【Windows10】NASの共有フォルダが急に開けなくなった場合の対処方法

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ある日突然、Windowsのデスクトップ画面から、NASの共有フォルダにアクセスができなくなりました

ただ、管理アプリケーションであるNas Navigator2を開いてみると、NASがしっかり認識されていて、NASの残りのギガ数、IPアドレスなどもしっかりと表示されています。

なぜ、Windowsのローカルフォルダ上では、共有フォルダが開けなくなったのかについて、原因と対策についてまとめていきます。

現状は以下の通りです。

・Webブラウザ経由では開くことができる。
・ローカルフォルダとして開けない。
・Nas Navigatorのアプリ自体で接続は確認済み

NASのバージョンなどを確認してみましょう。

まず、今回のWindowsのローカルフォルダで開けないので、真っ先に考えたのがNASの故障でした。

しかし、Web経由で開くと、しっかりNASの中に保管されているファイルやフォルダにもアクセスができます。

NASが故障しているのであれば、どのような経路からもNAS自体にアクセスができなくなりますので、NAS不具合ではなさそうです。

NASのファームウェアアップデートはされているか

NASは、ファームウェアのアップデートがリリースされていますので、まずはNASのバージョンが最新になっているかの確認をしましょう。

BUFFALO NASの共有フォルダが急に開けなくなった場合の対処方法1
BUFFALOのLink Stationを開いた後に、NASのアイコン上で右クリックを押して、Web設定を開くをクリックしましょう。

もし、この方法でうまくいかないときには、ウェブブラウザにNASのIPアドレスを直打ちしても大丈夫です。

BUFFALO NASの共有フォルダが急に開けなくなった場合の対処方法2NASの管理画面への、ログイン画面が表示されますので、設定してあるID・パスワードを入力してログインしましょう。

もし、心当たりがない場合には下記の初期パスワードもお試しください。

BuffloLink StationにおけるNASの初期パスワード
ID:admin
パスワード:password
BUFFALO NASの共有フォルダが急に開けなくなった場合の対処方法3メニューバーにある「システム」「メンテナンス」「アップデート確認」と進みます。
BUFFALO NASの共有フォルダが急に開けなくなった場合の対処方法4このLink Stationは最新のファームウェアが適用されていますと表示されたら完了です。

なお、NASの管理画面がこちらの画面とは違う場合は、BUFFALOの公式サイトに型番ごとのアップデート方法が掲載されています。


参考
最新のファームウェアにアップデートする方法(LinkStation)BUFFALOの公式サイト

NASのアップデート後、ファイルが開けるかを確認しましょう

NAS本体のファームウェアアップデートが完了したら、Windowsのデスクトップ画面から、NASフォルダにアクセスしてみましょう。

フォルダが開ければ、ファームウェアのバージョンが古かったことが原因なので解決です。

しかし、ファームウェアアップデートを行っても、共有フォルダが開けない場合には下記の手順に移行しましょう。

NASの共有フォルダに接続できない時に確認すべきWindowsPCの設定

結論から言うと、今回のケースはこちらの方法で解決できました。

BUFFALO NASの共有フォルダが急に開けなくなった場合の対処方法5
Windowsのコントロールパネルにアクセスして、プログラムをクリックします。
BUFFALO NASの共有フォルダが急に開けなくなった場合の対処方法6Windowsの機能の有効化または無効化をクリックします。
BUFFALO NASの共有フォルダが急に開けなくなった場合の対処方法7SMB 1.0/CIFS ファイル共有サポートにチェックマークをいれて、OKボタンをおします

最後に、パソコンを再起動したらNASのローカルフォルダをクリックしてみましょう。

急に共有フォルダが開けない原因とは

今回のNASの共有フォルダが急に開けなくなった原因は、Windows10のアップデートだということがわかりました。

WindowsパソコンとNASのフォルダがやりとりする規格(SMB1.0)が、Windows10のアップデートにより排除されてしまっていたようです

根本的な解決策ではありません。

今回の「SMB 1.0/CIFS ファイル共有サポート」にチェックマークをいれるという行為は、セキュリティ上は望ましく有りません。

Windows販売元のマイクロソフト社が、セキュリティ上の理由で、あえて排除した規格を利用できるようにしているためです。

従って、NASがSMB2.0へのアップデートに対応していない場合には、新しいNASも検討したほうがいいかもしれません。

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1 COMMENT

匿名

2024/03/07記

やー 助かりました 涙が出るほどうれしいです。

「Windowsのコントロールパネルにアクセスして、プログラムをクリックします。」
にはいって
「Windowsの機能の有効化または無効化
に はいって
「SMB 1.0/CIFS ファイル共有サポートにチェックマークをいれて、OKボタンをおします」

で そうしたら

1年間ぐらい 全く アクセスできなかった
(LSのショートカットはdesktopに表示されてはいるんですが 全くクリックに反応しなかった)
私の宝物のデータ(LS 2TB*3台 各RAID1)に
やっとアクセスできるようになりました。
たいへんありがとうございました助かりました。

     当方:windows10 Pro 使用
        年金生活 70越えのロートルmanです

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