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2020年3月25日に12.9インチとしては4機目にあたる第4世代のiPad Proが発売されました。
今回の記事では、これまでの第3世代のiPad Pro12.9インチと比較して、どこが変わったのか、注目すべきポイントをまとめていきます。
ースペックが変わった点ハイライトー
新しいマジックキーボードに対応した
Wi-Fi6に対応した
Lidarセンサーが搭載された
ースペックが変わらない点ハイライトー
ディスプレイ性能は全く同じ
Apple pencilは全く同じ
フロントカメラの性能は全く同じ
カラバリは全く同じ
タップできる目次
第4世代のiPad Pro 全体の概要
- 第3世代のiPadProをマイナーアップデート。
第4世代のiPad Pro12.9インチは、第3世代 のiPad Pro12.9インチモデルを部分的に機能を進化させたマイナーアップデート版です。
両機の処理性能に大きな違いはありません。
Appleの公式ラインアップ上からは、第4世代のiPad Pro12.9インチが発表されたと同時に、第3世代iPad Pro12.9は姿を消しました。
第3世代と第4世代のiPadにおいては、スペック上の目立った違いがあまりないため、両機種ともにラインアップするとユーザーが混乱するためだと思われます。
新型の第4世代のiPad Proの最大の特徴としては、新しいMagic Keyboardに対応したこと、Lidarセンサーを搭載したという2点です。
新しいMagic Keyboardとは
- 新しいApple純正キーボード 37,800円(税別)
新しいMagic Keyboardとは、Smart Keyboard Folioに追加で発表されたキーボードアタッチメントです。
Smart Keyboard Folioと比較して優れているのは、角度調整が自由になったこと、タイピングがしやすくなったことなどSmart Keyboard Folioの課題を解決したのが、新しいMagic Keyboardといえます。
また、新しいMagic Keyboardをセットすると、iPad Proが空中に浮いているような斬新なデザインになる事から、その見た目にも関心が集まっています。
選べる純正キーボードアタッチメント
- Magic Keyboard、Smart Keyboard Folioのどちらも利用可能。
第4世代のiPad Proでは、新しいMagic Keyboard、Smart Keyboard Folioの両方のアタッチメントに対応しています。
Magic Keyboardだけしか選べないという訳ではありません。
もちろん、Magic Keyboard、Smart Keyboard Folioのどちらも使わないという選択肢もあります。
なお、新しいMagic Keyboardには、第3世代 のiPad Pro12.9インチモデルとも互換性があります。
LiDARセンサーとは
- ディスプレイ上に表示される拡張現実の可能性が広がる!
LiDARセンサーは、AR(拡張現実)の描画に役立ちます。
LiDARセンサーは、光で物との距離を測ることができるセンサーです。
第4世代のiPad Proのディスプレイ上に写しだした現実空間の中に、センサーの力をつかって、仮想現実としてリアルな描写で様々なものを追加して、現実世界と仮想空間を融合して楽しむことができます。
例えば、iPad Proに表示された家の中で、仮想の家具を設置したり、現実空間をもとにした様々なゲームなどの可能性が広がります。
性能の進化とは
- A12X BionicチップからA12Z Bionicチップへ進化。RAMも4GBから6GBへ。
処理性能をつかさどるCPUは、第3世代 のiPad ProはA12X Bionicチップでしたが、第4世代のiPad ProはA12Z Bionicチップに進化しています。
処理性能を数値で示すベンチマークなどの具体的な数値はまだでていませんので、どこまで性能が向上しているかは、現時点では未知数です。
Appleでは、新しいCPUを開発した場合、数字を向上させる形式をとっています。
しかし、今回は数字はA12のまま据え置き、末尾のアルファベットのみ変更している事から、あまり大きな違いはないのではないかと想定できます。
メモリも2GBアップ
また、Appleでは処理メモリRAMの数値を公開していませんが、情報メディア9to5macによると、第3世代 のiPad Proでは1TBのみに搭載されていた6GBメモリ(1TB以外は4GBメモリ)を、第4世代のiPad Proでは、全容量に一律で6GBメモリに引きあげたとの情報もあります。
これは、プログラムを解析した結果明らかになったということです。
カメラ性能の進化
- 12MPの広角シングルレンズに、10MP超広角カメラが追加されてデュアルレンズにパワーアップ!
iPadでカメラを使う多様する人にとっては、嬉しい進化です。
10MPの超広角カメラが搭載されたことで、広い画角の写真が撮影できるようになりました。
課題としては、写真の歪みです。
iPhone11やiPhone11Proなどでも、超広角レンズを使用した倍率で撮影すると写真が歪んで見えるという声があり、iPadProに搭載されたカメラで撮影した写真がどのような仕上がりになるかに注目です。
第4世代のiPad Proの価格
- 第4世代のiPad Proになって、iPad Proの価格相場が20%〜30%ほど、価格が下げられています。
Wi-Fiモデルは、104800円から、 Wi-Fi + Cellularモデルは121,800円からです。
価格が下がった理由を考察します。
・日本市場においては端末値引きが法律で大きく制限されたことを受けて、ベース価格を下げた
・単純に部品の価格がさがった
などの理由が考えられます。
また、価格が下がったといっても、性能自体は第3世代 のiPad Proと比較して劣る部分はなにひとつありません。
価格がさがったことはユーザーにとっては手が届きやすくなったので、歓迎すべき変更だと言えます。
通信規格
- 第4世代iPad ProはWi-Fi6にはじめて対応しました。
Wi-Fi6とは、一言でいうと通信速度の速い Wi-Fiのことです。
ただし、注意点としてはまだまだ Wi-Fi6の環境が十分に整備されていないということです。
仮に、第4世代のiPad Proが Wi-Fi6の電波をキャッチできる端末だとしても、 Wi-Fi機器から発信されている Wi-Fi電波が、 Wi-Fi6でなければ恩恵は受けられません。
Wi-Fi6への接続する方法
Wi-Fi6の電波をキャッチする場合、 Wi-Fi接続時の電波一覧にでてくる長い英数字の最後のアルファベットで Wi-Fiの通信規格が判別できます。
Wi-Fi6場合は、最後のアルファベットが-axとなります。
サイズ
- 高さ、幅、厚みともに全く同じだが、Wi-Fiモデル、Wi-Fi+セルラーモデルともに10g重たくなっている。。
第3世代のiPad Proと第4世代のiPad Proは、高さ・幅・厚みともに完全に同じです。
ただし、寸法は全く同じですが、Wi-Fiモデルも、Wi-Fi+セルラーモデルのいずれも10gほど、新型の第4世代のiPad Proのが重たくなっています。
ケースはそのままですが、中身のチップセットが変わっていると想定されます。
デザイン
- 見分けるポイントは、カメラのレンズの数。カメラレンズを隠すと見分けるのは難しい。
まとめ
新情報が入り次第追加していきます。

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