shutterstock(シャッターストック)のメリット・デメリットをまとめてみた。

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記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

有料の画像素材を販売しているShutterStockについてまとめました。

shutterstockとは

創業者近影:ジョンオリンガー氏

Shutterstockとは、ニューヨークに本拠を構える写真の販売サイトです。

ShutterStockで入手できるのは、写真だけでなく、ベクター画像、動画、イラストなど多岐に渡り、さまざまなニーズに柔軟に応える、イメージ素材の総合商社のような素材販売サイトです。無料素材にはない、ハイクオリティの作品が多いのが強みです。

サービス開始のきっかけは、写真家・プログラマーであったジョンオリンガー氏が自らが撮影した写真を売る方法がないかと模索していった結果、誕生しました。いまでは、世界中の写真家や映像クリエイターが自由に写真・イラスト・動画を販売できるサイトに進化を遂げ、日々新しい写真・画像などが次々と投稿されています。

現在では、会員数は130万人を超えて、従業員数は700人、いまではニューヨーク株式市場に上場まで果たしている画像販売界の巨塔です。

一時期は、アメリカの写真サイトのために日本人向けの素材は少ないとされてきましたが、いまではだいぶ日本人向けの素材も増えてきています。

shutterstockのメリット1 世界中のクリエイターのセンスがすごい

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shutterstockは世界中の写真家が撮影した写真、クリエイターからの作品、素材が続々と集まっています。

そこで感じたのが日本のクリエイターと世界のクリエイターとのセンスの違いです。「日本の作品のほうが優れいている、世界の作品のほうが優れている」というつもりはなく、どちらにもそれぞれ魅力はあります。

ただ、ライティング・構図・デザインなどは日本の作品とは、明らかに違うテイストの作品も多く、日本の感性とは異なる魅力的な作品も数多く存在しています。

アメリカやイギリスのデザインやウェブサイトなどを見ていると、オシャレで洗練されたデザインに驚かされる事もありますが、ShutterStockというサイトを通して、素晴らしい海外の作品に出会えるのは魅力です。

写真の絞り込み・ソート機能が秀逸

いくら写真の総枚数が多くても、希望通りの写真が見つけられなければ、あまり意味がありません。Shutterstockは、欲しい写真がスムーズに見つかるように、優秀なソート機能が備わっています。

例えば、「笑顔」の写真が欲しい場合には、Shutterstockの検索窓に笑顔と打ち込むと、世界中のクリエイターから寄せられた笑顔の写真が表示されます。そのあとに、画面左側のソート窓を使う事で、よりイメージに近い写真にたどり着きやすくなります。

ソート窓には、人種、色、年齢、人数、写真サイズなど、必要な写真にピンポイントでたどり着けるように、複数のフィルターが用意されています。

つまり、日本人の10代でみんなが笑顔のグループ写真が欲しい場合は、ソートボタンで、日本人、複数人、を選択するとイメージに近い写真がでてくるのです。このソート機能こそ、私がShutterStockを最も気に入っている点のひとつです。

毎日登録される最新写真が続々(無料も)

Shutterstockは、世界中のクリエイターが多くの写真を登録しています。

例えば、欲しい写真がなかったとしても、翌日・1週間後などに再度同じワードで検索した場合には、ドンピシャな写真が登録されている事もあります。

写真の回転もきわめて早いので、新しい商品などのプロダクト写真も容易に見つけることができます。

また、ShutterStockのトップページでは週替わりで、無料素材が提供されていますので、会員資格がない人でもサイト訪問をすることで無料で素材をダウンロードすることができます。

著作権関連の心配が一切なくなる

ウェブサイトなどの制作物で最も注意しなければいけないのが著作権です。

無料サイトから拾った画像をなんとなく使っていたところ、実は著作権フリーではなく、あとから多額の著作権料を請求されたというケースも実際に存在します。

つまり、画像にお金をかけずに済まそうと思い、無料サイトを使った結果、有料画像サイトよりも多額のお金がかかってしまったという例が実際に存在しています。

その点、Shutterstockの画像はすべて著作権は心配せずに利用することができます。

Shutterstockでお金を払って購入しているという安心感は、お金にかえがたいものがあります。

退会後にもアカウントは消えず、購入写真の再ダウウンロードが可能。

Shutterstockでは、月額プラン、年間プラン問わず、継続購入・自動更新をストップする機能が備わっています。

年間プランの場合は、一年縛りをかけることで月々割引がきくというプランですので、更新の有無は一年後に設定することができます。月額プランの場合は、毎月自動更新の有無が確認できるようになります。

そこで心配されるのが自動更新をストップすると、アカウント自体が停止とならないかという点です。

Shutterstockに関しては、継続購入・自動更新をストップした場合でも、アカウントは消えることはなく、一度購入した写真は、マイアカウントのページから引き続き再ダウンロードが可能です。

つまり、一度購入した写真はダウンロード後にパソコンやスマホから消してしまっている場合でも、Shutterstockのサイトにアクセスすることで再入手できるようになります。

