【アプリ版英会話】スピードラーニング・アルファで英語を聞き流した結果│レビュー・評判・口コミ

speedlearning-kuchikomi

この記事には広告を含む場合があります。

記事内で紹介する商品を購入することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。

アプリ版のスピードラーニングアルファに加入して、2ヶ月が経過しようとしています。

今回は、スピーラーニング・アルファを実際に使ってみてどのくらい英語を覚えられたかという点について詳しくレポートしていきたいと思います。

ペーパーテストに出れば、簡単に答えれる単語でもリスニングのときは全く聞き取れなかったり、必要なシーンで単語がでてこないという事はよくあります。

スピードラーニングアルファはすべて外人のネイティブな発音で構成されているので、生きた英語を学ぶ教材としてはじめてみました。

実際に、スピードラーニングアルファをやってみた結果・感想をまとめてみましたので、興味がある方は参考にしてみてください。

2ヶ月で覚えられたこと・覚えられなかったこと

スピードラーニングアルファを移動中、休憩時間、ちょっとした空き時間などにも意識的に再生するようにしました。

できるだけスピードラーニングアルファを聞くようにして、身についたのは「英語の文法の感覚」や、この単語はこのシーンで使うんだといった、英語のセンス(感覚)は養われる感覚があります。

覚えられたこと

スピードラーニングアルファでは、レベル分類がされています。

この2ヶ月間は、徹底的にレベル1を意識して選択するようにしました。

スピードラーニングアルファのレベル1の単元は、何も考えずに聞き流しているだけでも、英語を話したり・覚えたりまではできなくても、英語の仕組みや感覚はやんわりと理解することができるようになってきます。

特に、Please~、Do~、といったような、中学1年で習うような初歩の基礎単語の万能性・重要性を認識できる単元が多く、しばらく聞き続ければ、知っている簡単な単語のみを使ってカタコトの英会話くらいならできそうな感覚は掴めるかもしれません。

簡単な単語を組み合わせたり、文法の並べ方のコツ、For、on、in、Fromなど活用の気づきもあるので、スピードラーニングアルファを、聞き続けることで、多少なりとも英語に対する自信がつくという感覚も得ることができます。

覚えられなかったこと

スピードラーニングを2ヶ月やって、まったく身につかなかったことは新しく出る単語の理解です。

スペルがわからないと発音・意味合いもわからず、発音だけでスペルを逆算するのは至難のわざです。

また、レベル4・レベル5の設問になると、国際問題やビジネスでの会議シーンなどがテーマになっています。文章量も多く、会話スピードも早くなります。また、知らない単語も多く出てきますので、聞き流すレベルで覚えるのは、まず不可能かと思います。

レベル4-5を攻略するためには、しっかりとスクリプト(文章)を見て、英単語などをしっかりと頭に入れた状態で聞き始めることが必須条件です。

ちなみに、レベル4、レベル5を余裕を持って聞き取れるようになれば、いわゆる英語ペラペラというと状態なのだと思いますが、そのレベルまでいくにはかなりの鍛錬を積む必要がありそうです。

レベル1程度であれば、中学校や高校で習う単語が大半ですので、単語の理解やリスニングで困るということはありません。まずは、英語に自信がない場合や、学生時代以来久しぶりに英語を学習したい場合には、レベル1~2あたりを選択して、英語の感覚を養うのがおすすめです。

スピードラーニングアルファに向いている人・向かない人

自分なりに工夫できる人にはおすすめ

今回2ヶ月間の体験で感じたことは、スピーラーニング・アルファ、ただ聞き流すだけでは英語は話せるようにはならないという点です。

スピードラーニングアルファを実際に体験してみて、最初の段階で真っ先に思ったのが、すべての人が英語を聞き流すだけで話せるようになる“万能の英語教材ではない”という事を実感しました。

実際にスピードラーニングアルファを活用して試してみて思いましたが、聞き流すだけで覚えられるという宣伝文句は、ちょっといろいろ補う点が必要だと思います。

目的意識・テーマを持って聞かないと話せるようにはならない。

スピードラーニングアルファを最初の一週間は、宣伝文句通りに何も考えずに聞き流してみましたが、特に実感するような効果は感じる事はできませんでした。

1週間頑張ってスキマ時間で、英語を聴くようにしましたが、特に英語がスキルアップしたという実感もありませんでしたし、なにが頭に入っているかもよくわかりませんでした。

そこで、2週間目からスピードラーニングアルファを聞く際に、自分自身で“テーマを設定して聞く”ということを始めてみました。

例えば、Pleaseの使い方を覚える、Doの使い方を覚える、お店での注文の仕方を覚える、など自分でなんとしてもクリアしたいテーマの設定です。

その結果、英語のイメージが多少なりとも掴めるようになりました。おすすめの学習法は、単に聞き流すのではなく、テーマを持って聞くということがとても大切な要素だと知ることができました。

