さくらサーバー「Service Temporarily Unavailable」のエラー即時解消方法

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運営しているホームページを閲覧しようとしたところ、長い英文のエラーが、全文は下記の通りです。

エラーの表示のあとは、F5ボタンを連打しても、時間をあけてみても、一切の閲覧ができなくなりました。

今回はこの即時解消方法について書いていきます。

Service Temporarily Unavailable エラー解消方法!

Service Temporarily Unavailable.
The server is temporarily unable to service your request due to maintenance downtime or capacity problems. Please try again later.

まずは、メッセージの和訳は以下の通りです。

サービスは一時的に利用できません。
メンテナンスのダウンタイムまたは容量の問題により、サーバーは一時的にリクエストを処理できません。後でもう一度やり直してください。

つまり、サーバー側が正しくデータを送信できなくなっている状態を意味しています。

なお、メッセージには「利用できない!」という事実のみが書いてあり、原因や対処方法については言及していません。(原因とかも書いてほしい・・・)

エラーメッセージの原因とは?

結論から言うと、私の今回のケースは転送量超過が原因だったようです。

原因となる行動ですが、サイトのお引越しのため、前日にサイトデータを丸ごとダウンロードしていました。

おもに、趣味で撮影した風景などの高画質写真が多くあったため、転送量は3GBを越えていました。結果的に転送量超過とみなされたようでした。

同一アカウントで管理サイトも閲覧不可!

今回、驚いたのは、エラーが発生して見られなくなるのは、同一IDで管理している全てのサイトという点です。

さくらサーバーのスタンダードコースを利用して複数のホームページを運営していましたので、全てのホームページがエラーで閲覧不可となっていました。

サイトが違えど、契約者が同じなので同じ転送量の括りという理由のようです。

長い事、さまざまなサーバーを使用してサイト運営をやっていますが、このようなエラーは初めてです。さくらサーバーって制限かかりやすいのかしら??

今回は初めてのエラーだった為、要領がわからず全然繋がらないサーバー会社に電話(30分待ったが結局つながらず諦めた・・・)、メールをしたりしました。

しかし、全く返答はなく、ぐぐりまくった結果、コントロールパネルから即時解決できる方法があったので、紹介いたします。

サーバーの公式サイトを確認しましょう!

Service Temporarily Unavailable
The server is temporarily unable to service your request due to maintenance downtime or capacity problems. Please try again later.

503 Service Temporarily Unavailable

一時的にウェブアクセスが集中している、CGIプログラムが誤作動を起こしている、アクセス転送量が多い場合などに表示されるエラーです。

以下についてご確認ください。

  • 時間を置いて接続する、アクセスが少ないと思われる時間に接続する
  • SSH接続が可能な場合は、設置しているCGIプログラムについて、動作不良プロセスがあるかどうか確認する
  • 転送量の多いコンテンツ ( 音声ファイルや動画など )を見直す

さくらサーバー公式ページhttps://help.sakura.ad.jp/

転送量の目安についても公式ページで以下のような記述がありました。

9.1. 転送量(目安)

プランごとに想定されている転送量の目安です。

※ お試し期間中はプランに関わらず、目安より低い値で転送量が制限されております。

※ コンテンツダウンロード中にブラウザ側から中断を行った場合は、すべて転送したものとして扱われます。

目安値を大きく上回る、または短時間に転送量が大きく増加した場合、「503 Service Temporarily Unavailable」等のエラーが表示されます。
エラーの詳細はこちらをご確認ください。

  1. ライト 40GB/日
  2. スタンダード 80GB/日
  3. プレミアム 120GB/日
  4. ビジネス 160GB/日
  5. ビジネスプロ 200GB/日

さくらサーバー公式ページhttps://help.sakura.ad.jp/

私の場合はスタンダードを利用していたので、1日80GBがひとつの目安のようです。

80GBも転送していないんだけどなぁ。。

さくらの503エラー「Service Temporarily Unavailable」の解決策は電話かメール?

Service Temporarily Unavailableは、上記のとおり急激に転送量がUPしたり、規定を越える転送量があった際に、サーバーダウンを防止するエラーのようです。

さくらサーバーの公式ヘルプを見るとメール問合せか電話0120-775-664をしてくれと書いてありました。ただ注意書きには、大変混雑し繋がりにくくなっております。の文言が表示されていました。

実際に電話をかけてみましたが、15分待てど、30分待てど、全く繋がりません。こちらは、クライアント様のホームページデータの閲覧にさえ支障が出ているので、必死なわけです。

今度はメールを送信してみました。しかし、回答までには、2営業日~3営業日かかります。との表示があり「待ってらんないよ!」状態です。

ホームページ閲覧不可になり、営業活動に支障が出た場合は、こちらに責任が回ってきてしまいます。

調査の結果、「Service Temporarily Unavailable」エラーを即時に解決する方法が見つかった。

https://secure.sakura.ad.jp/rscontrol/
こちらから、ログインします。

ログイン画面左側のパネルのリソース情報をクリックします。

画面下部、リソースブーストの[ 有効にする ]をクリックします。しばらくするとリソースブーストがONになり、上限値が緩和されサイトが即時閲覧できるようになりました。

リソースブーストという機能があるのであれば、電話やメールとかいう前に一番に書いて欲しかったような気がします。

なお、リソースブーストには有効期間があります。

リソースブーストの有効期間

リソースブーストは、有効にしてから2日後の24時まで有効です。

確認画面で有効日時をお確かめの上、ご利用ください。
また、この機能は1度使用すると、次に使用できるようになるのは14日後になります。

さくらサーバー公式ページhttps://help.sakura.ad.jp/

なお、こちらの機能は期限付きのブースト機能のようです。日常的にサイトのエラーが続くようであれば、転送量に余裕のある上位プランかサーバー移行も視野にいれてもいいかもしれません。

Service Temporarily Unavailable.がないサーバー

もし、頻繁にエラーがでて困っている場合は、下記のサーバーがおすすめです。

さくらサーバーとそんなに価格が変わらないのにコスパ抜群です。

私自身、移行してからエラーがでなくなりました。

 

まとめ

コントロールパネルのボタンひとつで解決するなら、最初から制限をかけないでほしいです。

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