一部サイトでは、一度購入すると再ダウンロードに期限を設けている有料素材の販売サイトもありますが、Shutterstockには、いまのところ再ダウンロード期限というものはありませんので、サイト規約が変わらない限りはサイトにアクセスすればいつでも再ダウンロードが可能です。

無料写真エディターが使い放題

Shutterstockのプランを購入して、会員資格がある間は、Shutterstock Editorという写真編集ソフトが使い放題になります。

Photoshopやillustratorがなくても、購入した写真をトリミングしたり、字をのせたりできるのは魅力です。もし、通常使用の場合が月額1万円ていどかかるShutterstock Editorですので、会員に無料開放しているのは良いサービスだと思います。

ただし、写真編集を行う為には、デバイスの処理能力が必要になりますので、編集中にパソコンやスマホが落ちないように注意が必要です。

shutterstockのデメリット1 ちょうどいい枚数のプランがない

ShutterStockのプランは、多段階で用意されています。

月額プランの場合は、50枚プランが15000円、350枚プランが25000円となっており、購入可能枚数が価格以上の開きがあります。50枚のプランの1枚当たりの単価は300円ですが、350枚プランの場合は71円と格段に安くります。

そこで、1枚あたりの単価が低くなるからと350枚のプランを契約した場合には、必要以上のダウンロード枚数を抱えてしまう可能性があります。そして、次の項でも触れますが、Shutterstockには翌月へ残った枚数を繰り越すという概念がありません。

 

残った枚数の繰越ができない

Shutterstockの最大のデメリットは、購入したプランの残り枚数の”繰り越し”ができない点です。

この繰り越しさえできれば、Shutterstockの快適さはさらにアップするのですが、繰り越しを採用した場合には、Shutterstockの売り上げが下がると思うので、不利な繰り越しを採用する可能性は低いと思います。

ただ、失効するのはもったいないので、様々な場面に応用が聞きそうな画像をダウンロードするのがおすすめです。なお、プラン契約は単価に惑わされず必要な枚数に応じた適切なプランを設定するようにしましょう。

自動更新が”オン”になっている。

Shutterstockを初めて利用される方は、年間プランか月額プランか選択することになります。

一年を通してコンスタントに毎月画像を購入する場合は、年間プランがおすすめです。一年契約という縛りをつけることによって、月額の料金をディスカウントできますが、年度内の途中で不要になったとしても解約することはできません。

月額プランの場合には、月ごとに必要・不要に応じて、契約を調整することができますので、私は月額プランを利用しています。

そこで、注意したいのが自動更新ボタンの存在です。月額プランで契約した場合でも、初期状態では自動更新がONになっていますので、もし一ヶ月のみの契約で十分な場合は、マイページの設定から自動更新OFFにするのを忘れないようにしましょう。

 

shutterstockとよく比較されるのはAdobe Stock(photolia)、pixtaなどです。

shutterstockと比較対象にあげられるのが、 Adobe Stock(photolia)、pixtaなどです。

ただ、Adobe Stock(photolia)は操作性がいまいちで、検索用のコントロールパネルも使いづらいです。また、ソート機能もShutterStockと比較するといまいち、また画像のクオリティに関してもあまりおすすめできません。価格面は、月額プランで40枚11880円と、ShutterStockとほぼ同じ価格帯です。

Pixtaに関しては、日本企業が運営しているだけあって、日本的な素材は大変多いですが、10枚9720円と割高でコスパが良くないので、個人的には使っていません。総合点でいくと、ShutterStockが最もおすすめです。

shutterstockを使うために必要なもの・スペック

ShutterStockは、PCからのダウンロードできるのは勿論ですが、Android、iOSなどスマホ用の専用アプリも用意されています。iPhoneの場合は、AppStore、Androidの場合はPlay Storeのアプリ検索窓にShutterstockと入力して専用アプリをダウンロードしましょう。

アカウントはPCとスマホで共有できますので、外出時にスマホで欲しい画像の目星をつけておいて、仕事場に戻った時にデスクトップで写真の細部まで確認してから、ダウンロードするといったように、PCとスマホでスムーズに連携して使うことができるのが特徴です。

また、デスクトップパソコンがない場合、スマホから写真の購入やダウンロードを行う事ができますので、スマホのみで完結させることも可能です。

shutterstockの注意点 年間プラン・月額プランに注意する。

Shuttterstockの注意点は、年間プランと月額プランの二種類が存在しています。

年間プランで契約をすると、一年縛りが発動してしまうので途中の解約はできない代わりに、月々の割引価格で利用することができます。

shutterstockのキャンペーン・クーポン

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2019年7月現在、shutterstockには10%OFFのクーポンが用意されています。

使い方に関しては、プラン購入時に任意のプランを選択した後に、決済画面にクーポンコード入力画面の枠がありますので、”SS10”と入力しましょう。

クーポンの適用に成功すると、割引後の価格が画面に表示されますので、割引価格を確認して問題がなければ、決定ボタンを押しましょう。

また、一度利用した後にしばらく利用が止まっている場合には、25%OFFのメールが届くことがあります。メールのリンクからアクセスすることでお得にShutterstockを再度利用開始することができるようになります。

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