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iPhoneの下取りについてまとめていきます。
iPhoneの下取りとは、新しいiPhoneを購入した際に、これまで使ってきた古いiPhoneを売却することを言います。
下取り価格は各キャリアごとに異なりますが、下取りを申し込めるiPhoneの条件は各社共通となっています。
タップできる目次
下取りできるiPhoneの条件
- アクティベーションロック・各種ロックが解除できること
- ネットワーク利用制限がかかっていないこと
- 購入代金の未払いが残っていないこと
- 改造端末ではないこと
などが条件として設定されています。
ざっくりまとめると、自分で買って、お金も払い終わっている、各種ロックのかかっていない正常なiPhoneということになります。
なお、下取り前にはiPhoneを探すをOFFにするなどの作業があります。AppleID・パスワードなどは、しっかり確認しておきましょう。
忘れてしまった場合には、変更することもできます。
iPhoneの下取り準備
iPhoneのバックアップについて
iPhoneを下取り前の準備は、データのバックアップです。
バックアップ方法は主に3種類です。
- iTunesにバックアップ
- iCloudにバックアップ
- 直接データ転送機能を活用する←おすすめ!
1、iTunesのバックアップ
iTunesにバックアップはパソコンにバックアップデータをとることを指しています。したがって、パソコンがない場合は使えません。
2、iCloudのバックアップ
次に、iCloudにバックアップする方法ですが、こちらは無料で使えるのが5GBまでなので、バックアップして完了させるまでは有料プランにしておく必要があります。
なお、無料の5GBだけでもiCloudバックアップをすることは可能ですが、データを取捨選択が必要になります。場合によっては、手動でデータを動かす必要があるので、中級車~上級者向けの選択肢です。
3、バックアップせず直接転送
iOS12.4以降の端末で利用できる「直接データ転送機能」を活用するというものです。
Bluetoothを活用して、新しいiPhoneへ直接データ飛ばす、赤外線送受信のようなイメージです。注意点としては、古いiPhone・新しいiPhoneの両方がないと作業ができません。
この方式の場合、パソコンも、iCloudの有料プランもいりませんが、ソフトウェアアップデートなどの必要がありますのでWi-Fi環境は必須です。
詳しい手順はこちらにまとめてありますので、ご活用ください。
iPhoneの「直接データ転送機能」を使ってデータ移行する手順【失敗する・できない時の注意点など】
Apple、docomo、au、Softbankごとの下取り状況
iPhoneの下取り方法については、購入手続き時に下取りの依頼が必要です。
なお、古いiPhoneは機種変更後もWi-Fiの環境があればこれまで通り、アプリやネット通信は可能ですので、下取りをしないのも選択肢のひとつ。
シムフリー化すると格安SIMが使えるようにもなりますので、家族・友人などに譲ったり、二台持ちしたい場合は下取りはしなくてもいいかもしれません。
AppleショップのiPhoneの下取り方法
Appleの公式ショップでiPhoneを購入した場合には、Apple Trade In(アップルトレードイン)という、下取りサービスを利用することができます。
Appleの下取りサービスを利用する場合は2つの方法があります。
1、旧機種をApple Storeに持ち込む方法
また、端末下取りは、端末本体からの値引きにするか、Appp Storeギフトカードをもらうかを選択することができます。
2、下取りキットを依頼して返送する方法
もし、当日にお店に下取りiPhoneを渡せない場合には、下取りキットを申請すると、郵送での手続きが可能となります。
Appleの下取り価格表
docomoのiPhoneの下取り方法
ドコモでのiPhoneの下取り方法は、店頭方式・郵送方式を選択することができます。
店頭方式を選択した場合には、その場でiPhoneをおいて帰る必要があります。
郵送方式の場合には、docomo下取りセンターから郵送キットが送られてきますので、届き次第、リセットしたiPhoneを封入して投函しましょう。
必要な作業が行われていないと、ドコモの下取りセンターから返送されてしまいます。返送品の受け取り拒否した場合、廃棄されてしまいますので注意しましょう。
ドコモの下取り価格表
※ドコモ購入品の場合の価格表
引用:ドコモ公式ホームページより
auのiPhoneの下取り方法
auでのiPhoneの下取り方法は、店頭方式・郵送方式を選択することができます。
なお、auショップの購入時にその場に旧端末を置いてくる店頭方式の場合のみ、端末値引きに充当できます。
郵送方式・オンラインショップからのiPhone購入した場合、Walletポイントの選択しかできませんので注意が必要です。
また、下取り資格がないauショップで購入した場合は、自動的に郵送方式となり、Walletポイントの付与となります。
付与されるWalletポイントはWalletカードがあれば、クレジットカードと同じように使うことができます。
auの下取り価格表
※乗り換え時の下取り価格表
引用:au公式ホームページより
ソフトバンクのiPhone下取り方法
ソフトバンクの下取りも店頭方式・郵送方式を選択することができます。
ソフトバンクの場合、iPhoneの下取り特典はPayPayボーナス(キャッシュレス決済)の付与のみとなります。
従って、下取り特典を受ける場合にはPayPayアプリの設定が必須となります。
2020年4月15日より、実店舗下取りをおこなう場合のみ端末値引きが利用可能となります。(オンラインショップ対象外)
下取り免許を保有している店舗のみ対応なので、下取りで端末値引きを使用したい場合は確認が必要です。
ソフトバンクの下取り価格表
※乗り換え時の下取り価格表
引用:ソフトバンク公式ホームページより
iPhoneのリセット(初期化)は移行完了後がおすすめ
iPhoneは下取り前にリセットを行う必要があります。
iPhoneをリセットすると全てのデータが消えてしまいますので、新しいiPhoneの購入が完了して、データが正しく移ったことを確認後してからリセットするのがおすすめです。
よく使う必須のアプリ・情報などは、新しい端末で想定通りに移行されているかも確認しましょう。
LINEなどは特にご注意を!!
LINEなどはバックアップから復元しても、ID・パスワードを使ってログインする必要があります。
LINEパスワードなどを忘れてしまった場合は、古いiPhoneが必要になる場合もあります。
復元が完了したからすぐにリセット、バックアップしたからすぐにリセットではなく、すべて移りきった事を確認してからリセットをかけるようにしましょう。
消したデータは二度と戻ってきませんので、慎重な作業がおすすめです。
まとめ
キャリアに下取りにだすのが一番簡単です。
※記事中のiPhoneの下取り価格表は記事執筆時点のものです。