スピーラーニングの単元の「丸暗記」ではなく、英語を理解するために聴く。

スピードラーニングに限らずですが、学習用CDを聞いていると、次にはこのセリフがくる、この単語が出てくるという、応用のできない「ただの丸暗記」になってしまいがちです。

英語の理解ではなく、CDの丸暗記になってしまうと、そのCD限定の英語力になってしまいます。

日常のシーンにおいて、適切なタイミングで適切な英語が出てくるためには、しっかりと英語を理解する必要があります。

しっかりと自分がどのシーンでどういった単語を使いたいかという目的意識を持って、聴くことが大切だと感じました。

ある程度の英単語を覚えていることも大切

スピードラーニングアルファには、フランス語やドイツ語も用意されていますが、レベルの一番低いところを聞いてもなんのことだかさっぱり理解ができません。

しかし、英語であれば理解することができます。

これは学生時代に英単語や文法を勉強していたからこそ理解できるのであって、なんの予備知識もない言語(フランス語・スペイン語)と日本語と交互に聞き流しても、完全に理解するのは難しいです。

単に聞き流すだけですべてを覚えられるということの下地には、事前に単語の意味や文法をある程度理解しているという前提となります。

スピードラーニングアルファだけで英語をマスターするというのは無理で、しっかり机上で単語・文法構成なども理解することで理解が深まるということを強く感じました。

リスニング能力・スピーキング能力を高めるにはおすすめの教材ですが、新たな単語を覚えたり、細かな文法などを理解するには別のアプローチが必要そうです。

スピードラーニング・アルファに改善してほしいこと

設問ごとのリピートができない

アプリ版のスピードラーニングアルファに改善してほしいことは、細かい設問ごとのリピートができないという点です。

スピードラーニングアルファは、様々な分類・セクションに大別されていて、音楽で言うアルバムCDのような感覚で、10個くらいの設問がまとまって一つのセクションになっています。

スピードラーニングアルファではセクションまるごとのリピートはできても、聞きたい設問ごとにリピートをすることができません。ひとつの設問をくり返し聞くためには、都度スマホ画面での操作が必要になりますので、かなり不便です。

1つの設問は平均で5分前後なのですが、たった一回聞き流しただけでは到底覚えるのは無理なので、設問ごとにリピート機できる機能は搭載してほしいです。

再生中に英語が途中でブツブツ途切れる

スピードラーニングアルファは、変なタイミングでブツブツと再生している音が途切れます。

音楽CDなどで、音飛びがあるとかなり気になりますが、スピードラーニングアルファも同じで、再生中に音飛びや途切れがあると、それが気になってしまって気がそれてしまうのです。

通信環境のせいかと思い色々とテストしてみましたが、Wi-Fi環境でも、モバイルデータ環境でも、必ずブツブツと途切れます。AppStoreの口コミレビューでも同様の途切れるということが指摘されていたので、おそらく他のユーザーも気になっている点なのだと思います。

再生中に早送り再生ができない

スピードラーニングアルファでの再生は通常速度のみでの再生です。

あえて早送り再生することで、難易度をあげたい場合、一回全体の流れを掴みたい場合などに、早送り再生ができれば便利だと思います。

5秒戻りしかない

英語を聞いていると、どのような発音をしているか振り返ったり、なんども聞きたいやり取りが出てくる場合があります。

その際に、スピードラーニングアルファに用意されているのは、5秒戻りのボタンだけです。

1分戻りや15秒戻りなどがあれば、より効率よく学習ができると思うので是非実装してほしいと思います。

是非、音飛び・リピート機能については改善してほしい点です。

スピードラーニングアルファとどういう向き合うか・継続するかの考察

スピードラーニングアルファは、継続して現在も学習中です。

現在感じているのは、スピードラーニングアルファに何を求めて続けていくかという点です。

特に、TOEICや英検など受ける予定もありませんし、海外旅行の予定もいまのところありません。

自分のスキルアップとして学習していますが、どの程度自分がレベルアップをしているかを確認するツールもありませんので、見える化がされていないとモチベーションを保つことが難しくなる可能性も感じています。

総学習時間を表示したり、バッジやランクを設定するなど、努力の痕跡が見えるようなマイページがあってもいいのではないかと思います。

スピードラーニングアルファはおすすめなのか?

スピードラーニングアルファは、英語に興味がある場合はやってみる価値はあると思います。

特に、リスニング能力を伸ばすには良いツールだと思います。

ここまで2ヶ月試してみて感じたのは、頭で思っている日本人のカタカナ英語と、リアルな英語は全く違うという点です。しっかりリスニング能力を高めたい場合はやってみる価値はあると思います。

月々3900円(税別)となっていますので、4104円で1ヶ月利用することができます。解約したり、途中休止もマイページから自由にできます。

まとめ

もう少し続けてみます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です