【詐欺!】中国からの電話に出てしまった!料金はかかる?

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「中国から電話に出てしまって料金が心配」という声が増えています。

結論、中国からの電話にでても、通話料金はかかりません。

詐欺・嫌がらせが目的なので、折り返しも不要です。

詳しく解説していきます。

なぜ、中国から電話がくる?具体的な仕組みは?

中国からの詐欺電話は、日本にいる中国人をターゲットにしたものが多いです。

スマホで着信した場合、中国の国番号+61がつきます。

出てしまっても料金はかかりませんが、からまれると面倒なので無視してください。

固定電話の場合、電話にでて通話するまでわからない事もありますが、中国語が聞こえたらガチャッと切ってOKです。

もし出てしまった場合、下記のような詐欺が展開されます。

中国語のガイダンスが流れる

電話では、中国語でガイダンスが流れることが多いです。

中国警察・中国大使館からというテイになっています。

大事な料金支払いのお知らせがあるのでオペレーターと通話できる方はを押してください。

と言われるので、多くの人が押します。

オペレーターにつながると、

「ビザに問題が発生した」「中国であなたの口座が詐欺に使われている

「還付金があるが送金するためにお金が必要」

などと、適当な理由をつけて支払いを求められます。

ニュースでは中国人の被害が報じられています。

9月30日 50代女性が中国警察を名乗る人物に騙されて3600万円の被害

11月18日 30代の宮崎県在住の中国人女性が100万の被害

12月4日 20代中国人留学生が1600万の被害

オレオレ詐欺の中国版のような感じです

この詐欺は中国語で展開されるので、中国語が分からない人はターゲットではありません。

そして、詐欺目的ではなく、日本人向けの単純な嫌がらせ電話もあります。

単純な嫌がらせ

日本人向けの嫌がらせ目的の電話にでると、

「中国語で文句(クレーム)を言ってくる」「無音」

「出たら切るを繰り返す」

など、悪質な迷惑電話が繰り返されます。

おもに、社会問題へのクレームが動機とされています。

からといって、一般家庭・お店などにかけても何の解決にもならないと気づいているのか謎ですね。

国際ワン切り詐欺

中国からワン切りだけしておいて、着信を待っているパターンもあります。

これも営利目的の電話で、日本からの着信料で儲ける手口です。

おもに、電話会社と結託している国際詐欺とされています。

この場合、かけ直してしまうと高額な通話料がかかります。

もし、着信が気になったとしても、絶対にかけなおさないようにしましょう。

電話にでてしまったらどうなる?

