【近未来のiPhoneまとめ】確実に起こるAppleによる時代の革新

スマートフォンの登場によりガラケーが飲み込まれていったように、Appleではより便利で快適な世界にするために、様々な既存技術にかわる、新しい技術の開発が進んでいます。最近では新商品が発売されても、「新商品と言ってもディスプレイが大きくなっただけ」
「どの機種も似たような見た目であまり変わり映えしない」
など、一部ユーザーの声には停滞感も漂っています。しかし、その声とは裏腹に、スマホ本体や周辺機器に関しては、新しい技術の開発は進み、徐々にその姿を変化させていっています。

そして、当たり前にあったものをなくする新たな技術が実現直前の段階まで進んでます。今回は、近い将来確実に実現する新しい技術について紹介していきます。

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iPhone充電の完全コードレス化/Lightningケーブルの廃止


引用:https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-06-21/why-apple-s-airpower-wireless-charger-is-taking-so-long-to-make

有線の充電ケーブルは近い将来姿を消すことになりそうです。事実、専用のマッドにiPhoneなどを置くだけで充電できる「AirPower」というマッドが実現直前の段階まで進んできています。

「AirPower」が世間に広く普及する事は、いままで慣れ親しんだLightningケーブルの廃止を意味しています。

すでに発売中のiPhoneXやiPhone8に関しても、コードレス充電に対応していますが、充電速度は有線充電よりも遅く、完全にコードレス充電のみで使用していく事は、不便があります。

もし、無線で高速準電できるAirPowerが実現されれば、コードレス充電でのスピードは高速化され、Lightningケーブルの有線充電は不要になりそうです。

そして、AirPowerはiPhone専用ではなくAppleの周辺機器でも利用できるという事も、覚えておく必要があります。

専用充電器が必要だったApple周辺機器のAirPodsやApple Watchなども、同じAirPowerのマット上で同時充電が可能となるのです。

日常的にApple製品を使っているユーザーの場合は、ほぼ、すべてのAppleアクセサリの充電コードが家からなくなり、充電はAirPowerだけで完結するになりそうです。

なお、AirPowerの発売時期ですが、2018年秋での発表は難しいと思われていますが、2019年・2020年までには、実現しそうです。

AirPowerが発売されれば、自宅や職場から数々のコードと充電端子が姿を消すとともに、iPhone本体からも有線充電用の端子も消え去ることとなります。

そして、次の世代のiPhoneにおいては、新商品の箱からは充電コードが姿を消すことになります。

ついに、世の中のiPhoneユーザーから有線での充電が姿を消し、コードレス充電が標準化される近い将来には、やってきそうです。

その背景として、利便性の向上だけではなく充電端子の規格の問題もあります。

すでに何年も前から、一部団体からは、独自規格のLightningケーブルではなく、Type-C充電器に変更するよう圧力がかかっているからです。

充電端子は、共通なほうがユーザーの利便性が高いという事が背景にあげられています。

Type-C搭載したiPhoneを見ることになるのか、充電端子がないiPhoneを見るのが先か、期待が高まります。

追記

2019年にAppleは技術的に解決できない壁があるとして、AirPowerの開発の中止を発表しました。

AppleがAirPowerの開発・発売を諦めた衝撃

iPhoneが車のカギになる/スマートキーの廃止・エンジンスターターの廃止


引用:https://carconnectivity.org/

iPhoneで車のエンジンがかけられる時代がやってきそうです。

世界的に有名な自動車メーカーや電機メーカーが、技術の実現にむけて新しい団体が設立されました。

この規格に賛同するのは自動車メーカーからは、トヨタ、スズキ、ホンダ、フォルクスワーゲン、BMW、ベンツ、アウディなど世界の主要自動車メーカー。

電機メーカーからは、Appleをはじめ、サムスン、LG電子、HUAWEI、HTC。機械メーカーからは、、三菱電機、アルプス電気、パナソニック、パイオニア、デンソー、など各業界においてトップシェアを誇る主要な会社が参加しています。

車のスマートキーの持ち運びは、常に紛失の心配を伴い、ポケットやバッグの荷物としてかさばることから、スマホが車のキーになれば利便性は飛躍的に高まりそうです。

実際に、2018年6月に行われたWWDCにおいては、車のカギをスマートフォンに設定するための業界標準規格「Digital Key Release 1.0」が発表されるました。


