記事内に広告を含みます
【2022年10月更新】
iPhoneをやめてAndroidに機種変更する場合や、AppleIDを複数作ってしまった場合など、AppleIDの削除が必要になるケースがあります。
今回は、AppleIDを削除する方法について解説していきます。
タップできる目次
AppleIDを削除する前の注意点
AppleIDは、アプリを購入する場合や、iTunesで音楽を購入する場合に必要です。また、iCloudを利用する場合にも、AppleIDがないとアクセスできません。
AppleIDを削除すると、登録した個人情報だけではなく
- 購入した有料アプリ/各種コンテンツ
- iPhoneの利用履歴
- iCloud内の各種データ(バックアップデータ/写真を含む)
などが、すべて削除されます。
お金を払って購入したコンテンツへのアクセス権も消失しますので、ご注意ください。
また、AppleIDの削除作業するデバイスだけではなく、同じAppleIDで利用している、すべての関連デバイスからもAppleID関連のデータが削除されますので注意してください。
iCloudのバックアップも削除される
AppleIDを完全に削除すると、iCloud内のバックアップデータもすべて削除されます。
もし、バックアップが必要な場合、パソコンでiTunesなどを使用してバックアップをとっておきましょう。
AppleIDからサインアウトしてから実施する。
AppleIDを削除すると、サインインだけではなく、サインアウトもできなくなります。
AppleIDの削除前には、すべてのAppleデバイスからサインアウトを忘れないでください。
もし、AppleIDからログアウトできなくなった場合、下取りにも出せず、新しいAppleIDでのログインもできなくなってしまいます。
AppleIDの完全削除は、極めて重大な意味を持つ作業です。本当に必要な作業か、慎重に判断してから実行することをおすすめします。
Apple IDのアカウントを完全削除する方法
Apple IDは以下の手順でアカウントを削除することができます。
- AppleIDの管理サイトにアクセスして、ログインします
- 画面下部の「アカウントの削除をリクエスト」をクリックします。
- AppleIDを削除する理由を選択して、次に進むをタップします。
- 注意事項を読み、問題なければ「次に進む」をタップします。
- 利用規約が表示されます。一番下までスクロールして、同意チェックを入れると「次に進む」が青く活性化されます。
- アクセスコードが表示されますので、メモします(コピペ機能は使えません)。
- アクセスコード入力欄にコード入力して、次に進むをクリックします。
- アカウントを削除をクリックして完了です。
以上の手順で、AppleID完全削除のリクエスト申請が完了しました。
あとは、Apple側で申請が受理され次第、AppleID削除作業を実施してくれます。
AppleIDの完全削除まで1週間前後
AppleID削除申請をしてから、実際に削除されるまで1週間前後必要です。
Apple側で削除作業の開始前であれば、Appleのサポートに申請することで、AppleID削除をキャンセルできる可能性があります。
Appleのサポートに、削除申請のキャンセルを申し立てる場合、STEP7でメモした、アクセスコードが必要となります。
AppleIDは完全削除後の復元は不可。
※Apple公式サイトより引用
AppleIDの完全削除が完了した後は、いかなる理由があっても、データを復元することはできません。
また、同じメールアドレスでは、AppleIDを再作成するこもできなくなります。
リクエスト中の段階では削除依頼をキャンセルできますが、Apple側で受理されてID削除が完了した後は、復旧させることはできません。
事前に注意事項などをよく読んで実行することをおすすめします。
まとめ
AppleIDの完全削除は、極めて重大な意味を持つ作業です。本当に必要な作業か、慎重に判断してから実行することをおすすめします。
- AppleIDのアカウント削除は、AppleIDの管理サイトから実施できます。
- AppleIDの削除前は、必要に応じてiCloud以外のバックアップを作成しましょう。また、他のAppleデバイスで事前のサインアウト作業を忘れないようにしましょう。
- AppleID削除が完了した後は、二度と復元ができません。また、同一メールアドレスAppleIDの再作成はできません。
今度、iPhoneをやめてAndroidにするのですが、やはりAppleIDは削除しておいた方がいいですか??
>iPhone高すぎ さん
結論から言うと、今後iPhoneに戻る可能性があれば、AppleIDの完全削除までする必要はないかと思います。
なぜならば、次回iPhoneを使い始めた時に、AppleIDを再活用することで、いままで購入したコンテンツなどを引き継ぐことができるからです。
また、iPhone以外にも、iPadやMacを保有している場合にも、AppleIDが必要となりますので、完全削除はすべきではないと思います。
ちなみに、AppleIDを完全削除するのは、「今後絶対にiPhoneやApple製品を使用する予定はない!データもすべていらない!」と断定できる場合のみ実施するのがおすすめです。
※なお、AppleIDを残す場合には、不正利用を防ぐため、定期的にパスワード変更をすることをおすすめします。
参考になれば幸いです。