水素水を飲んではいけない人~水素水、実は飲めない人もいる?

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水素水は、副作用の報告がほとんどありません。

様々なデータを見ても安全性については問題ないと、結論づけられています。

そして、普通の水と比較して、どのように優れているかは明確なデータはありません。

今回は、水素水を飲んではいけない人について詳しくまとめていきます。

水素水を飲んではいけない人とは?

水素水を飲んではいけない人~水素水、実は飲めない人もいる?

水素水とは、水に水素ガスを加えたものです。

そのため、ベースとなるお水によっても、効果が変わってきます。

例えば、ミネラルウォーターをベースにすれば、ミネラルを豊富に含んだ水素水となります。

仮に、古いお水で水素水をつくれば、お腹を壊すこともあります。

そのため、ベースとなる水の栄養素に大きく左右される点も、判断材料にしながらご覧ください。

医師に「水」を控えてと言われた人

医者から水分を控えるよう言われている人は、水素水もNGです。

そう、水がダメなら、水素水もダメです。

例えば、腎不全やカリウム排泄に問題がある人は、特に注意が必要です。

人工透析中の方は、特にカリウムに気をつける必要があります。

減酸症・無酸症の方

胃酸が足りない人が水素水を摂取してしまうと、食べ物を上手く消化できなくなる恐れがります。

ベースにした水が、アルカリ性だった場合、特に注意が必要です。

心当たりの方はpH値(酸性またはアルカリ性の度合いを示す指標)を製品のラベルや説明書を確認してから飲用するようにしましょう。

もし、過去に胃酸などの問題を指摘された方は、摂取する際は注意してください。

お腹がゆるい人・弱い人

水素水を摂取することで、下痢・軟便につながるリスクがあります。

水素は、水が温かいと素早く逃げてしまう性質があります。

そのため、冷蔵庫などで冷やして保管して、開けたらすぐ飲むのが原則です。

結果、一気に摂取することもあるため、お腹が冷えてしまい、下痢や軟便につながるケースも報告されています。

過剰摂取はNG

健康増進のために、水素水を過剰に飲みすぎるのも望ましくありません。

水を必要以上に飲むことは、腎臓に負担がかかります。

腎臓のキャパを越えて水を摂取すると、低ナトリウム血症のリスクがあります。

これは、腎臓が余分な水を排除できなくなり、血液のナトリウムが薄まってしまうからです。

ただ、低ナトリウム血症が起こるには、極めて多量の水素水を飲む必要があるので、普通に飲んでいる分には問題ありません。

水素水は薬ではありませんので、大量に飲むことで疾病が改善することはありません。

水素水の正しい飲み方って?

水素水の正しい飲み方って?

さて、水素水を飲む時のコツについても調べました。

初心者はppm低めからスタート

もし、水素水の摂取に不安がある人は、弱めの水素水からスタートしましょう。

水素水の濃度(溶存水素濃度)は、「ppm」または「ppb」という単位で表されます。

初めて飲むなら、ppmが低いものから、少しずつ試してみましょう。

高ければいいというものでもありません。

カラダに合う・合わないことがあるため、慎重に見定めていきましょう。

水素水で薬を飲まない

水素水が体にいいという事で、薬を水素水で飲む人もいます。

薬は、水素水ではなく、普通の水で飲むのが正解。

なぜならば、薬は普通の水で飲むことを前提に作られているからです。

お薬の効き方の試験も、すべて普通のお水で実施されています。

結果、水素水で飲んでしまうと、正しい効果が得られるないリスクがあります。

また、思いもしない副反応の可能性もあるかもしれません。

赤ちゃんのミルクには使わない

赤ちゃんのミルクを作る時も、水素水はNG。

まだ胃腸が発達していないから、普通のお水にするのがベストです。

水素が、赤ちゃんの未発達の臓器には負担になる可能性もあります。

栄養は、丁度いいのが大切で、多すぎても少なすぎてもいけません。

作りたてが一番

水素水は、つくりたて・開封したら、すぐ飲むのがベスト。

時間が経つと水素が抜けていき、時間をおくとただのお水になってしまいます。

特に、夏場は水が温まりやすいので注意が必要です。

水素水を過信しない

水素水を過信しない

水素水には、身体の回復を早める効果抗炎症作用があるとされています。

海外では、研究が進んでおり、多くの実験が行われています。

しかし、研究データを見ても、普通のお水水素水に大きな違いが見られないというのも事実です。

一定の効果があったとされるデータもありますが、

確定的なものではなく、いずれも研究中という段階のようです。

水素は高いので、普通の水でもメリットは大きい

水素水を続けることは、コストがかかります。

その場合、通常の水を飲むだけでも、多くのメリットを得ることができます。

健康を増進したいなら、必ずしも、水に水素が含まれている必要はありません。

健康増進したいなら、水素水だけではない。

水素水を飲むかどうか迷ったら、ほかに適切な方法がないかもチェックしてみましょう。

同じコストをかける場合、もっと効果的で有力なある手段が見つかることもあります。

さらに、一番大切なのは、水素水だけに頼るのではなく、バランスの良い食事や適切な休息です。

水素水は目に見えて、劇的になにかがよくなるという性質のものではないことだけは明らかになっています。

あくまで、健康をサポートする、補助手段として考えるのが良さそうです。

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