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こんにちは、iPhoneSE2の発売を3年以上待ちわびている、無類のコンパクトiPhone好きの管理人です。
ここ最近では、iPhoneSE2の販売の可能性は、すっかり途絶えたと思って諦めていました。
昔は、iPhoneSE2の販売情報を追いまくっていたのですが、最近では信憑性のある情報もなく、トーンダウン気味でした。
しかし、2019年9月4日に大手新聞社によって、あらためて火が灯されました。
火を灯したのは、日本経済新聞。
ガイアの夜明けなど、お固い番組のスポンサーでよくみる日経新聞様です。
東スポではなく、日経新聞ならありえるかもしれないので、具体的に噂を分析・検証してみます。
しかし、この手の噂はでては消えて、何度も期待を裏切られているので騙されないぞ。
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iPhoneSE2の発売は2020年春頃
日本経済新聞によると、iPhoneSE2の発売は来春頃といわれています。
以下、「iPhone廉価版、20年春にも発売へ 米アップル【イブニングスクープ】」というタイトルの記事を抜粋した引用文章です。
米アップルはスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の価格を抑えた新製品を2020年春にも発売することが4日、明らかになった。複数の関係者が日本経済新聞の取材で明らかにした。16年に発売した「SE」の後継機という位置づけで、来春にも発売する。
注目するべきは、記事の述語が断定口調なことです。
しかも、イブニングスクープという見出しもつけているので、記者の方もちょっと興奮気味??な記事になっています。
「発売することがわかった」という文章は、もはやiPhoneSE2の発売は確定事項となっているようです。
日本経済新聞の取材力を信じると、2020年の春にiPhoneSE2は発売されるという事で間違いない?となりますが、ここは鵜呑みにせず、情報をいろんな角度から見ていきます。
それでは、さっそく記事の内容・信憑性を精査していきたいと思います。
iPhoneSE2の画面サイズは4.7インチ・・・?
iPhoneSEの魅力は、4インチジャストのコンパクトなディスプレイでした。
そして、日本経済新聞の記事によると、新型のiPhoneSE2の画面サイズは4.7インチなのだそうです。
4.7インチ・・・?
4.7インチとは、「iPhone6、iPhone6s、iPhone7・iPhone8」など、歴代のホームボタンがついている、慣れ親しんだiPhoneと全く同じ画面サイズです。
iPhoneSEと比較すると、0.7インチもインチアップすることになり、ボディサイズにも影響が及ぶこと必須です。
結局、iPhoneSEの魅力はコンパクトなボディなので、大きくなってしまったら、魅力は半減してしまいます。
iPhoneSE2の魅力は小型サイズだったのに・・・。
iPhoneSE2が、これまでのiPhoneと同じサイズまでインチアップしたら、もはやiPhoneSEではありません。
iPhoneSEは、4インチのボディサイズだからiPhoneSEなのです。
4.7インチの最新端末になるなら「iPhoneSEの後継機ではなく、iPhone8(4.7インチ)の後継機じゃないか!」と僕は心の中で叫びました。
しかし、ふと頭をよぎったのです。
もしかしたら、iPhoneSEのディスプレイの上下の余白をなくして、余白をすべてディスプレイにしたらiPhoneSEの本体サイズを変えずに、インチアップは可能なんじゃないかと。
2018年度の新商品の例でも、iPhone8 Plus(5.5インチ)の余白をなくしたら、おおよそ本体サイズは変わらずに、0.6インチのインチアップが実現して、iPhoneXR(6.1インチ)になった事例があります。
ホームボタンがあるiPhoneの上下の余白をディスプレイにすると、0.6インチほどインチアップしたという前例があったのです。
つまり、iPhoneSE2は大型化しないという希望の光が見えたのです。
iPhoneSE2はオールスクリーンの可能性が大!
iPhoneSEの後継機であれば、コンパクトボディは必須条件です。
そして、iPhoneSEの大型化を計画するのであれば、iPhone8の後継機として発売したほうが、合理性がありますが、あえてiPhoneSEの後継機としていることがポイントだと思います。
以上のことから、本体サイズは変えずにiPhoneSE2はオールスクリーン(全画面液晶)として、発売される可能性が非常に高いと言えます。
余白を削ると、ホームボタンは無くなりますので指紋認証は廃止されます。
指紋の変わりの、生体認証には自分の顔をカメラに向けてロック解除するFaceIDの搭載が有力です。
発売当初は真新しかったFaceIDも、かなり普及が進みましたので、部品調達コストもさがっているはずです。
つまり、廉価版と呼ばれるiPhoneSE2にも搭載できる水準になっているはずです。
ただ、iPhoneSE2に搭載されるのは、最新のFaceIDではないと思われます。
FaceIDにも、認証速度などにおいては、機種の世代により性能差があるのですが、iPhoneSEユーザーが求めるのは、FaceIDのスピードではないので、最低限でいいでしょう。
iPhoenSE2は、Appleの究極の隠し玉!
日本経済新聞の分析によると、iPhoneSE2が発売される理由は、「iPhoneが売れなくなってきている」からです。そして、売れない理由は簡単で、高いからです。
さらに、現状の販売不振に加えて、日本では携帯電話販売のルール改正が行われ、値引きの制限が強化されます。
日本の携帯販売のルール改正は、またの名を「Apple潰しの改正」とも言われており、その逆風を感じ取ったAppleがカンフル剤として、iPhoneSE2の発売を決めたとしても、かなり合理的な決定だと思います。
総務省のパブリックコメントに、Appleが意見書を提出したという事実が、Appleのルール改正に対する危機感を感じることもできます。
新興国では、ほとんどのユーザーがAndroidを使用しており、iPhoneは高嶺の華状態。米調査会社IDCによると、2019年4月~6月のスマホ世界シェアは、iPhoneはわずか10%です。
残りの90%はAndroid端末、いかにiPhoneが手が出にくい端末かを示しているデータです。
そもそも、最近のiPhoneはちょっと高すぎるというのは異口同音に聞かれる言葉です。
iPhoneシェアが高い日本においても、10万を越えるiPhoneはそう簡単な買い物ではありません。
2018年度は廉価版と呼ばれているiPhoneXRでさえ、10万前後でした。
10万が廉価版だと、もはや廉価版といっていいのでしょうか・・・。
iPhoneSE2の、当面のライバルは4万前後のAndroid機種か。
もし、iPhoneSE2が発売されるとなると、ミドルレンジの市場に風穴があく可能性があります。
現状、日本におけるハイスペック市場は、iPhoneの独壇場ですが、ミドルスペックの市場はAndroidに分があります。
Appleは過去に発売された、iPhoneの値下げをして、ミドルスペックのAndroidの対抗馬にしていますが、やはり、ユーザーは気づくものです。
せっかく買うなら過去に発売されたモデルのiPhoneより、最新版のAndroidがいいと。
そこで、満を持してiPhoneSE2が投入された場合は、ミドルレンジ市場でスマホを選択する層にとっては、確実に選択肢のテーブルにのるべき一台になりそうです。
まとめ
日経新聞さんの情報は、確度は高いと思います。
AppleがiPhoneSE2を発売することにした理由として、主なポイントは以下の2点です。
・総務省の販売ルール改正・・・あおりをもろに食いそうなので、iPhoneSE2でミドルレンジ市場を開拓
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