中国からの電話にでてしまった場合、想定されるリスクは以下の通りです。

次の詐欺ターゲットになる

「相手にしてくれる」「詐欺にかけやすい」と思われてしまうと危険です。

新たな詐欺のターゲットとされてしまい、あらたな詐欺電話・メールなどがくるリスクがあります。

そうなると面倒なので、まともに相手をしないようにしましょう。

通話料がかかることもある

中国からの電話にでても、料金はかかりません。

しかし、例外もあります。

例えば、海外渡航中・もしくは受けた側が通話料を支払う発信などがされている場合には、料金を支払わなければいけないこともあります。

電話をとっただけで料金を支払うことになる「着信料」というものです。

暇だから、電話をとったあと切らずに放置して料金払わせてやろうと考えると、痛い目にあうかもしれません

中国からの電話、正しい対処方法

絶対に折り返し電話しない

中国からの着信履歴があっても絶対にかけないさないようにしましょう。

折り返しで電話すると、こちらに通話料金がかかります。

キャリアごとの中国宛の通話料金は以下の通りです。

・ドコモ、中国宛の電話 30秒49円

・au、中国宛の電話 30秒55円

・ソフトバンク、中国宛の電話 30秒99円

・固定電話 6秒14円

※記事執筆時のデータです。

かけ直す場合の、通話料は確実にこちらに請求されるので、注意が必要です。

無視が基本

中国からかかってきた電話は、無視が一番です。

彼らは、手当たり次第に電話をかけています。

どこにかけたかも理解していませんので、無視をしていれば、他の人に順番が回っていきます。

ただ、なにかしら執着されるような対象となっていた場合、何度かけてくることもあります。

しかし、ひたすら無視していればいずれ止まります。

根本的な対策とは

無視をし続けても、やまない場合には根本的な対策をおすすめします。

電話会社に相談して着信拒否設定などの対策をしておきましょう。

国際電話を着信拒否にする

契約中のキャリアに相談すると、国際電話を着信拒否にするオプションをつけることができます。

多少、月数百円の料金がかかりますが、不快感を取り除きたいだという人にはおすすめです。

お客様センターは157、通話は無料です。

スマホ機能で簡易的な着信拒否にする

もし、コールセンターでオプションを付けるまでもないという場合、

また、スマホの端末操作でも簡易的な着信拒否は可能です。

Androidスマホの場合は機種ごとに違うので、WEBページなどを参照してください。

iPhoneの場合は以下の手順です。

電話アイコンをタップする

ホーム画面から緑色の受話器マークをタップします。

中国からの着信番号を表示させる

電話番号を表示させます。

電話番号の横にある(i)をタップ

(i)インフォメーションボタンをタップします。

この発信者を着信拒否をタップ

該当の番号を着信拒否リストにいれましょう。

「不明な発信者を消音」すると着信音が鳴らなくなる

もし、特定の電話番号ではない場合には、着信音を鳴らさない設定にすることも可能です。

「設定アイコン」>「電話」>「不明な発信者を消音」をONにすることで、電話帳に登録されていない着信があっても、スマホは鳴りません。

わざわざ、キャリアのオプションまではつけたくないけど、どうにかしたいという方にはおすすめです。

固定電話の相談窓口/詐欺相談窓口はコチラ

国際電話不取扱センター

固定電話で中国からの国際電話に困っている場合、国際電話不取り扱いセンターを利用しましょう。

固定電話で中国からの電話にお困りの方は、国際電話の機能を停止させる国際電話不取扱センターがあります

海外との電話が不要な方は、発信・着信を無償で休止できます。

国際電話不取り扱いセンター 0120-210-364(通話無料・平日9:00-17:00)

警視庁ホームページでも、この方法が推奨されています。

引用:警視庁ホームページ

詐欺相談ダイヤル

中国からの電話にでてしまった、相手をしてしまった場合の対処方法をご紹介します。

詐欺専用ダイヤルに電話をすると、プロである専門家に無料相談できます。

相談内容に応じて、適切な動き方・相談窓口を案内してもらえます。

まず、詐欺の可能性がある話に乗ってしまった場合には詐欺相談ダイヤルがおすすめです。

詐欺相談ダイヤル #9110

警察でも、電話de詐欺相談ダイヤルが解説されています。

電話de詐欺相談専用ダイヤル:0120-494-506(午前8時30分から午後5時15分まで/平日のみ)

もし、対面で直接話をしたい場合には最寄りの警察署でも、相談が可能です。

NTT東日本迷惑対策センター

また、NTTでも中国からの電話の迷惑対策センターが用意されています。

NTT固定電話を利用中の方は、利用してみてください。

外国からの迷惑電話にお困りのお客さまからのお問い合わせ・ご相談をいただくための窓口は以下のとおりです。

NTT迷惑電話対策センター0120-325-263 平日・土日祝日9:00~17:00(年末年始除く)

中国に親戚・友人・取引中のビジネスがある場合、まるごと拒否は難しい事もあります。

ただ、生活や仕事で海外と関わりががない場合には、着信拒否設定をすることで根本解決ができます。

また、スマホ操作で着信ブロックできることもあります。

電話番号がわかっている場合、通話拒否リストにいれることで、電話がならなくすることができます。

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