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ボトルを購入してスーパーの水素水サーバーの水を3カ月毎日飲んでみる。
水素水が、体内で病気の原因となる活性酸素を除去する。
「日常的に飲用することで、健康な日々を過ごすことができる」というキャッチコピーを目にして、これは、ぜひ一度試してみようかという気持ちになった。
水素水と一言で言っても種類は様々なようで、スーパーの水くみコーナーに設置されている水素水サーバー、コンビニの水売り場に置いてあるパウチ式の水素水、普通の水に入れておくだけで水素水にしてくれるという機械も販売されていた。
どれを選んだかの選考過程であるが、水売り場に置いてある1本150円ほどのパウチ式水素水はなんとなく新鮮さに欠ける気がした。
また、水素水を生成する機械は2万以上とお値段も高額だった。
最終的には、スーパーに設置してある水素水サーバーにしたのだが、水素水サーバーに貼ってあったPOPの売り文句が「できたての水素水!」だった、またお値段も1本100円以下という事で、コスパも良い事が決め手となった。
テレビやメディアで騒がれている水素水、実際に試してみた。
私が今回試したのは、近所のスーパーに置いてあるウェルテック社の水素水メーカーで汲んだ水素水だ。
水素水カードのコスト
注目のコストであるが水素水カードが1枚2000円(税別)、有効期間は30日で、1日500mlの水素水を3杯まで汲むことができる。
つまり、カード一枚あれば、一か月間に3杯×30日で90杯の水素水を汲むことができる。
水素水ボトルのコスト
そして、水素水のボトルも1本500円で購入しなければならない。
しかも、1日3杯汲むので3本購入したので、ボトル代は1500円(税別)かかった。
ちなみに、水素水のボトルキャップには水素を逃さないように特別なパッキンが施してあった。
飲み口は特に普通だが、内部構造も普通のボトルとは少し違うように感じられた。
今回は3ヶ月に渡って、水素水を飲み続けてみた。
半信半疑ではじめてみたが、どういった効果があったのか、何か変化があったのかなど実験結果として書いていきたいと思う。
味は美味しい水素水、まろやかで軽い。
実際に自宅で飲む時にボトルをあけると「プスーッ」という、炭酸が抜けるような音がしたので、実際に中には水素が入っていると感じられた。
まずは肝心なのは味だ、一口飲むとまろやかで軽い口当たりだ。
そして、いつもペットボトルのKIRIN「アルカリイオンの水」を飲んでいたのだが、飲み比べてみた所、水素水のほうがまろやかで美味しいと思えた。
特殊なフィルターから抽出して水素がはいっているという事実や、健康改善効果などを一切抜きにして、単純に「味だけ」で比較したら水素水の方が美味しかった。
ただ、味覚を研ぎ澄ませて水素水を飲んだ時の感覚という事を補足しておく必要があるだろう。
普段のように、テーブルの上に置いてあった場合は、普通にごくごく飲んで、咽の渇きを癒すというものであり、特段振り返って水のラベルを気にしたりするほどの味の差はない。
しっかりと水素水である、という事を認識して気にして飲んだ時に、言われてみると「まろやかで軽い」という印象であり、確実に水素水です!と、断言できるほどの味の違いはなかった。
それでは、体調の変化・ダイエット効果などはどうだろうか。
水素水を飲んで体調の変化はあったか?
結論から言うと、特別良くなったわけでも、悪くなったわけでもない。
劇的に体調が回復するとか、そういった種類の商品ではないが、飲み続けるとなんとなく身体にいいのかな?くらいの印象である。ただ上述の通り、味に関してはミネラルウォーターよりは軽くて美味しい印象だ。
水素水を飲んで、痩せる? ダイエット効果があった?
私の場合は、水素水を飲み始めてから1キロほど体重が減った。
ただ、それは中に入っている「水素」のおかげというつもりはなく、その根拠はハッキリしている。
それは、いつも飲んでいた缶コーヒーやジュース(清涼飲料水)を水素水に置き換えた為、単純に摂取カロリーが減ったからである。
昔から、清涼飲料水や缶コーヒーには、角砂糖が10個分以上入っているものも少なくない。一時の、清涼感や気分転換を求めて、知らず知らずのうちに砂糖の塊を身体に取り込んでしまっていたが、水素水には、そういった心配は一切ない。
たまに、水をジュースのレベルまで甘くするにはどのくらい砂糖が必要だったんだろうという事を考えると、これまで摂取してきた砂糖の量がいかに多かったと考えずにはいられない。
最初は物足りなさもあるが、身体がジュースを欲しなくなるので、缶コーヒーや清涼飲料水を水素水に置き換えることで、ダイエットをしてみるのもいいかもしれない。
砂糖の摂取量が減り、血糖値が乱高下しないので、気分も安定し、いい一日が過ごせるだろう。(砂糖がなくなった不足分のカロリーは、ご飯を少し多めに食べればいいだけだ。)
水素水を飲むと疲れがとれる?変わらない?
水素水によって、劇的に疲れが改善するという印象はない。
水素の気体が抜けないような、水素水専用のボトルがあるのだが、中身が空になっていると、なんとなく飲みたくなる情緒的な感覚である。
例えば、病院の薬のように飲まないと体調が安定しないとか、生活に支障がでるという事ではない。健康に、注意を払っているという感覚になる事はできるので、感覚的な部分で健康になれるというメリットはあるだろう。
水素水のコストパーフォーマンスについて。
最後にコストパフォーマンスについてだ。
ウェルテック社の水素水カードは2000円(税抜き)だ。そして、水素水カードを使用すると一日3杯まで水素水を汲むことができる、有効期間は30日間である。
1日500mlを3杯汲むことができて、30日間ずっと毎日行けば、2000円で最大90杯の水素水を汲むことができるのだが、もし、汲みにいけない日も有効期間のカウントは進んでいく。
もし、出張などで数週間のあいだ留守にしようものなら、実質の有効期限はどんどんすり減ってしまう。
なかば義務的に、毎日汲みに行くのもちょっと時間的な労力的な部分の負担も大きかったように思う。
(店側の言い分とすれば、水素水目当てで必ず来客が見込めるので、ついで買い需要なども取り込むことができるので大きなメリットになるのだ)
たどり着いた検証結果。
最後に本記事の結論であるが、3ヶ月飲み続けた水素水を一旦やめてみる事にした。
メインの飲み水はキリンの「アルカリイオン水」に戻してみようと思う。いちばんの理由は、労力対効果と費用対効果だ。
カードを一回買ってしまえば、毎日スーパーに水素水を汲みにいかないと勿体ないという感覚に陥り、義務的になってしまっていたので、その分の時間と労力が消費されてしまうのである。
また、その労力と時間に対して、思ったほどの健康効果を感じなかったのも理由の一つだ。
一度、水素水をやめてみて、もし体調の変化があった場合は再開する可能性はあるかもしれないが、その時は本ブログで紹介していきたいと思う。
【追記】最新の水素水事情のご紹介
わざわざスーパーまで汲みに行かなくても、自宅で飲める水素水が新発売していた。
こちらは、水素ボトル3本といわず、飲み放題なのだそうだ。
2000円でペットボトル3本だと家族みんなでは飲めないが、飲み放題ならば家族全員で飲んでも問題なさそうだ。
低コストで、外出の労力もなく、ネックはすべて解消できるので、次回水素水を再度試すときはサーバーでも試してみたいと思う。
健康と美容が、この値段で買えるなら安いものだし、ジュース代やアルコール代が浮くので、ランニングコストの面でもプラマイゼロくらいにはできそうだ。
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