2020年9月7日に、シャープが「新型コロナウィルス抑制」に効果が得られたと発表しました。テレビ・新聞などの大手メディアも、続々と報道しています。
我が家でも、シャープの空気清浄機が稼働しており、「無意識のうちにコロナ対策できてたんだな」と言って、小躍りしていましたが、フタを開けてみると、どうやらそんなに簡単な話でもなかったようです。
(現実レベルとかけ離れた)プラズマクラスター実験
「こりゃ、シャープの空気清浄機売れるね~」と家族が言っていました。
確かに、このご時世に「ウィルス抑制」は最も効く言葉かもしれません。しかし、しっかりと記事を読み込んでみると、少し疑問を感じる点がありました。
小型容器に(超濃度プラズマクラスター)を放出した点が疑問
【今回の実験道具】
- 3リットルの小型空間
- 業務用の高濃度プラズマクラスター発生装置
むむむ、この実験なんか変じゃないですか??
そう、一般的には広い部屋に市販の空気清浄機を置いて利用します。
しかし、実験では「3リットルほどの超小型空間」に「業務用の大容量プラズマクラスター発生機」を使用したという、現実的にはありえないシチュエーションとなっています。
日ごろ、自宅やオフィスで使用している濃度とはかけ離れた数値での実験という事がわかります。
以上の事から、「コロナにプラズマクラスターが効果あり」というのは特異なシチュエーションでのみの証明されたという事でしょう。
それでは、実際の家電製品はどうなのでしょうか。
シャープがコメントを発表していました。
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