引用:https://carconnectivity.org/members/

なお、さらに中心的な役割を果たす会社の中では、次の仕様である「Digital Key Release 2.0」の開発も進められているという情報も入ってきています。

同団体は、スマートフォンと車載オーディオの連携させる技術である「MirrorLink」を実現した実績があることから、実行力のある組織として考えらえており、「Digitalkey」に関しても現実的な未来として考えられています。

スマホが車のカギになる機能はテスラが既に実現済み


引用:https://www.tesla.com/jp/models

なお、この注目の機能ですが、すでに「独自規格」としては、時代に先駆けてテスラが実現しています。
テスラの例では、スマートフォンでのアプリ管理により、テスラIDを認証し、専用アプリを使う事で下記の機能を実現しています。

以下は、テスラホームページに掲載されているスマホキーでできることをまとめたリストです。

キーレスドライビング
キーがなくてもドアロックを解除し、運転をすることができます。

航続距離の確認
現在の航続距離、充電状況を確認し、充電完了のお知らせを受け取れます。

空調コントロール
遠隔操作でルーフを開閉したり空調コントロール システムを起動できます。

GPSロケーション
駐車した場所を確認できます。

バレーモード
バレーパーキング利用時に、車両へのアクセスを制限できます。 (タッチスクリーン上のすべての個人情報を非表示、最高時速とパフォーマンスを制限、貴重品を守るためにフロント トランクとグローブボックスをロック。)

引用:https://www.tesla.com/jp/support/android-and-iphone-app

ご覧いただいたように、単純にスマートキーとしてエンジンON/OFFの役割を果たすだけでなく、スマートフォンのディスプレイやGPSを活かして、様々な付加機能をつける事に成功しています。

なお、ここで強調しておきたいのはテスラが採用しているのは他社互換性がない独自規格という点です。

スマホのOSアップデートには対応できるのか、スマホの機種変更には対応できるのか、スマホ側と予期せぬトラブルがあった場合はどうするのかなど、不安が伴います。

しかし、世界でシェアを誇る、名だたる自動車メーカーとスマホメーカーが手を組んだ互換性のある共通規格として、この技術が標準化されれば、多くのユーザーにとっては、アップデート対応の心配もなく、標準サービスとしてディーラーでの相談も可能になり、大きな恩恵を受けることは間違いなさそうです。

なお、セキュリティに関しても、スマホからの操作や、認証作業が必ず必要になるなど、万全の対策がとられているようです。

また、シェアリングエコノミーの時代において、車もシェアするものの筆頭として考えられています。

車をシェアするにあたっては、セキュリティが大きな問題となっていることからDigitalKeyの技術がリリースされれば、新しい時代の推進力となりそうです。

なお、スマホも無くす可能性があると思います・・という声もありますが、スマホは大事な情報が入っていますし、連絡もはいることから肌身離さず持ち歩く人が大多数と言えるでしょう。

また、万が一紛失した場合でも、GPSも付いていることから、車のキーよりも、見つかる確率が高いということも添えておく必要がありそうです。

iPhoneの全画面化が標準仕様に/ホームボタンの完全廃止

iPhoneXplus
引用:https://bgr.com/2018/06/22/iphone-x-plus-release-date-soon-6-1-inch-iphone-image-exclusive

iPhone7でイヤホンジャックを廃止、iPhoneXでホームボタンを廃止。

はじめてホームボタンを廃止したiPhoneXでしたが、ホームボタンの廃止による大きな不具合もでず、評判も上々だったことから、2018年度に発売されるiPhoneのラインアップからは、すべてホームボタンがなくなることが確実です。

なお、iPhoneXの発売された2017年度の新機種のラインアップには、ホームボタンを有しているiPhone8/8plusがありましたが、年度の新機種のラインアップすべてからホームボタンがなくなるのは、2018年度が初めてです。

現時点では、iPhone8が、ホームボタンを有している最後のiPhoneになりそうです。

なお、新興国向けにiPhone6sの生産があらたに開始されたという報道にもある通り、新機種のラインアップからホームボタンを有している機種がなくなったというだけで、まだまだホームボタンの人気根強く、慣れ親しんだホームボタンのあるiPhoneの活躍は続きそうです。

慣れ親しんだ規格が廃止になるのはちょっと悲しいよね。

でも、慣れてすぐに当たり前になっちゃうのよね。

技術革新が進んで世の中がどんどん変わっていきますね!

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