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SEO対策でタイトルは重要
サイト運営者にとってSEOランクの上下は大きな問題です。
有名なサイトであれば、ブックマークやリンク経由からのPV流入が期待できますが、特に知名度のない当サイトのように、ブックマークもリンク流入なども期待できないサイトの場合は、SEOランクが下がった場合、必然的に記事の閲覧者がゼロになってしまいます。
ちなみに、当サイトの場合は閲覧者の99%以上がオーガニック検索からの流入ですので、SEOランクが下がるのと比例して、記事の閲覧数も下がっていくのです。
人気記事iPhoneのタイトルを変えてみた
一時期、この記事は「iPhoneSE2」という単語で、全国2位を獲得し、多くの方に楽しんでいただいていたのですが、ある日を境に閲覧がパタッと少なくなりました。
それは、iPhoneSE2の発売中止報道です。
執筆時点では、発売確実とまでいわれていたのですが、急な方針転換で発売が最低でも延期、最悪の場合は中止になるというリーク情報がでたのでした。
発売確実という世の中の流れを汲み取って執筆した記事だったのですが、延期報道で、iPhoneSE2に関する記事は「中止」というワードと結びついて使用されるようになったのです。
この時点で、上位から2番目に表示されていた記事はすでにギリギリ10位以内というところまで下降し、アクセス数も10分の1まで少なくなっていました。
全国2位だった記事が10位前後まで下降し、なんとか同じところに戻す手立てはないかと考えた結果、iPhoneSE2の中止を含めたタイトルに変更してみました。
そして、変更してから1日が経過・・・。
恐る恐る検索ワードにiPhoneSE2と入力した結果、10位以内どころか、20位にも30位にも、記事がなくなっていました。つまり、タイトル変更した結果、すべてが無に帰してしまったのです。
PVのほとんどすべてをオーガニック検索に依存していますので、検索にヒットしなくなれば該当記事のPV数は激減!
全国2位を誇っていた記事の威厳はなくなり、普通の記事になってしまったのでした。
なお、インターネット上で様々な実例を調べてみると、タイトル変更して、アクセス数が伸びた例も多く存在するようです。
しかし、アクセスが伸びたタイトル変更の仕方はどれも、「足りないワードを補う」という形式でした。
例えば、「体重の減らし方」というタイトル記事だったら「6キロ痩せる!体重の上手な減らし方」など、6キロという具体的な数字を用いたり、上手という形容詞を用いるなど、記事のタイトルにお化粧をするような変更方法です。
つまり、今回の失敗例では、発売しそうだという記事の中に「中止」という、反目する文言を入力してしまったことが、最大の失敗理由だったという事です。
なお、効果がでるまでには待つ必要あったのですが。
今回は、タイトル変更した結果、検索上位表示はおろか、検索ワードの圏外にまで落ちてしまったのですが、有益なタイトル変更だった場合でも、Google検索用ボットがサイトを認識するまでは、そのまま記事名をステイさせたほうがいいとも思いました。
長期的なスパンではわかりませんが、短期で見た場合は、基本的には、タイトル変更はしないほうが賢明であるという結論を得ました。
まとめ
タイトル記事が全国2位を獲得しましたが、いまは検索ワードの彼方に消えてしまいました。
復旧させるために、苦肉の策でタイトルを変更したところ、完全に裏目にでて、もはやランキングが何位になっているのか、判別ができなくなってしまいました。
今回の一連の流れで得た教訓は、タイトルは大事!方向性の違うワードを盛り込むべからず!という事です。
記事の内容をわかりやすくするために、数字で補足したり、形容詞をつけるというやり方はいいと思われます。