
1,ケーブルにMFiというマークの有無を確認する
純正品のUSBケーブルには「MFi (Made For iPhone/iPad/iPod)認証」という特別な証があります。
これはApple社が公認している証でして、このMFi認証がない製品が非純正品に該当します。
非純正品の場合、最新の規格に沿って製造されていない物もありますので、そういったケーブルを使用してしまうとiOSとiTunesを正常に接続することができません。
もし、非純正品のケーブルを使用していた場合は、エラーの原因となりますので、純正品に買い替えることをお勧めします。
2,iPhoneの空き容量を確認する
ケーブルは純正品を使っている。なのに、エラーが表示されてしまう。そういった場合、iPhoneの空き容量が不足していないかどうか確認してみましょう。
iPhoneなどのiOSをアップデートする際、更新プログラムをiPhone本体のストレージへ一旦ダウンロードしなければなりません。
そのため、iPhoneの空き容量が足りないと、アップデートが上手くいかず、エラーが起こってしまうのです。
なので、エラーが表示された時にiPhoneのストレージを確認してみてください。もし、容量が足りなくなっていれば、不要なアプリを削除するなどして、空き容量を確保しましょう。
アプリを一つ一つ確かめるのが面倒……という方は、「非使用のAppを取り除く」という機能を使ってみてください。
これはiOS11以降に実装された機能で、長期間使っていないアプリを自動的にホーム画面から削除してくれるというものです。
しかも、ただ単にアンインストールするのではなく、アプリ内の書類データやセーブデータなどを保持した状態でアプリを削除します。
なので、再インストールすれば今までのデータは元通りになります。なんとも便利な機能ですよねっ。
3,iTunesのバージョンを確認する
それでもエラーが起きてしまうのでしたら、お使いのiTunesが古いバージョンである可能性があります。
iPhoneのiOSをアップデートしていると、古いバージョンのiTunesでは対応できなくなります。そのため、iOSだけでなくiTunesの方も定期的にアップデートをしておかなければ、同期ができなくなってしまうのです。
そういえば最近アップデートしてなかったかも? と思った方は、一度iTunesが最新のバージョンになっているかお確かめになるのをお勧めします。
4.iPhoneとitunesを再起動する
USBケーブル、iPhoneの空き容量、それにiTunesのバージョンもチェックした。それでもエラーが消えない……という場合は、お使いのパソコンやiPhoneを再起動してみましょう。
再起動するというのは他のトラブルシューティングでもよく言われる手段ではありますが、これが意外と効果的だったりします。
パソコンやスマホなどのデバイスには「メモリ」と呼ばれる装置が入っています。これはデータを記憶するもので、OSやアプリを正常に起動させるために用いられます。
このメモリは、複数のアプリを同時に開くことで結構な負荷をかけてしまいます。それを放置してしまうことで、アプリの動作が重くなったり、そもそもアプリが正常に起動しなくなったりします。
エラーが発生してしまうのも、このメモリの不調が原因であることが挙げられます。
そこで有効なのが、再起動です。iPhoneを再起動させると何故か分からないけど動作が快適になった、という経験は多くの人がしていらっしゃることでしょう。
その理由は、再起動を行うことでメモリに記憶していたデータを一時的にリセットしてくれるからです。
リセットと言っても、写真や音楽などの大事なデータを消去するわけではありません。言うなれば、散らかった部屋をキレイに整頓するようなものです。
散らかったデータを整頓してアプリを動作しやすい状態にすることで、iPhoneとiTunesの接続をスムーズに行うことができるのです。
いかがでしょうか。エラー14の「不明なエラーが発生しました」という一文は、ドキッとしてしまいますよね。「不明なエラー」と書かれては、どうしたものかと不安になってしまいますが、対象方法をちゃんと知っておけばへっちゃらです。
まとめ
最後に、今回ご紹介した対処方法をまとめておきます。
【エラー14が発生した場合の対処法】
1.純正品のUSBケーブルに替える。
2.iPhoneの空き容量を確かめる。
3.iTunesが最新のバージョンか確かめる。
4.PCやiPhoneを再起動する。
当記事が少しでも参考になれば幸いです。